平成2491日目
1995/11/03
この日のできごと(何の日)
【ロシア・チェルノムイルジン首相】大統領職務を一部代行へ
チェルノムイルジン・ロシア首相は3日の記者会見で、心臓病で再入院中のエリツィン大統領の専属事項である国防、外交に関する職務を一部代行する方針を示した。首相が大統領の職務を一時代行することは、大統領陣営の宣伝とは異なり、大統領が完全な形では大統領職を果たせず、早急には通常に近い職務に復帰できないことを示しており、健康悪化説はさらに強まろう。
またタス通信によると、首相は同通信に対し「大統領をさらに職務から開放する必要がある」と語った。首相はこれに先立ち、10月26日の入院以来、大統領と初めて病院で面会、その際、大統領入院中の国家管理について調整したものとみられる。《共同通信》
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【日韓親善プロ野球】初戦は痛み分け
韓国プロ野球のオールスターチームを迎えての4年ぶり2度目の日韓親善プロ野球、日本ー韓国は3日、東京ドームで第1戦を行い、0−0で規定により引き分けた。
ともに投手陣が好投した。韓国の先発の左腕、李尚勲(LG)は多彩な変化球を投げ分けて、的を絞らせず、降板した七回途中まで4安打の好投。この日の最優秀選手に選ばれた。日本は先発の吉井(ヤクルト)以下、7人の小刻みなリレーで韓国打線を5安打に抑えた。《共同通信》
【Jリーグ・鹿島】ジーコ氏、来季は監督補佐
サッカーJリーグの鹿島アントラーズは3日、元鹿島の選手で現在はアドバイザーを務めているジーコ氏(42)=ブラジル=が来季から、監督を補佐する役割のテクニカルディレクターに就任すると発表した。任期は来年2月からの1年間。ジーコ氏は鹿島から要請されていた新監督就任は辞退した。
ジーコ氏と鹿島の鈴木昌社長はこの日、茨城県鹿嶋市のクラブハウスで約2時間会談。席上、ジーコ氏は家族の問題などを理由に監督就任は固辞したが、チーム強化のためにスタッフ入りを求める鹿島側の要請を受け、監督を技術的な面から助ける新しいポストのテクニカルディレクターに就くことを了解した。
鈴木社長はまた、新体制の監督について「現在のエドゥー監督(ジーコの実兄)も含め、ジーコと話し合って今年中に決めたい」と語った。
ジーコ氏によると、既にブラジルでの仕事の予定の入っている来年の6−8月を除く期間はできるだけチームとともに行動し、戦術面などを担当するという。
ジーコ氏 一年中、チームとともにいるのが監督という仕事で、現在はそれはできない。しかし、自分の許される最大の範囲で鹿島の手伝いはしたい。それでこういう。新しい形(テクニカルディレクター)になった。《共同通信》