平成7954日目

2010/10/18

【この日の菅直人総理】

日・ボツワナ首脳会談

平成22年10月18日、菅総理は総理大臣官邸で、ボツワナ共和国のセレツェ・カーマ・イアン・カーマ大統領と会談を行いました。《首相官邸》

記者ぶら下がり

菅直人総理(代表)は18日夜、首相官邸で記者団から、中国で次期国家主席に習近平副主席が内定したと報じられたことを受けて、中国の新体制に対して今後の日中関係に向けた感想を問われ、「次期国家主席にどなたがなられるのか、まだはっきり決まったとは思っていないが、日中の戦略的互恵関係を進めるように双方努力していく必要があると思っている」と答えた。

また、週末から中国各地で反日デモによって日系スーパーなどに対する暴動が相次いでいることについては、「中国に、邦人に対する影響が出ないよう、申し入れしている。冷静に対処していくことが重要だと思っている」と毅然と述べた。さらに今後の日中間の関係改善に向けての質問にも、「双方が冷静に対応していこうとことでは(日中ともに)一致しているので大丈夫だと思っている」と重ねて強調した。

次に同日から事業仕分けの第3弾の視察が行われたことから、10月末から予定されている事業仕分け第3弾における財源捻出に対する考え方を問われ、「事業仕分けというのは、本来の行政のあり方についてオープンな場で検討することなので、大いに頑張ってもらいたいと思っている」と語った。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【中国・習近平氏】次期最高指導者に

中国共産党の第17期中央委員会第5総会(5中総会)は18日、政治局常務委員の習近平国家副主席(57)=序列6位=が中央軍事委員会副主席に就任することを決め、4日間の日程を終了、閉幕した。国営通信の新華社が伝えた。

習氏は軍の重要ポストに就くことで、胡錦濤国家主席(67)=同1位=の後継者として次期最高指導者になることが事実上確定した。《共同通信》

【兵庫県警】スーパー銭湯に2カ月間無賃宿泊、57歳の男を逮捕

兵庫県尼崎市の24時間営業スーパー銭湯に約2カ月間、金を払わず居座ったとして住所不定、無職の男(57)が18日、同県警尼崎東署に詐欺容疑で逮捕された。男は1度も外出せず、自動販売機のカップラーメンなどを食べてしのいでいたとみられる。利用料金は総額約16万円に達していたが、所持金は約4000円だった。

従業員の目を盗んだ「居候」生活だったが、半年に1度の定期点検があったこの日、客が一時退館させられた際、観念したのか受付に「自首」したという。《日刊スポーツ》

【政府、民主党】“尖閣ビデオ”国会提出へ

政府、民主党は18日、沖縄県・尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件の状況を撮影したビデオ映像について、衆院予算委員会の求めに応じて国会へ提出する方針を固めた。菅直人首相や岡田克也幹事長が官邸で対応を協議し一致した。ただビデオの公開時期や方法は国会の判断に委ねるとし、事実上の慎重姿勢を維持している。

公開については今後、予算委理事会で与野党が協議する見通し。民主党は日中関係への影響を考慮し、与野党理事ら一部議員への公開に限定した上で、一般公開は控える方向で調整する考えだ。《共同通信》

【この日の民主党】

効果的な自殺対策を 松浦議員

18日、参議院決算委員会にて松浦大悟参議院議員は質疑に立ち、自殺対策に関して菅直人総理大臣(代表)はじめ関係閣僚に質問した。

松浦議員は、質問に先立ち、「東京マラソンに参加される方と同じくらいの3万人の人々が毎年自殺で命を失っている」と問題の重大さを改めて指摘した。

そのうえで松浦議員は、地元、秋田県で自殺対策に取り組んでいるNPO法人蜘蛛(くも)の糸の佐藤久男理事長の「自殺対策にあたっている団体は、どこも(資金の)持ち出しで、ほぼボランティアと同じような形でなさっているところが多い」との声を紹介し、自殺対策に関する予算の効果的な活用について質問した。

岡崎トミ子内閣府特命担当大臣は「自殺者の数が11年間、3万人を超える状況。関係府省とも緊密な連携をとりながら、より効果的な予算執行ができるように担当大臣としてもしっかり取り組んでいきたい」とし、「9月7日に設置した自殺対策タスクフォースでは、内閣府経済社会総合研究所に分析チームを置き、既に分析が始まっている。今後は、この成果を(自殺対策の)施策のきめ細かで、効果的な立案に活かしていきたい」と答弁した。

また、松浦議員は「自殺対策こそ地域主権でやるべきではないか」と指摘し、片山善博総務大臣の鳥取県知事時代の取り組みを紹介しながら「これまで以上に自治体がこの分野で力を発揮すべきである。自殺対策は市民を守る運動である」とし、「縦割り行政にもなじまず、自治体だけではできない、NPOのみなさんや志をもったみなさんの活動の方がより有効な時もある。それを自治体等の行政機関が支援していくべきだ」と片山大臣は応えた。更に、相談業務は非情に重要な点を指摘し、「国としても相談業務を自治体と連携しながら、もっともっと強化すべきだ」と今後の取り組みの意欲を示した。

菅総理大臣も「(自殺対策に関し)党の中で活動されているみなさんにも一体になってやっていただきたい。岡崎大臣と相談し、タスクフォースがしっかりできるように全力を尽くしていきたい」と答弁。テレビ中継されていた同委員会にて「自分の大学の恩師も長い間、(自殺相談の)「命の電話」の活動をやっていた。今でも多くのところで、そのような活動がされている。あるいは、保健所等でもいろいろなところに相談窓口があるので、何か悩みを持っている方は、是非、足を運んでいただきたい」と直接、国民へ自殺対策についての呼びかけをし、今後の対策への強い意思を示した。《民主党ニュース》

【長岡輝子さん】死去

新劇から翻訳劇まで数々の舞台で活躍し、故小津安二郎監督の映画やドラマ「おしん」などの演技で存在感を発揮した女優で舞台演出家の長岡輝子さんが18日午前0時22分、老衰のため東京都内の自宅で死去した。102歳だった。《時事通信》



10月18日 その日のできごと(何の日)