平成9433日目
2014/11/05
この日のできごと(何の日)
【プロ野球・正力松太郎賞】ソフトバンク・秋山幸二前監督
ことしのプロ野球の発展に貢献した監督、選手らに贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が5日、東京都内で行われ、ソフトバンクを3年ぶりの日本一に導き、今季限りで退任した秋山幸二前監督(52)が満場一致で選ばれた。西武での現役時代の1991年、ソフトバンク監督として8年ぶりの日本シリーズ制覇を果たした2011年に続く3度目の受賞。賞金は500万円。
秋山前監督は9月中旬から失速しながらも10月2日の最終戦でリーグ優勝を決め、クライマックスシリーズのファイナルステージは日本ハムに4勝3敗で競り勝った。日本シリーズは敵地での第2戦から4連勝し、4勝1敗で制した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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【ブライアン・アダムス】アルバム「レックレス・発売30周年記念版」発売
【民主党、維新の党】ヘイトスピーチ規制で共闘
民主党は5日、維新の党との政策責任者による定例協議で、ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動の規制に向けてまとめた法案の骨子案を説明した。両党は法案の共同提出を視野に協議を加速する方針で一致した。
民主党案は、ヘイトスピーチを想定し「人種等を理由とする不当な行為」を禁止。ただ、罰則は設けない。実態を調査する審議会を内閣府に設置し、首相に意見、勧告できるとした。国や地方自治体には差別防止策の実施を求める。
ヘイトスピーチは、維新の党共同代表の橋下徹大阪市長が対策を検討する意向を示しており、両党の共闘関係を強める狙いがある。《共同通信》
【大阪府警】殺人未遂で66歳「元被告」逮捕
大阪府警は5日、大阪市北区で女性を刺したとして、殺人未遂容疑で、舞鶴高1女子殺害事件で逮捕・起訴され無罪判決が確定した無職、A元被告(66)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は、5日午前8時40分ごろ、大阪市北区兎我野町の雑居ビルで女性(38)を刺したとしている。
府警曽根崎署や消防によると、女性は顔や胸、背中など約10カ所を刺されたとみられる。調べに対し、A容疑者は「ママの上半身を数回ナイフで刺した」などと供述しているという。《産経新聞》
【阪神・建山義紀投手】現役引退を表明
日米両球界で救援として活躍した阪神の建山義紀投手(38)が5日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し、プロ16年目の今季限りでの現役引退を表明した。
米球界から途中復帰した今季は8試合の登板にとどまり、日本シリーズの出場資格を持つ40選手に入れず「潮時かなと思って決断した。寂しいというより、ほっとした気持ちの方が強い」と話した。今後については「指導者になりたいという思いはある」と述べた。
建山は大阪・東海大仰星高などを経て1999年にドラフト2位で日本ハム入り。2004年には最優秀中継ぎ投手となり、11年に米大リーグ、レンジャーズに移籍した。《共同通信》
【プロ野球】契約更改
海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)権を保有する日本ハムの武田久投手(36)が5日、千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、権利を行使せずに残留することが決まった。野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える1億6千万円減の年俸8千万円プラス出来高払いで更改した。
今季は9試合で0勝1敗1セーブと不本意な成績に終わり「来年しっかりやることしか考えていない。抑えを目指さないと僕の中で中途半端になる」と、守護神の役割に強い執着心を示した。
来季はプロ13年目。現役へのこだわりには「やれる自信があるからやめない。まだユニホームは脱ぎたくない」と力強く語った。(金額は推定)
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9月にプロ野球の最年長勝利記録を更新した中日の山本昌投手(49)が5日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4千万円でサインした。来季に50歳を迎える大ベテランは「よくこんな50と契約してくれた。感謝して野球したい」と明るく話した。
10月に右目網膜剥離の手術を受けた。約1カ月トレーニングを休んでおり「もうただの名古屋在住の山本さんだよ」とおどけ顔。回復は順調といい「一つでも多く勝てるように、これまでの知恵を絞ってやっていく」と、今季1勝からの奮起を約束した。
来季は32年目。「とっくに徳俵に乗っかっている。9割方(来季で)引退だよ」と冗談交じりに言ったが、すぐに「今はローテで1年やる気でいかないと。もう一回優勝の喜びを味わいたい」と闘志を燃やした。(金額は推定)《共同通信》
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中日の山井大介投手(36)が5日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを表明。ナゴヤ球場での契約更改交渉で、倍増となる6千万円アップの年俸1億2千万円で、3年契約を結んだ。
13年目にして初タイトルとなる最多勝と最高勝率の2冠に輝いた右腕は「やっぱりこのチームが好き。若いメンバーも増えてきたので、もう一回みんなで優勝を味わいたい」と話し「この年でキャリアハイ(自己最高)は自信になる。これ以上を目指し、チームを引っ張っていけるようにしたい」と続けた。
森野将彦内野手(36)は500万円増の年俸1億7500万円でサインした。(金額は推定)《共同通信》
【競泳・冨田尚弥選手】窃盗行為を否定
韓国の仁川で開かれたアジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴され、日本選手団から追放された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)が5日取材に応じ、競泳会場で見知らぬ人物にバッグを奪われカメラを「入れられた」と主張し、窃盗行為を否定した。韓国での再審請求も検討しており、6日に名古屋市内で弁明のための記者会見を開く。
冨田選手は大会中の9月25日にプールサイドで練習を見ていた際に「後ろから左手を捕まれ、バッグから手を離して振り払った時に変なものを入れられた」と説明。「すぐその場を立ち去った」ため、そのときはカメラだと分からなかったという。《共同通信》
【政府】津波防災訓練
政府は「津波防災の日」の5日、南海トラフ地震など大規模地震で津波が発生したとの想定で、首相官邸に非常災害対策本部を立ち上げる訓練を実施した。愛知県西尾市など3市町から避難訓練の報告をテレビ電話で受けるため、安倍晋三首相らが参加した津波防災会議も開催。政府が中心となって同日に津波防災訓練をするのは初めて。
午前10時、気象庁が訓練用の緊急地震速報を中央省庁や民間企業へ一斉に伝達し、自治体には全国瞬時警報システム(Jアラート)で発信。対策本部に各省の幹部職員が集まり、被災地や交通機関などから情報を集める手順を確認した。3市町では津波からの住民の避難誘導や、支援物資の配布などを訓練した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
中村修二教授と会談
安倍晋三首相は5日午前、青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞の受賞が決まった中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)と官邸で会い、中村氏が開発時に徳島県の日亜化学工業に在籍していたことに触れ「地方で研究している人たちに、勇気を与えていただいた」と功績をたたえた。
首相は祝意を伝えた上で「地方から世界へと(活躍することが)素晴らしいと、みんな気付いた」と強調した。中村氏は「自由に研究できる環境があれば、日本のどこででも、ノーベル賞をもらえるチャンスがある」と応じた。《共同通信》
【韓国】島根県竹島の避難施設建設中止
韓国紙ソウル新聞は5日付の早版で、韓国政府が、日本と韓国が領有権を主張する島根県・竹島(韓国名・独島)で計画していた災害時などの避難施設の建設を中止、入札公告を取り消したと報じた。1日の関係閣僚会議で尹炳世外相が「(安倍政権を)刺激しかねない。日本との外交摩擦を避けるべきだ」との意見を出し、中止が決まったという。
来年の日韓国交正常化50周年に向けた関係改善などを念頭に判断した可能性がある。しかし計画は日本の領有権主張への対抗策として進められた経緯があり、同紙は「波紋が予想される」としている。《共同通信》
【北朝鮮・労働新聞】金正恩氏のつえなし歩行写真を掲載
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は5日、金正恩第1書記が朝鮮人民軍の大隊長らと共に4日、記念写真を撮ったと報じ、金第1書記がつえを使わずに歩行する写真を掲載した。
9~10月に動静が約40日間途絶した後、金第1書記がつえなしで公開活動を行ったのは初めて。足が順調に回復していることを示す狙いがありそうだ。
同紙によると、首都平壌で3~4日、軍の大隊長や、大隊の思想統制を担う政治指導員を集めた政治集会が開かれ、金第1書記は4日、参加者と記念撮影。同紙は記念撮影の様子を写した写真を掲載。金第1書記はこれまで使っていたつえを手にしていなかった。《共同通信》
【ウクライナ】学校に砲撃2人死亡
ウクライナ東部ドネツク市当局は市内の学校の屋外運動場に5日、砲撃があり、2人が死亡したと発表した。インタファクス通信によると、死者はいずれも10代で、学校の生徒とみられる。
砲弾は親ロシア派武装集団とウクライナ政府軍との戦闘地帯から飛んできたという。どちらが撃ったかは不明。
現場は親ロ派が完全掌握を狙って攻勢をかけているドネツク国際空港から2~3キロ。《共同通信》
【ヨルダン】駐イスラエル大使を召還
ロイター通信によると、ヨルダンは5日、駐イスラエル大使を召還した。エルサレム旧市街にあるイスラム、ユダヤ両教徒の聖地「神殿の丘」周辺でのイスラエル側とパレスチナ住民の衝突など、最近のエルサレム情勢への抗議とみられる。
ヨルダンの駐イスラエル大使召還は、1994年に両国が平和条約を結んで以来初めて。
またヨルダン政府報道官は、エルサレムでのイスラエルの行動について国連安全保障理事会に申し立てる方針であることを明らかにした。
エルサレムでは最近、連日のようにイスラエル治安部隊とパレスチナ住民の衝突が続き、先月末には神殿の丘が一時閉鎖される事態に発展した。《共同通信》
【ブルキナファソ】選挙実施で合意
事実上の軍事クーデターがあった西アフリカ・ブルキナファソで、軍や与野党、市民団体は5日、移行政権を樹立し、来年11月に選挙を実施することで合意したとの声明を発表した。フランス公共ラジオが伝えた。
ナイジェリア、ガーナ、セネガルの3カ国の大統領が現地入りして協議を仲介、民政復帰への圧力を強めていた。一方、移行政権の大統領については「優秀な文民」が望ましいとするにとどまっており、各勢力の駆け引きが続きそうだ。
西アフリカ諸国経済共同体の各国首脳らは6日、ガーナの首都アクラで、ブルキナファソ情勢について話し合う予定。《共同通信》