平成3381日目

1998/04/11

【カンボジア・シアヌーク国王】帰国

カンボジアのシアヌーク国王夫妻は11日、約3カ月ぶりに静養先の北京から帰国した。カンボジア滞在は約3カ月の予定。7月の総選挙を控え政争の舞台となっている首都プノンペン入りは避け、北部シエムレアプとバッタンバンにある王室別荘に滞在する。

シエムレアプ空港に到着した国王は、出迎えのチア・シム国会議長、イン・フォット第一首相らに対し「どうか皆さん再び統合してください」と述べ、ラナリット前第一首相が党首を務める民族統一戦線とフン・セン第二首相率いる人民党の間で続く抗争の早期終結を呼び掛けた。

国王帰国により、日本などは、依然北西部で戦闘が続いているラナリット前第一首相派部隊と政府軍の間の停戦実現など、自由で公正な総選挙実施に向け残されている問題の解決を期待している。

プノンペンの王宮事務所高官によると、国王は19日にフィリピン、インドネシア、タイ3カ国による東南アジア諸国連合(ASEAN)代表と会談。また、子息のラナリット前第一首相は22日にバンコクから直接シエムレアプ入りし国王と会談する。

最高実力者フン・セン第二首相は、4月いっぱいは母親の死去による服喪期間中のため、5月2日に国王と会う。《共同通信》



【Jリーグ第1ステージ】第5節

Jリーグ第1ステージ第5節(11日・国立競技場ほか=9試合)鹿島アントラーズ、セレッソ大阪がともに敗れ、全勝チームがなくなった。鹿島は柏レイソルに、後半の激しい点の取り合いから2−3で逆転負け。鹿島は勝ち点12でベルマーレ平塚、ヴェルディ川崎と並んだが、得失点差で首位をキープした。平塚は呂比須のハットトリ-ックでC大阪に3−2で競り勝った。C大阪の森島はJリーグ新記録となる開幕から5試合連続ゴールを達成した。川崎はジェフ市原を2−1で下し4連勝。昨季王者のジュビロ磐田は横浜フリューゲルスに大勝した。京都サンガはヴィッセル神戸に逆転勝ち、アビスパ福岡は浦和レッズにPK戦で敗れて5戦全敗。《共同通信》

【明石海峡大橋】初の交通摘発

明石海峡大橋(神戸市ー淡路島)の橋上で、客に景色を眺めさせようとして通行禁止の路側帯を走ったとして、兵庫県警高速隊は11日、道交法違反の現行犯で、観光バスの男性運転手(37)=大阪府堺市=を摘発した。

5日の開通以来、大橋での交通違反摘発は初めて。運転手は反則金1万2000円、交通違反点数2点の行政処分を受ける見通し。調べでは同運転手は同日午前7時半ごろ、大橋の下り線の車道を外れ、路側帯を約200メートル走行した。運転手は「違反とは分かっていたが、お客さんに外の景色を見せたかった」と話し、反省している様子だったという。

バスは観光客57人を乗せ、神戸市から淡路方面に行く途中だった。《共同通信》

【亀井静香元建設相】橋本首相の政治責任明確化を求める

自民党の亀井静香前建設相は11日、大阪府吹田市で開かれたJR連合、JR西労組主催の集会で講演し、今の不況の原因は橋本龍太郎首相の政策ミスだと指摘した上で「明らかに大きな間違いをした場合、責任を取るのは当たり前だ」と述べ、首相に対し退陣を含めた政治責任を明確にするよう求めた。

講演後の記者会見で亀井氏は、首相が責任を取るべき時期について「責任を不明確にしたまま選挙で信を問うというのはおかしい」と述べ、少なくとも7月の参院選前には結論を出すべきだとの考えを示した。《共同通信》



4月11日のできごと