平成6496日目

2006/10/21

【この日の安倍総理】

東京国際映画祭オープニングセレモニー

平成18年10月21日、安倍総理は、六本木ヒルズで行われた第19回東京国際映画祭のオープニングセレモニーで挨拶しました。

総理は、「世界中から優れた作品がこの東京に集まり、そして、この東京、日本から素晴らしい映画が世界に発信されますことは、私は日本の首相として、大変誇りに思います。」「この素晴らしい映画、また映画産業を応援していきたい。」と述べました。《首相官邸》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【福岡いじめ自殺事件】複数の生徒が謝罪

福岡県筑前町でいじめを苦に自殺した中学2年の男子生徒(13)の父親(40)が21日未明、遺族に謝罪に来た同級生らがいることを明らかにした。

父親によると、謝りに来たのは男子生徒で複数おり、「ぼくも悪いことを言ってしまったかもしれない。謝りたい」「ぼくも悪いことをしたかもしれない」などと話した。中には、中学1年時の担任教諭の言動がきっかけになったと話している生徒もいるという。

父親は「悩んで言いに来てくれたようだ」とする一方、報道陣からそうした子供たちへの思いを聞かれ「よく分からない。何と言ったら良いか」と語った。

また、同校の合谷智校長は20日深夜に遺族宅を訪れ、全校生徒を対象とした3回目のアンケートを来週実施する方針を説明した。《産経新聞》

【北陸本線・敦賀駅】新快速乗り入れ開始

敦賀と京阪神地域を新快速電車で直結するJR直流化が21日開業、敦賀駅に新快速一番列車が到着した。本県の玄関口となる敦賀市には新快速などを利用した観光客らが押し寄せ、市民総出で歓迎。市内各地で開かれた開業記念イベントを通して、“鉄道新時代”の幕開けを祝った。

下り一番列車は午前9時52分に敦賀駅に到着。4両編成の新快速にはほぼ満員の約550人が乗車し、ホームは京阪神からの観光客らでごった返した。上りの姫路行き一番列車は一足早く同5時48分、家族連れや鉄道ファンら約70人を乗せて敦賀を出発した。

敦賀市内では駅前広場から中心商店街、金ケ崎緑地に至る各会場で、直流化開業イベントが盛大に開かれ、終日大勢の人出でにぎわった。《福井新聞》

【この日の民主党】

政治とは、生活。政権交代で現状を変える。小沢代表、相模原で訴える

民主党は21日午前、衆議院神奈川県第16区補欠選挙が行われている神奈川県相模原市内で、街頭演説会を開催。小沢一郎代表は前日に続いて神奈川県入りし、集まった聴衆を前に、党への支持を訴えた。

小沢代表は冒頭、衆院補選で示される国民の皆さまの意思が、知事選・地方選・参院選など、これからの日本全体の選挙戦に大きな影響を持っていると述べた上で、「政治は、生活である。自分たちの生活そのものなんだ。どうしたらよいのか」と、真剣に考えていただきたいと要請した。

小沢代表は続いて、自民党が半世紀以上も政権を担ってきた弊害として、「政官業の癒着」に言及。政治家と官僚が築いた既得権を、なあなあで守るこの仕組みの例として、「官から民へ」を掲げた小泉政権下での道路公団の民営化や郵政民営化を挙げ、「いっこうに、現実と国民生活に恩恵が現れてこない」と指摘。聴衆からは、広く賛同の声が上がった。

小泉内閣を継承するという安倍首相の掲げる「美しい国を作る」という言葉については、「具体的に国民の皆さんの生活のうえに、どのようにして良い結果をもたらすように、そういう仕組みをつくるのか、ビジョンがまったくない。具体的手法がまったく示されない」と鋭い批判を加えた。

小沢代表はその上で「民主主義の国では、どんなに強力な権力でも政府でも、主権者の皆さんの一票一票によって、政権を代えることができる」と指摘。先進国の中で、半世紀以上にわたってひとつの政党が政権をもっているのは日本のみであることも挙げつつ、「現状の政治で満足していない」「今の政権与党のやり方が国民のためにならない」と思うならば、不満をぶつけるだけではなく、現状を変えることができる議会制民主主義を日本でも機能させるため、民主党へ力を貸してほしいとの考えを示した。

「今の政界に不足しているのは、本当に自分を捨てて、一生懸命ひたすらみんなのために頑張ろうと、純粋に思って活動している人間が少ないこと」と小沢代表は述べるとともに、「国民の生活をよくするための手段として与えられた権力が、そのためにではなく政治家自身の目的のために存在するかたちになっている。そこに今の日本の政治の悲劇がある」とした。小沢代表は演説会の最後に、政権交代可能な民主主義を定着させるという、政治活動に懸ける自らの思いを表明し、民主党への更なる支援を聴衆に求めた。

生活から遠い官僚任せの政治にNOを!鳩山幹事長、大阪府茨木市で訴え

鳩山由紀夫幹事長は21日の夕方、衆議院大阪府第9区補欠選挙が行われている大阪府茨木市で街頭演説会を開き、詰め掛けた聴衆、支持者らに国民のための政治を取り戻そうと訴えた。

鳩山幹事長は、「小泉政治は、財政再建という聞こえのいい言葉を使い、サラリーマンや、お年よりなどから、受益者負担という美名の下、払うのが当然だとばかりに滅茶苦茶な負担を増やしてきた」と指摘。その結果として小泉改革はホリエモンなどの高所得者には減税し、弱い人には負担を強いる構造をつくりあげたとして、常に弱者を切り捨ててきた小泉政権を厳しく批判した。そのうえで、「官僚が作り上げた、生活実感からまったく程遠い小泉さんの政策を受け継ごうとしている安倍政権に二重丸など与えることはできない」と訴えた。

北朝鮮による核実験の問題にも触れ、「私たち民主党は、この問題については極力政府に協力をして、北朝鮮の核が放棄されるよう、一緒に努力をしようと考えている」と前置き。ただそうしたなか、麻生外務大臣、中川自民党政調会長らが核保有論議を提起し、非核3原則を無視するかのような発言を行った問題に憂慮を示し、「日本は世界でただひとつの被爆国である。だからこそ日本は未来永劫核を持たず、他国に(対して)核を持たないようにしよう、持っている国は核を放棄しようと訴えていくリーダーシップを果たさなければならないのだ」と語り、核保有を進めるかのような安倍政権の動きに、強い懸念を改めて表明した。

そして、鳩山幹事長は、「民主党もまだまだ欠点がたくさんある。それを私たちは承知しており、ひとつひとつ正していく」と述べたうえで、「是非民主党へ皆さんのお力を貸していただきたい」として、民主党へのさらなる支援、支持を聴衆に呼びかけた。

街頭演説会には、民主党大阪府連代表平野博文衆議院議員をはじめ、衆参の多くの国会議員も駆けつけ、民主党への支持を訴えた。

菅代行、神奈川各地で街宣。国民のための政治実現へ党への支持要請

「自民党に政権をまかせ続けていては国民のための政治は実現しない」「国民のみなさんの声は今のままでは霞ヶ関には届かない」。そんな訴えを続けている菅直人代表代行は21日、衆議院神奈川県第16区補欠選挙が行われている厚木市、伊勢原市、愛川町、清川村、藤野町、城山町、相模原市の各地で街頭演説会を開催。夕方からは小田急線を乗り継いで本厚木駅前、伊勢原駅前、相模原駅前へと次々に降り立ち、小沢一郎代表が主張する「政治とは生活である。」との思いのもと、国民生活重視の政治を目指す民主党への支持を表明してほしいと聴衆に呼びかけた。

この日は、前代表代行の藤井裕久前衆議院議員、神奈川県連代表の浅尾慶一郎参議院議員のほか、大勢の党所属国会議員や自治体議員が駆けつけ、小泉政治を継承すると宣言した安倍政権による、弱者に一層の負担増を強いる自民党政治が続いていいのか、よく考え、民主党政権確立へ向けて、民主党への支援の輪を広げていってほしいと訴えた。

演説のなかで菅代行は、先の総選挙は本来、格差是正や社会保障の問題などが焦点になるべきだったにも関わらず、郵政民営化だけが取り沙汰され、刺客騒動などもあって、国民にとって重要なはずのこうした問題がなおざりにされたと指摘。「わけのわからない選挙になってしまった」との見方を示したうえで、本来重視されるべきそうした問題を改めて問い直さなければならないと語った。

小泉政権下で、「生活が安心できるものになった」「子どもたちをめぐる環境の安全性が確保された」「年金生活は安泰」と考える人はどれだけいるかとの代行の問いに、聴衆からは「ない」「ない」との怒りをこめた声が続き、「どちらかといえば心配が増えたのではないか」との代行の更なる問いに「そうだ」「そうだ」の声が沸き起こった。

菅代行はそうした「国民無視の自民党政治」「弱者に負担増を強いる自民党政治」にNO!の意思表示をしてほしいと訴えた。同時に高所得者には税金を低くし、弱者に負担を強いる構造のために、格差はいっそう拡大することになると分析し、同時に格差拡大は社会のひずみを引き起こすことになると指摘した。

国民のみなさんから集めた税金が、自民党政権下でムダ遣いされ、一部の政治家や官僚機構のために使われている実態にも菅代行は言及。こうした問題を是正するためにも、政権交代を果たすために力を貸してほしいと力説すると、聴衆からは期待の声と、力強い拍手が続いた。《民主党ニュース》



10月21日 その日のできごと(何の日)