平成4275日目
2000/09/21
この日のできごと(何の日)
【シドニー五輪】第7日
第27回夏季オリンピック・シドニー大会第7日の21日、柔道男子100キロ級の井上康生(東海大)が金メダルに輝いた。開会式で日本選手団の旗手を務めた井上はニコラス・ギル(カナダ)との決勝で豪快な内またを決めるなど、5戦オール一本勝ちの圧勝で、世界王者の貫禄を示した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【森喜朗首相】所信表明演説
森喜朗首相は21日の所信表明演説で、景気回復の起爆剤と期待する情報技術(IT)革命促進と得意分野の教育改革を前面に打ち出し、今後の政権運営の中心に据えた。内閣支持率が低迷する中、IT国家戦略など中長期的な課題を打ち出すことによって、政権浮揚を図るのが狙いだ。「通常国会は教育改革国会」と早くも「次」の国会まで言及するなど、来年7月の参院選も意識し、本格政権への布石を打ったともいえる。
しかし、自民党内は経済政策をめぐって路線対立を抱えたまま。IT戦略も基本的には「民」主導。教育改革も具体的な法改正となれば、異論が噴出する可能性も否定できない。参院選に向けてポスト森をめぐる動きも激しくなるのは確実で、首相の思惑通り進むかは依然不透明だ。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・社民党の福島瑞穂広報委員長は21日の記者会見中に、突然「♪共産党の不破君は、このごろ少し変よ。どうしたのかなー」と歌い出し、記者団を驚かせた。人気回復に向けてソフト路線を突っ走る共産党を「山口さんちのツトム君」のメロディーで皮肉ったつもりらしく、後段はメロディーなしでステージから呼び掛けるように「自分の党は女性が半分を占める党。これからも頑張っていきたいでーす」。「社共ソフト対決」は福島氏ら「土井チルドレン」を擁する社民党がまだまだ上手といわんばかりだった。《共同通信》
【この日の民主党】
[衆院東京21区補欠選挙]長島昭久氏を公認決定
民主党は21日、山本譲司前議員の辞職に伴い行われる衆議院東京都第21区補欠選挙で、長島昭久(ながしま・あきひさ)さんを公認候補として擁立することを持ち回りの常任幹事会で決めた。
長島昭久さんは1962年2月17日生まれの38歳。慶應義塾大学大学院博士課程(憲法学専攻)在学中に、短大講師、代議士秘書などを務め、93年に渡米。現在は日本人初の米国外交問題評議会上席研究員、ライシャワー東アジア研究センター客員研究員、東京財団主任研究員を務めている。97年に第3回読売論壇新人賞最優秀賞を受賞し、日米関係や安全保障などについての著作も多い。
公認を受けて、21日夕に議員会館で会見した長島さんは、「アメリカに7年生活し、そのうちワシントンに5年いたが、『日本は変われない』と誰に会っても言われ、反論することもできずはがゆい思いを何度もした。自民党政権が続く限りは変われる要素は一つもない。ばらまき、将来へのつけ回しは続く、構造改革はできない、対米追従の外交はだらだらと続く。こういう状況に終止符を打つためには、評論活動を続けるよりも、自分で政治に飛び込んで、民主党の皆さんといっしょに政治をやることが自分の生きる道だと考えた」と出馬の動機を説明。同席した菅幹事長も「民主党のためというよりも、日本のための政治家だと確信し、公認することになった」と推薦の言葉を述べた。
補欠選挙は10月10日に告示され、22日に投開票が行われる。《民主党ニュース》