平成9432日目
2014/11/04
この日のできごと(何の日)
【ウクライナ】親ロ派「元首」ドネツクで就任
ウクライナから独立の動きを強める東部ドネツク州の親ロシア派「ドネツク人民共和国」は2日に実施した「元首」に相当する首長選挙で選ばれたザハルチェンコ氏(38)の首長就任式を4日、ドネツク市で開いた。
タス通信によると、ザハルチェンコ氏は「国民とドネツク人民共和国の利益のため真摯に奉仕する」と宣誓した。就任式後にはポロシェンコ大統領と直接会談の「用意がある」と述べた。親ロ派の選挙を認めない大統領が応じることはないとみられる。
ルガンスク州の親ロ派「ルガンスク人民共和国」も4日、プロトニツキー氏の首長就任式を開催。
両人民共和国は3日に共同声明を出し、ウクライナ政府と「対等の立場」での話し合いなら応じると主張した。《共同通信》
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【阪神・新井貴浩内野手】退団が決定
阪神の新井貴浩内野手(37)が退団することになった。南信男球団社長が4日、兵庫県西宮市の球団事務所で報道陣の取材に応じ、今季で3年契約が切れるスラッガーについて「けさ、あいさつに来た。自由契約で」と話した。
広島に在籍した2005年に本塁打王に輝いた新井貴は、08年に広島からフリーエージェント(FA)権を行使して阪神入り。11年は打点王になったが、今季はマウロ・ゴメス内野手の活躍もあって出番が減り、94試合で打率2割4分4厘、3本塁打、31打点だった。《共同通信》
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今季限りでの阪神退団が決まった新井貴浩内野手(37)は4日、兵庫県西宮市の球団事務所で報道陣の取材に応じた。今季主に代打に甘んじ、来季の定位置が確約されていない中、契約交渉では大幅減俸の提示もあり、自由契約を選択した理由に「最後に競争できる環境に身を置きたかった。年俸とかじゃなしに、もう一回最後に競争をしたかった」と述べた。
和田豊監督は「非常に残念だが、本人の決断なので心から頑張ってほしいと思う」と話した。南信男球団社長は「今までかなりの年俸だった。控えにそこまで出せないとなったが、金額より出場機会なんじゃないか」と語った。《共同通信》
【京都大学】警察官を学生らが取り囲む
4日午後0時20分ごろ、京都市左京区の京都大学で、無断で構内に立ち入った京都府警の私服警察官を学生らが一時取り囲む騒ぎがあった。京大と府警の間には、大学自治の観点から警察官が学内に入る際は事前通告するなどの申し合わせがあったが、守られていなかったという。京大はこの警察官に説明を求め、「事前通告なしに警察官が立ち入ることは誠に遺憾」とのコメントを出した。《毎日新聞》
【この日の安倍総理】
参院予算委員会
安倍首相は4日の参院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査を巡って日本政府代理団を訪朝させたことについて「国家安全保衛部の副部長という人物が世の中に(公然と)姿を表したのは今回が初めてだ」と述べ、意義を強調した。
戦後最悪となった御嶽山の噴火災害については、中央防災会議の下に専門家で構成する「火山防災対策推進ワーキンググループ」を設け、今年度中に総合的な火山防災対策を取りまとめる方針も示した。《読売新聞》
安倍晋三首相は4日午前の参院予算委員会集中審議で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について「基地負担軽減に十分に資する。今後も、できることは全て行うとの考えの下、全力で軽減を進めていきたい」と述べ、実現に向けて努力する意向を重ねて示した。
辺野古沖の埋め立て面積に関しては「(全面返還される普天間飛行場の面積と比べて)3分の1以下となり、大幅に縮小される」と説明。その結果、騒音が大幅に軽減されて安全性が確保されると指摘した。《共同通信》
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安倍晋三首相が4日の参院予算委員会集中審議で、週刊誌やインターネットの記事に基づく自身への野党質問に声を荒らげ激高する一幕があった。審議は一時中断した。
社民党の吉田忠智党首は2007年9月に週刊誌が報じた「3億円脱税疑惑」の記事を取り上げ「時効だが自発的に納税するべきだ」と迫った。
これに対し首相は「今の質問は見逃すことができない。重大な名誉毀損だ」と切り出し「週刊誌記事だけで誹謗中傷するのは議員として恥ずかしい。全くの捏造だ。まるで犯罪者扱いではないか」と色をなし反論した。
吉田氏は「断定的に申し上げたのは申し訳ない」と陳謝した。《共同通信》
【ローマ法王庁】「尊厳死」を批判
ローマ法王庁(バチカン)で生命倫理問題を担当する生命アカデミーのカラスコ・デ・パウラ会長は4日、米西部オレゴン州のブリタニー・メイナードさんが「尊厳死」として死亡したことについて「尊厳というのは自分の人生を終わらすことではない」と批判した。
ANSA通信が伝えた。メイナードさんは末期の脳腫瘍で余命わずかと宣告され、医師から処方された薬を服用し死亡した。カトリック教会では自殺は罪と見なされている。
会長は、自殺は「自分の人生の拒否」と指摘。メイナードさんの行為は「不条理」で「非難すべきことだ」と強調し、自殺に反対の立場を明確にした。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは4日、守備のベストナインに相当するゴールドグラブ賞の受賞者を発表し、29年ぶりにプレーオフに進出してア・リーグを制した青木のロイヤルズから4年連続となる左翼手ゴードン、ともに2年連続の一塁手ホスマー、捕手ペレスの3人が選ばれた。
オリオールズからも3人が選出され、遊撃手ハーディと中堅手ジョーンズは3年連続の受賞。
ナ・リーグでは、カージナルスの捕手モリーナが7年連続7度目の受賞を果たした。初受賞はアがマリナーズの三塁手シーガーら2人、ナがメッツの中堅手レガレス、ロッキーズの二塁手ラメーヒューら4人。
ワールドシリーズ覇者のジャイアンツからは1人も選ばれなかった。《共同通信》
【米中間選挙】ハワイ州知事にイゲ氏
米中間選挙のハワイ州知事選で、民主党候補で日系3世のデービッド・イゲ州上院議員(57)が4日、共和党候補のジェームズ・アイオナ元副知事(59)らを破り勝利した。米主要メディアが報じた。
ハワイ州で日系人が知事に就任するのは、1974年から3期務めたジョージ・アリヨシ氏以来2人目。イゲ氏は、知名度はそれほど高くなかったものの、日系人コミュニティーの支持や好感度の高さで選挙戦を制した。12月1日に就任する。
現地メディアによると、イゲ氏の父方の祖父母は沖縄県出身。父親は第2次大戦中、米国への忠誠心を示し勇敢に戦ったとして勲章を受章した。《共同通信》
【米中間選挙】民主党、歴史的大敗
米中間選挙は4日(日本時間5日)に開票があり、オバマ大統領が率いる与党の民主党は大敗を喫した。野党の共和党は下院の多数派を維持したうえで議席を上積みし、上院では8年ぶりに過半数を奪還した。共和が上下両院を制することでオバマ氏は一段と厳しい政権運営を強いられる。
連邦議会の現有議席は上院(定数100)で民主55、共和45。下院(定数435)は民主199、共和233、欠員3だった。今回の選挙では上院の36議席(辞職などに伴う特別選挙の2議席を含む)と、下院の全議席が改選対象になった。《日経新聞》
【パキスタン】聖典焼却疑いで群衆が夫婦を暴行、殺害
パキスタン東部ラホール郊外の村で4日、地元のキリスト教徒の夫婦がイスラム教の聖典コーランを冒とくしたとの疑いをかけられ、村の群衆から暴行を受けて死亡した。シャリフ首相は5日、「(暴行は)容認できない犯罪だ」と非難し、関係当局に徹底捜査を命じた。地元メディアが報じた。
イスラム教が国教のパキスタンでは、コーランや預言者ムハンマドを冒とくしたとする発言や行為をめぐってたびたびトラブルが起きている。刑法は冒とくした者に対する罪を規定しており、死刑となる場合もある。
地元警察当局者は、これまでに44人を逮捕したと述べた。《共同通信》