平成4276日目

2000/09/22

【シドニー五輪】第8日

シドニー五輪8日目の22日、柔道の篠原信一(旭化成)は男子100キロ超級決勝でフランスのドイエと対戦。開始後1分40秒、篠原はドイエの内またをすかし、一本に値する技に見えたが審判はドイエの有効と判定。結局、5分間の試合時間終了後ポイントで下回ったとされ、誤審と思われる不可解な判定で無念の銀メダルに終わった。日本側の抗議にも判定は覆られなかった。篠原はくやし涙を浮かべ、うつむきながら「銀」の表彰式に臨んだ。

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篠原は内またすかしを決めた瞬間、立ち上がってガッツポーズ。一本勝ちと確信していた。しかし主審は手を「有効」と判定。副審の一人は「一本」のジェスチャーとしたが、もう一人の副審は主審に同調した。しかも篠原でなくドイエのポイントとされていた。ドイエはその後、篠原に組ませないよう守勢に回り続け、結局注意を受けたものの、別の技で有効を取り、時間切れに持ち込んだ。篠原は試合が終わると、開いた口を閉じられないまま遠くを見つめ、ぼう然としていた。《日経新聞》

シドニー五輪8日目の22日、柔道の山下まゆみ(大阪府警)は女子78キロ超級の3位決定戦でチコ(フランス)と対戦。試合終了直前に一本勝ちを収め、銅メダルを獲得した。

両者は互いに技を仕掛け合うが全く決まらず、開始後2分を経過した時点でともに指導を受けた。その後試合は再びこう着状態に陥り、旗判定の公算が強まったが、残り時間0秒で山下の払い腰が決まり一本勝ちとなった。山下は試合終了の礼を待たずしてうれし涙を見せた。《日経新聞》

シドニー五輪第8日の22日夜、女子200メートル背泳ぎ決勝で、中尾美樹(近大)が2分11秒05で銅メダルを獲得した。萩原智子(山梨学院大)は2分11秒21で4位に終わった。2人は2分10秒台の自己ベストを持っているが、更新できなかった。金メダルはモカヌ(ルーマニア)で2分08秒16。中村真衣(中大)を破った女子100メートル背泳に続く金メダル獲得だったが、 世界記録の2分06秒62には及ばなかった。

4コースを泳ぐモカヌの隣り、5コースの萩原は前半先頭集団につき、積極的なレース展開を見せた。ただ中盤過ぎから泳ぎに疲れが見え、一方の中尾は体が小刻みに上下する独特のリズムの泳ぎで後半を盛り返し、萩原を逆転してのメダル獲得となった。《共同通信》




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【平成12年版警察白書】

警視庁は22日、「時代の変化に対応する刑事警察」を特集した平成12年版警察白書を公表した。刑法犯の認知件数が2年連続して200万件を突破するなど治安情勢が悪化する一方で、捜査を取り巻く環境は困難さを増しているとして「国民の期待にこたえる」刑事警察の確立を目指す方針を示した。

また序章で、昨年秋の神奈川県警に始まった一連の警察不祥事と再発防止のための警察改革への取り組みを紹介、国民の信頼回復のために全力を挙げる姿勢を示した。

白書が不祥事問題を正面から取り上げるのは初めてで、10年に14件19人だった懲戒免職が、11年には38件39人、今年上半期は33件38人と急増していることも明らかにした。《共同通信》

【富山県知事選】告示

22日告示された富山県知事選は同日午後5時で届け出が締め切られ、無所属で現職の中沖豊氏(73)=自民、民主、公明、保守推薦=と無所属新人の富山県労働組合総連合議長の東山福治氏(61)=共産推薦=の一騎打ちが確定した。19日に投票、即日開票される。中沖氏は5期20年の実績を掲げ、社会基盤づくりなどをアピール。これに対し、東山氏は福祉と暮らしの充実を訴えた。《北國新聞》

【中川秀直官房長官】センター試験に「朝鮮語」

森喜朗首相は23日に静岡県熱海市で開かれる日韓首脳会談で、2003年1月の大学入試センター試験から、外国語科目に新たに朝鮮語を加えることを金大中大統領に表明する。中川秀直官房長官が22日午後の記者会見で公式に明らかにした。

中川長官は朝鮮語の採用について「若い世代の交流を一層促進する狙いがある」と述べ、朝鮮語を学ぶ若者を増やすことによって、日韓関係の緊密化を図りたいとの考えを示した。《共同通信》

【米・コーエン国防長官】虎島和夫防衛庁長官、河野洋平外相と会談

コーエン米国防長官は22日午後、都内で虎島和夫防衛庁長官、河野洋平外相と相次いで会談した。

虎島長官は、海上自衛隊三佐による在日ロシア大使館の武官への機密漏えい事件について「事実関係を調査し、再発防止のための体制づくりに最大限の努力をしている」と説明、コーエン長官は「よく分かった。米国でも再発防止はなかなか難しい」と述べた。

南北対話が進む朝鮮半島情勢をめぐっては、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)軍の態勢に変化がないとの認識で一致。沖縄の米軍基地問題の解決に向け協力していくことを確認した。

河野外相は、先に日米両国が合意した在日米軍基地内の環境保全義務を定めた「環境に関する合意文書」の着実な実施を要請。米軍が暫定使用している沖縄本島周辺の航空機進入管制システム「嘉手納ラプコン」について「(返還に備え)」日米技術者の交流など協力の成果が出た」と述べた。《共同通信》

【この日の民主党】

「現場感覚とスピード感に欠ける」教育改革国民会議中間報告で山谷NC大臣

民主党ネクストキャビネット(以下NC)の山谷えり子教育・科学技術担当ネクスト大臣は22日、森首相の私的諮問機関「教育改革国民会議」がこの日「教育を変える17の提案」と題する中間報告を首相に提出したことを受けて、国会内で記者会見を行った。

山谷ネクスト大臣は報告について「現場感覚とスピード感がない。10年前から言われていることをパッチワーク的に組み合わせている印象。むしろ、この2、3年で目に見える形を示し、今困っている子どもたちと親たちに希望を持たせる感覚を持ってほしい」と苦言を呈した。

中間報告に盛り込まれている奉仕活動の義務化については、「全国一律で上からの押し付けでは、今の社会では逆効果。各地域の中での自立的な動きを尊重すべきで、まず大人たちのボランティアスピリットが大事ではないか」と指摘した。

また「教育基本法改正」については、「ショック療法として持ち出すことは危険だ。多くに人々の中に戸惑いを生じさせ、教育現場の混乱、分裂をひきおこす」と懸念を示した。

その上で、山谷ネクスト大臣は、民主党の教育基本法に対する考えを年内にまとめる方針を示した。《民主党ニュース》



9月22日 その日のできごと(何の日)