平成7956日目

2010/10/20

【この日の菅直人総理】

行政刷新会議

平成22年10月20日、菅総理は総理大臣官邸で、第12回となる行政刷新会議を開催しました。

本日の会議では、事業仕分け第3弾等について話し合われました。

総理は冒頭のあいさつで「いよいよ、特別会計に切り込むということで事業仕分け第3弾をお願いすることになりました。
是非とも、聖域なく徹底的に明らかにしていただきたいと思います。特別会計の中には埋蔵金ならぬ埋蔵借金がいろいろと指摘されています。国庫、国のお金というものをすべて国民の皆さんの前に明らかにするということでお願いしたいと思います。
特別会計の存在理由がないものは大胆に廃止をしていく。長年の特別会計の議論に終止符を打っていただきたいと思います。」と述べました。《首相官邸》

10月20日のできごと(何の日)【菅直人首相】存在理由のない特会廃止

政府の行政刷新会議は20日夕、首相官邸で開いた会合で、特別会計を取り上げる「事業仕分け」第3弾で重点対象とする8特会の48事業や、民間有識者仕分け人を正式決定した。菅直人首相は、全18特会51勘定を聖域なく徹底的に解明し、存在理由のない特会は廃止するなど抜本的に見直すよう指示した。

首相は冒頭「埋蔵金ならぬ埋蔵借金も指摘されている。それを含めて明らかにしてほしい。長年の議論に終止符を打つ覚悟で臨んでほしい」と強調。蓮舫行政刷新担当相も「特会を丸裸にし、制度そのものの仕分けを全力で行いたい」と述べた。《共同通信》

記者ぶらさがり

 菅直人総理(代表)は20日夜、首相官邸で記者の質問に答え、同日行われた政府の行政刷新会議において、来週から始まる事業仕分け第3弾で、18ある特別会計の制度の見直しや廃止の検討を行うほか、48事業については、精査する方針を決定したことに関して、「特別会計は前々から『母屋でおかゆで離れですき焼き』と象徴されてきた。今回の事業仕分けでとにかく埋蔵金的なお金だろうが、最近は埋蔵借金と言われるような隠し借金もかなりあるし、制度問題そのものも含め、すべてを国民の前に明らかにしてもらいたい」との意向を示した。そのうえで「それによって特別会計の議論に、だれが見ても『徹底的に表に出た』『わかった』と終止符を打つところまでやってほしいと期待している」とも語った。

また、国家戦略室の新しい体制が固まるなか、戦略室を局に格上げするための政治主導確立法案の成立に向けては、野党の要望を受け入れ修正してでも今国会で成立をめざすか問われ、「この政治主導法案は野党からもいろんな意見をいただいていて、ぜひ合意ができるような形にして成立をさせてもらいたいと、全力をあげて努力したいと思っている」と前向きな姿勢を示した。《民主党ニュース》




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【鈴木宗男元議員】食道がんを公表

受託収賄などの罪で実刑が確定した鈴木宗男元衆院議員(62)は20日、自身が食道がんになったと公表した。早ければ26日にも手術を受けるため、今月中とみられていた収監はずれ込む可能性が高まった。

同日、東京都内で開かれた会合で鈴木氏が報告。鈴木氏によると、術後2、3週間は検査が必要という。「手術を受けて万全な身体で収監されたい。神様がまた一つ試練を与えてくれた。病気と闘っていく」と話した。《スポニチ》

【民主党・岡田克也幹事長】スムーズな内政の実現を

岡田克也幹事長は20日夕、札幌市内での街頭演説後に記者団の質問に応えた。

岡田幹事長は、昨日19日の常任幹事会で人事が決まった政治改革推進本部の今後の取組みについて、「政治資金規正法の改正、国会議員定数削減、企業団体献金の廃止、インターネット選挙解禁等さまざまな問題について、もう一度きちんと整理したい」とし、具体的な検討を今後行っていく方針を示した。

また、同日、民主党、国民新党、社会民主党の3党幹事長が揃って街頭演説を札幌市内で開催できたことに関し、岡田幹事長は「社民党には特に感謝している」との感想を述べた。そのうえで、「内政においては、三党合意(昨年、政権交代後に民主党、国民新党、社民党で合意)は、まだ生きている。予算のときには野党の意見はよく聞いた。法案や予算案がスムーズに成立するように努力していきたい」との見解を語った。《民主党ニュース》



10月20日 その日のできごと(何の日)