平成7955日目

2010/10/19

【この日の菅直人総理】

月例経済報告等に関する関係閣僚会議

平成22年10月19日、菅総理は総理大臣官邸で、月例経済報告等に関する関係閣僚会議に出席しました。

10月の月例経済報告では、我が国経済の基調判断として「景気は、このところ足踏み状態となっている。また、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にある。」としています。 先行きについては、「当面は弱めの動きも見込まれるものの、海外経済の改善や各種の政策効果などを背景に、景気が持ち直していくことが期待される。

一方、海外景気の下振れ懸念や為替レート・株価の変動などにより、景気がさらに下押しされるリスクが存在する。また、デフレの影響や、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。」としています。《首相官邸》

記者ぶらさがり

菅直人総理(代表)は19日夜、首相官邸で記者団の質問に応じた。

政府が今日の月例経済報告で、景気判断を足踏み状態に下方修正したことに関連し、景気の足踏み状態からどのように脱却するのかという記者の質問に対し、菅総理は「今、第1段、第2段、第3段という経済対策を切れ目なく行っている。特に雇用と内需をつなげる政策はかなり盛り込まれており、それを実施していくなかで、この足踏み状態から成長に向かうことができる」と述べた。

また、中国が来年のレアアース輸出枠を削減するという情報があることへの対応を問われ、「この間、資源を持つ国の首脳に共同開発などについて、私から積極的に話しかけている。こういうことが実を結ぶのには若干時間はかかるが、一方ではレアアースについて言えば再利用とか、レアアースを使わなくてもいい技術開発などを進める。当面は備蓄も考えなければいけないかもしれない。いずれにしてもしっかりと対応する」旨答えた。《民主党ニュース》




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【阪神・星野仙一SD】退団表明「野球がしたい」

阪神星野仙一オーナー付シニアディレクター(63=SD)が19日、大阪市北区のホテルで行われた会見で退団を表明し、楽天からの監督就任要請を受諾する発言を行った。坂井信也オーナー(62)と会談した12日に退団を申し入れた同氏は「ぼくは野球がしたい。甲子園で日本シリーズを戦いたい」と話した。タテジマと決別し、近日中に行われる楽天との正式交渉に臨む。

タテジマと別れを告げる星野氏の目には、うっすらと涙が浮かんだ。田舎育ちで甲子園にあこがれた少年時代。熱血漢で低迷したチームを劇的優勝に導いた反骨心。この日、退団を正式表明した会見で「本当にタイガースファンには愛されてきた。感謝の言葉しかない」としみじみと語った。《日刊スポーツ》

【パ・リーグCS】ロッテ、日本シリーズ進出

プロ野球クライマックスシリーズ(CS)は19日、ヤフードームでパ・リーグのファイナルステージ(6試合制)のソフトバンク(リーグ優勝)―ロッテ(同3位)第6戦を行い、ロッテが7―0でソフトバンクを下し、5年ぶりの日本シリーズ出場を決めた。リーグ3位のチームの日本シリーズ進出は初めて。

ロッテは5回、ソフトバンク先発の杉内を攻め、二死満塁から連続死四球、今江の2点適時打で4点先行。8回には大松の2ランなどで加点し、ソフトバンクを突き放した。先発成瀬は4安打完封、ファイナルステージ2勝目を挙げた。《日経新聞》

【 J1・大宮】観客者数を水増し

J1大宮アルディージャの渡辺誠吾社長(55)は19日、さいたま市内で記者会見し、2007年11月からの主催試合でリーグの統一基準に反して水増しした不正確な入場者数の発表を続けていたことを認めた。渡辺社長は辞任する意向を示した上で、入場者数の計算を行っていたクラブ幹部2人を解任することを明らかにした。

渡辺社長によると、ホーム競技場のNACK5スタジアム大宮が使用可能となった07年11月以降、幹部2人が着席状況やイベントの参加人数などを目算、推計し入場ゲート通過者に上乗せして公式入場者数を水増ししていた。《日刊スポーツ》

【中国・楊潔篪外相】反日デモ拡大に懸念

中国を訪問している民主党の江田五月前参院議長は19日午前、楊潔篪外相と北京市内で会談した。楊外相は中国各地で発生した大規模な反日デモの拡大に懸念を示し「中国国民の国を愛する気持ちは分かるが、それだけではいけない」と指摘。両氏は中国漁船衝突事件も踏まえ、互いの政治的意思で関係修復を図ることで一致した。デモ発生後に両国の要人が会談するのは初めて。

また中国外務省の馬朝旭報道局長は同日の定例記者会見で、「非理性的な違法行為には賛成しない」と述べ、あらためてデモ参加者に自制を呼び掛けた。《共同通信》

【仙谷由人官房長官】会見

仙谷由人官房長官は19日午前、首相官邸で会見を行い、同日閣議前に開催された安全保障会議で、防衛計画大綱の見直しに関連した我が国の安全保障の施政方針についての議論を行ったことも報告。防衛計画大綱の見直しについては、年内に結論を得るべく引き続き安全保障会議を開催し、政府としてしっかりとした議論を行っていくこととなった。

次に中国の習近平副国家主席が中央軍事委員会副主席に選出されることが決まったことで、胡錦濤国家主席の後継者となることが事実上、確実視されていることへの感想を求められ、「かつて胡錦濤国家主席が同様のポストに就任した経緯から、将来、2年先の報道が随分なされているようだが、これからの中国の指導体制がどうなっていくのかは我々も良く見ていかなければいけない」と冷静に述べるとともに、「昨年日本にも(日本側の招待で)来られた方なので、良いコミュニケーションが取れるような関係を模索したいと考えている」と答えた。

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事故の際のビデオ映像について政府が国会に提出する方針を決めたことに関して、提出までの経緯及び提出の時期について質問を受けた仙谷長官は、提出についてどのような形で提出するのか否かを国会法104条と刑事訴訟法47条の関係について考えて、内閣として調整しなければいけないということだとの見解を示した。《民主党ニュース》



10月19日 その日のできごと(何の日)