平成8289日目
2011/09/18
【小泉純一郎元首相】“脱原発”訴え
小泉純一郎元首相は18日、川崎市川崎区内で講演し、福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関して「政府は原発建設を進めてきたが、この費用を安全な自然エネルギー開発に使い、原発依存度を下げるべきだ」と述べ、“減原発”実現を訴えた。
同時に「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」と指摘、原発はコスト面でも問題があるとの認識を示した。東日本大震災に関しては「震災の困難をチャンスに変えることが日本ならできる」と、小泉氏独特のジェスチャーを交えて語った。《共同通信》
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【小樽沖】JR北海道社長の遺体見つかる
12日朝から行方不明となっていたJR北海道の中島尚俊社長(64)の遺体が18日朝、北海道小樽市・オタモイ海岸の沖合約1キロの海上で見つかった。札幌市東区の自宅に遺書とみられる十数通の書き置きが残されていたことから、北海道警は自殺とみて、死因などについて調べる。
道警幹部によると、遺体は18日午前7時55分頃、プレジャーボートの釣り人が発見し、小樽海上保安部の巡視艇が収容した。指紋などから、道警が中島社長と確認した。
家族や会社関係者らに宛てた書き置きには、5月27日に占冠村のJR石勝線トンネル内で起きた特急の脱線炎上事故の後、同社で相次いだ一連の不祥事で心労が重なり、「仕事で迷惑をかけた」などと記されていた。同事故では、避難誘導の遅れが問題視されて、国土交通省から事業改善命令・指示を受け、中島社長は今月16日に改善策を自ら同省に報告する予定だった。《読売新聞》
【五十嵐文彦財務副大臣】前原氏の税外収入上積み発言「乱暴な話」
五十嵐文彦財務副大臣は18日、民主党の前原誠司政調会長が17日に東日本大震災の復興財源として政府が見込む税外収入約5兆円の上積みを表明したことに関連し、「5兆円はかなり無理した数字だ。さらにいくらでも出るというのは乱暴な話だ」と述べ、前原氏の発言を強く批判した。東京都内で記者団に語った。
政府は16日の政府税制調査会で子ども手当の見直しなどによる歳出削減のほか、JT(日本たばこ産業)や東京メトロ株の売却などで5兆円程度の税外収入を確保する案を提示していた。
与党内には日本郵政株の売却で税外収入を上積みし、復興増税の幅をさらに圧縮する意見が根強い。しかし、五十嵐副大臣は「どこまで国のコントロールが必要で、どこまでユニバーサル・サービスが必要か。財源ということだけでそれがおろそかになると、ゆがんだ形になる」と述べ、郵政株の売却に否定的な見解を示した。《日経新聞》