平成6497日目

2006/10/22

【衆院神奈川16区、大阪9区補選】安倍自民が制す

安倍政権発足後、初の国政選挙となった衆院神奈川16区、大阪9区の統一補欠選挙は22日、投票が行われ、即日開票された。神奈川16区では元衆院議員秘書亀井善太郎氏(35)、大阪9区は元大阪府議原田憲治氏(58)の自民党両新人が民主党候補らを破り、初当選した。

9月下旬に就任した安倍晋三首相にとって最初の試金石となった両補選を自民党が制したことは、今後ヤマ場を迎える教育基本法改正案の国会審議や、政権運営に追い風となるのは間違いない。

一方、民主党は小沢一郎代表の求心力に陰りが生じるとみられ、政権交代への足掛かりと位置付ける来年夏の参院選に向け、態勢の見直しが急務となる。《共同通信》




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【旭山動物園】夏季営業終了

ユニークな動物の展示で人気の北海道旭川市立旭山動物園が22日、夏季営業を終了した。4月からの入園者数は、すでに昨年度全体を上回る過去最高の約231万人となっており、東京・上野動物園を抜き全国でトップとなっている。《共同通信》

【ばってん荒川さん】死去

鼻の下に大きなほくろ、世話好きで話し好きの「お米ばあさん」の扮装で、熊本弁の漫談や演歌を歌った、お笑い芸人のばってん荒川さんが22日午前11時23分、膀胱(ぼうこう)がんのため亡くなった。69歳だった。

熊本市生まれ。1955年に熊本県の芸能である肥後にわかの劇団「ばってん組」に入る。故三木のり平が演じたおばあさん役をヒントにしたお米ばあさんがあたり役となる。

63年にはばってん劇団の団員として東京・浅草に進出、70年に独立後は東京、大阪の舞台でも活躍した。70年にはレコード「火の国一代」を出し、10万枚を超えるヒット作となるなど全国的に知られるようになったが、終始、本拠を熊本から移すことはなかった。

熊本や福岡ではみずからのテレビやラジオ番組を持っていた。熊本放送や九州朝日放送でのラジオ番組は、30年以上続く長寿番組だった。

今年1月に体調を崩し、熊本市内の病院に入退院を繰り返していた。レギュラー番組には体調次第で出演していた。《朝日新聞》

【この日の民主党】

大谷信盛候補、大阪第9区で大接戦を展開するも一歩及ばず

衆議院大阪9区の統一補欠選挙は22日投票が行われ、即日開票の結果、民主党公認で元衆議院議員の大谷信盛候補は、相手候補と大接戦を展開し、善戦するも後一歩及ばず、苦杯の涙を飲んだ。

報道で相手候補の当確が伝えられてから程なく、選挙事務所へ到着した大谷候補は、集まっていた支持者らを前に「結果は結果としてしっかりと受けとめなくてはならないが、多くの後援会、支持者の皆さんが一緒になって、負担増でも不安の拡大でもなく、希望と安心を拡大していこうというすばらしい選挙戦を展開できたことを、心よりお礼を申し上げる」と、まず感謝の弁を述べた。

そして、「これから先、民主党が政権を取り、暮らしの安心を立て直すために一丸となって頑張ってまいります。この皆さんの一票は決して無駄にはしない」と、今後も民主党を支持していただき、負けはしたが次につなげる一票であることを強調して御礼の言葉とした。

選挙対策本部長の平野博文衆議院議員は「多くの方々にご支援をいただく中での選挙戦だったが、議席を得られなかったことを、選対本部を代表して皆さんにお詫びを申し上げる。しかしながら、先ほど大谷さんが申したとおり、今の生活の有り様、政治の有り様を訴えてきたことは事実でありますが、今の政治でいいのか、日本の進む方向はこれでいいのかということを含めて、原点に戻って頑張っていかなくてはならない。この選挙戦は多くの方にお世話になったが、いただいたと大きなばねをひとつの契機に、さらに頑張っていく」とお礼の言葉を述べた。

敗戦を糧に大成を 神奈川16区補選結果を受けて菅代表代行

22日夜、衆議院補欠選挙神奈川16区における後藤祐一公認候補の惜敗を受けて、厚木市内の選挙事務所内で、菅直人代表代行が候補者と支持者を前に記者会見した。

後藤候補は「私の人生修行が少し足りない段階で補欠選挙となり、不足の分で届かなかった。次の選挙ではいただいたご恩を必ず返す。人間を大きくして今度は勝つ」と実現への固い決意を表明した。

菅代表代行は「残念ながら、まだまだ民主党としての政治活動が不十分であった」と述べた上、「今回の敗戦が、次回の当選はもとより、これからの後藤候補の大成の肥やしになる」と指摘。次期総選挙での勝利に向けた本人の思いを全力で支援する考えを示し、支持者の皆さんのご支援に心からのお礼の挨拶を行った。

次回への足場を築く 鳩山幹事長が衆議院補選結果の会見で

神奈川16区と大阪9区の衆議院補欠選挙の投開票が、22日行われ、党公認の両候補は善戦したが惜敗の結果に終わった。この結果を受けて、鳩山由紀夫幹事長が党本部で午後10時過ぎ、記者会見し、「国民、特に支持、支援くださった皆さんに、勝利できなかったことをお詫びする」としたうえで、両候補とも「善戦の結果、足場を築くことができた」と語った。

敗因については、「北朝鮮の核実験があり、年金、医療などの社会保障、格差の問題が争点になりえなかった」とした。

また、敗因を詳しく分析し、自公に勝利するためにどうするかを考えていくこと、「政治とは生活である。」との思いを、全国民に浸透させていきたい、と来年の参議院選に向けての決意を語った。

さらに、記者の質問に答えて、「(敗戦の影響を)最小限にしたい。一致団結して、党を鍛え直す。そのチャンスと捉えたい。やり直す姿を国民の皆さんに見てもらい、信じてもらえるようにすることが重要」と語った。《民主党ニュース》



10月22日 その日のできごと(何の日)