平成9021日目
2013/09/19
【この日の安倍総理】
福島第1原発を視察
安倍晋三首相は19日、東京電力福島第1原発を訪れた。防護服を着て原発施設内を視察。汚染水を保管するタンク群などを見て回り、汚染水漏れの現状と対応策を確認する。汚染水漏れへの内外の関心が高まる中、「首相が先頭に立って取り組む姿勢」(官邸筋)を世界に発信するため海外メディア代表も同行させた。
視察を踏まえ、原発事故対応に国が前面に出る構えを表明し、関係府省庁に対応を指示するとみられる。
福島第1原発の視察は、就任直後の昨年12月29日以来2度目。前回は主にバスに乗ったまま見て回ったが、今回は汚染水漏れの現場を間近に見る考えだ。《共同通信》
投資減税意欲重ねて強調
安倍晋三首相は19日、消費税増税に備えて今月末にまとめる経済対策に関し「思い切って投資減税をやっていく。景気回復の実感を全国津々浦々に届けるのが安倍政権の使命だ」と述べ、投資減税への意欲を重ねて強調した。福島県内で記者団の質問に答えた。
自らの経済政策「アベノミクス」に関し「私たちが進めている政策は間違っていない。この成長の軌道を欠いてはいけない」と強調した。《共同通信》
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【レスリング・吉田沙保里選手】世界大会14連覇
レスリングの世界選手権第4日は19日、ブダペストで女子3階級が行われ、55キロ級で吉田沙保里(ALSOK)が5試合全て無失点で勝って11連覇し、五輪3連覇と合わせた前人未到の14大会連続世界一に輝いた。
63キロ級で五輪3連覇の伊調馨(ALSOK)は4試合全てテクニカルフォール勝ちし、2年ぶり8度目の優勝を果たした。《共同通信》
【プロ野球・加藤良三コミッショナー】辞意表明
プロ野球の加藤良三コミッショナー(72)は19日、東京都内で行われたオーナー会議で、統一球問題の責任を取って今季のレギュラーシーズン終了後に辞任する意向を表明した。加藤氏は記者会見で「統一球問題でお騒がせし、迷惑を掛けたことが大きな要因」と説明した。後任は未定。
コミッショナーの任期は2年で、加藤氏は昨年7月に再任されて3期目。コミッショナーが任期中に辞任するのは4人目となる。《共同通信》
【社民党】生活の党と統一会派検討
社民党の又市征治党首代行は19日の記者会見で、生活の党との参院統一会派結成を検討していると明らかにした。「(投票行動を)拘束せずに各党の考え方を尊重し、発言力を高める観点で話し合いを始めた」と述べた。
会派の所属議員数に応じて配分される各委員会での質問時間の確保などが目的で、無所属の糸数慶子、山本太郎両氏にも参加を求めると説明した。
7月の参院選で惨敗した社民党の参院会派は3人。生活の党は2人となっている。《共同通信》
【京都府・山田啓二知事】レーダー受け入れ正式表明
京都府の山田啓二知事は19日の府議会で、同府京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地に、弾道ミサイルを精微に追尾できる米軍「Xバンドレーダー」を配備する計画について「国に協力していきたい」と述べ、受け入れを正式に表明した。
配備されれば近畿で初の在日米軍施設となる。
山田知事は受け入れ決定の理由として、国が治安や電磁波、騒音などの対策に責任を持つと確約したことを挙げた。一方、国がこれらの条件を守らない場合には「協力撤回も辞さない構えだ」と厳しい姿勢を示した。
配備計画をめぐってはことし2月、国が京都府に協力を要請していた。《共同通信》
【日米合同委員会】沖縄の米軍基地の一部返還を承認
日米合同委員会は19日、沖縄県北谷町にある米軍基地「キャンプ瑞慶覧」の一部約11ヘクタールの返還を承認した。今年4月の日米合意で返還計画に盛り込まれていた。このうち市街地に隣接する部分(約7300平方メートル)について、返還まで沖縄県と米軍との共同使用区域として県が河川改修工事をできるようにすることも確認した。
今回承認された土地に関しては、返還時期を「2019年度またはその後」としていた。跡地利用の検討などがあり返還までには時間がかかるが、時期が早まる可能性もある。《共同通信》
【インド】交際反対で娘を殺害
インド北部ハリヤナ州の警察は19日、女性(20)とその恋人の男性(23)を殺害したとして殺人容疑で女性の両親とおじを逮捕した。2人の交際に反対していた両親らは公衆の面前で娘に暴力を加えて殺害し、男性の首を切断していた。
保守的な慣習が残るインドの地方部では、男女交際によって家族の名誉を汚したとして親が娘を殺す「名誉殺人」を容認する風潮がある。逮捕された父親は「(殺害に)何の後悔もない」と供述しているという。《共同通信》
【ペルー・フジモリ元大統領】獄中からつぶやき
在任中の殺人罪などで実刑判決を受け、警察施設で服役しているペルーのフジモリ元大統領(75)は19日、短文投稿サイト「ツイッター」と交流サイト「フェイスブック」に書き込みを始めた。収監先からの情報発信に政府は反発している。
元大統領は19日朝「やあ、親愛なる友人たち」とつぶやきを開始。フェイスブックには18日付の手書きのメッセージや絵を載せ「この方法で思考、思い出、夢、苦悩、喜びを分かち合える」と訴えた。側近は「(元大統領は)信頼する人物にメッセージを載せるよう頼むつもりだ」と指摘した。《共同通信》
【山内溥さん】死去
任天堂前社長で、同社を世界的なゲーム機メーカーに育てた山内溥氏が19日、肺炎のため京都市内の病院で死去した。85歳だった。
1927年、京都府生まれ。49年、家業のカルタ・トランプ会社、丸福(現・任天堂)の社長に就任した。早くからハイテク玩具の成長性に目を付け、83年に発売した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」が大ヒット。「スーパーマリオブラザーズ」などの人気ソフトも生み出し、任天堂を世界企業に育て上げた。《日経新聞》