平成7260日目

2008/11/23

【この日の麻生総理】

APEC首脳会議(第2日)

平成20年11月23日(現地時間)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のためペルー共和国を訪問中の麻生総理は、メキシコ合衆国のフェリペ・カルデロン・イノホサ大統領と会談を行いました。

会談では、二国間関係について議論し、麻生総理は今後ともハイレベルの対話を通じて戦略的パ−トナーシップを強化したい旨を述べたところ、カルデロン大統領も同意しました。また、先日のワシントンでの首脳会合で打ち出された具体的行動をAPECとしても実行に移していくことの重要性について、両首脳は意見が一致しました。

会談後、APEC首脳会議の首脳リトリート2が行われ、地域経済統合の促進、企業の社会的責任、気候変動問題、人間の安全保障について各国首脳と議論しました。麻生総理は、気候変動問題について、2050年までに世界全体の温室効果ガス排出量を少なくとも半減するという北海道洞爺湖サミットで共有された目標のAPECエコノミーを含む世界全体での共有を訴えました。また、人間の安全保障については、テロ対策・不拡散問題、海賊対策、感染症対策、災害への備え等の取組が重要である旨を指摘しました。首脳リトリート2終了後、各国首脳は写真撮影に臨み、その後首脳宣言を発表し、APEC首脳会議は閉幕しました。

閉幕後、麻生総理は内外記者会見を行い、「金融危機の後に来ると予想される不況、いわゆる景気回復のために、各国でマクロ経済政策が必要であること、また、アジア・太平洋地域間における金融協力の強化が必要であることを説明しております。」と首脳会議について振り返りました。また、「日本としては、表明したイニシアチブを全面的に実行し、経済を成長軌道に戻して、国際社会への責任を果たして行かねばならぬと考えております。」と述べました。《首相官邸》




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【元厚生事務次官連続殺傷事件】46歳男逮捕

さいたま市南区と東京都中野区で、元厚生事務次官とその家族が相次いで殺傷された事件で、警視庁は23日未明、血のついた包丁などを所持して「元次官を刺した」と出頭した男を、銃刀法違反容疑で逮捕した。逮捕されたのはさいたま市北区、無職、小泉毅容疑者(46)。

調べによると、小泉容疑者は 22日午後9時40分ごろ、東京都千代田区霞が関の警視庁に軽自動車で乗りつけ、庁舎の警備に当たっていた機動隊員に「俺が事務次官を殺した」などと話したという。動機については「昔、保健所にペットを殺され腹が立った」などと供述しているという。

調べに対し、小泉容疑者は「宅配便の仕事をしていたことがある」とも供述しており、警視庁は今後、銃刀法違反容疑で調べるとともに、元厚生次官ら連続殺傷事件についても裏づけ捜査を急ぐ。《産経新聞》

元厚生次官宅襲撃事件で、舛添厚生労働相は23日、「次官を殺した」として警視庁に出頭し、逮捕された無職小泉毅容疑者(46)(さいたま市北区)について、「まだ銃刀法違反容疑での逮捕で、二つの事件の犯人か、はっきりしない。一刻も早い全容解明を捜査当局にお願いしたい」と述べた。神奈川県湯河原町で、報道陣の取材に応じた。

舛添厚生労働相は、「(小泉容疑者と厚生労働行政を)結び付けるような情報は全く入っていない。(犯行動機に)理解できない点があまりに多すぎる」と続けた。《共同通信》

【大相撲九州場所千秋楽】横綱白鵬関、3場所連続9度目の優勝

一年納めの大相撲九州場所千秋楽は23日、福岡市博多区の福岡国際センターで行われ、東横綱白鵬(23)=モンゴル出身、宮城野部屋=が関脇安馬との13勝2敗の優勝決定戦を制し、3場所連続9度目の優勝を果たした。

白鵬と安馬がともに本割で勝って2敗を守り、決定戦は熱戦の末、白鵬が上手投げで勝った。安馬は初優勝は逃したが、26日の初場所番付編成会議と理事会で正式に大関に昇進する。

白鵬は昨年に続き、年間6場所中4度賜杯を抱いた。3場所連続で休場中の横綱朝青龍が次に出場する場所で進退をかける一方で“白鵬時代”の到来を強く印象づけた。《スポニチ》

【この日の民主党】

岡田副代表、斉藤・静岡8区総支部長、浜松で街頭演説

岡田克也副代表は23日、浜松市を訪れ、斉藤進・静岡県第8区総支部長とともに、繁華街で歩いて遊説した後、午後1時から、JR浜松駅北口で街頭演説を行った。会場には、多くの党員・サポーターや支持者が訪れ、演説に聴き入った。

斉藤総支部長は、小・中学生の子育て中の世帯からの「2兆円もばらまくのであれば、自分の子どもが通っている学校を含め、全国の小・中学校の耐震補強工事を行うことが可能になるはずだ」との東海地震に怯える声を紹介し、「麻生首相は全く国民目線を持てていない。定額給付金で多くの国民が喜ぶとでも思っているのか、他にもっと有効な使い道があるはずだ」と聴衆に問いかけた。

また、不況が地元浜松にもおよび、中小企業をさらに支える家庭内・零細企業がこの3カ月間、全く受注がなかったという話を受け、「早急な実のある経済対策を行うべきだ」という主張とともに、「首切りに怯える派遣労働者の雇用対策や住居支援が必要であり、そのためには何としても政権交代を行わなければならない」と訴えた。

岡田副代表は、「麻生首相は100年に1度の金融危機である今は政局よりも政策だと言っていたが、その裏付けとなる第2次補正予算の議論に応じようとしない」と指摘。

最後に岡田副代表は米大統領選にふれ、「変えなければならないとオバマを選んだ人々のように、国民一人ひとりが強い想いと勇気を持てば政治は変わる。一度、政権交代をして民主党に任せて頂きたい。野党になれば自民党も変わるだろう」と支持を呼び掛けた。《民主党ニュース》



11月23日 その日のできごと(何の日)