平成5733日目
2004/09/18
【プロ野球】初のスト突入
球界再編をめぐる労使交渉が決裂した労働組合・日本プロ野球選手会(古田敦也会長=ヤクルト)は18日、プロ野球70年の歴史で初のストライキに突入した。18、19日に予定されていたセ、パ両リーグの1軍戦計12試合が中止され、各球場は閑散とし、「プロ野球のない週末」を迎えた。
セ・リーグの中日ー巨人(ナゴヤドーム)、パ・リーグのダイエーー西武(福岡ドーム)はいずれも1、2位の直接対決だった。両リーグでは代替試合を行わない方針。試合数が減ることで大詰めを迎えた優勝争いに、大きな影響が出そうだ。《共同通信》
オリックス・近鉄の合併に端を発した、球界再編問題は最悪の局面を迎えた。日本プロ野球選手会と日本プロ野球機構(NPB)による協議・交渉委員会は、17日に10時間に及ぶ交渉にもかかわらず、決裂。18、19日に選手会はストライキに突入、1、2軍計17試合が中止となった。
05年は「セ6球団、パ5球団」を視野に、“05年以降”に新規参入球団の加盟を検討することを基本方針とするNPB側。“05年のシーズン”を「セパ各6球団」にするため、NPBに最大限の努力をすることを確約してほしいと要求した選手会。12球団制についての、考え方の違いを問題にして両者は妥結に至らなかった。
楽天などが新規参入の動きを見せている中で、NPB側の「誠心誠意」の言葉とは裏腹な言動が、選手会、ファンに不信感を抱かせたといっても過言ではない交渉だった。
18日、各球場では試合が行われないことを分かっていながら、ファンが自然と集まった。選手側も即席のサイン会や握手会を球場の外で行うなど、試合を中止にしたせめてものお詫びに積極的にファンと交流した。《スポニチ》
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【プロ野球】球団HPに意見相次ぐ
ストライキ決定から一夜明けた18日、各球団のホームページ(HP)にある掲示板にはファンの意見が相次いだ。
セ・リーグの首位を走る中日のホームページの掲示板には、17日夜から続々と意見が寄せられた。「苦しく渋い顔でファンへの申し訳なさを語った古田会長の顔はものすごい決意を感じました」などストを支持する声が大半。
ヤクルトのHPには古田選手への応援メールが続々。「好きこのんでストを決断したわけではない。だから謝罪なんてとんでもないことです。あなたが責めを負う必要はない」。ヤクルトファンからは「うちのオーナーはやっぱり巨人に食わせてもらっている意識がどこかにあるんでしょうね」。
一方、「パ・リーグの選手にも日があたって欲しい」「結局、球団側も選手会側もファンのことなんて置き去りかよ」などストライキを批判する声もあった。《朝日新聞》
【ヤンキース・松井秀喜外野手】2年連続100打点達成
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は18日、ニューヨークでのレッドソックス戦に「4番・左翼」で出場し、1打点を挙げ2年連続100打点をマークした。5打数3安打で打率は2割9分7厘。ヤンキースは14−4でライバルに快勝した。《共同通信》
【この日の民主党】
橋本派会計責任者の起訴にあたって(コメント) 2004/09/18
民主党幹事長 川端達夫
日本歯科医師連盟から提供された一億円の献金隠し疑惑をめぐり、先に逮捕された会計責任者が起訴されたことは、当然のことと受け止めている。
自民党最大派閥の旧態依然とした「政治とカネ」をめぐる事件の成り行きを、多くの国民が注視している。会計責任者の起訴にとどまることなく、さらに徹底した捜査を進め、一億円の使途を含めて、事件の全容が国民の前に明らかにされることを強く期待する。
本件に関して、橋本派ならびに自民党が事実関係を何ら明らかにしていないことは大変遺憾であり、自ら説明責任を果たすよう、強く求める。
民主党は、国会の場でヤミ献金問題を厳しく追及して真相解明をはかるとともに、政治とカネの問題に全力で取り組んでいく。《民主党ニュース》