平成4385日目
2001/01/09
この日のできごと(何の日)
【森喜朗首相】南アフリカでスピーチ
南アフリカを訪問中の森喜朗首相は9日午後、ミッドランドのギャラガー・エステート国際会議場で、「開発への協力」と「紛争予防・難民支援」を対アフリカ協力の両輪と位置づけたアフリカ政策演説を行った。この中で森首相は第3回アフリカ開発会議(TICAD)の日本開催を目指し、お《共同通信》とし12月に東京で閣僚会議を開くことを提案。新たに「アジア・アフリカ賢人会議」の創設も呼び掛けた。
森首相は貧困や紛争、感染症などの問題に直面しているアフリカの存在は大きいとして、「アフリカ問題の解決なくして21世紀の世界の安定と繁栄はない」と強調。その上で、過去2度、東京で開催しているアフリカ開発会議を三たび開く用意があることを表明した。《北國新聞》
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森喜朗首相は9日午前、南アフリカ・プレトリアの大統領府でムベキ大統領と階段し、南アがアフリカの自助努力により開発の青写真を描こうとする「アフリカ再生特別計画」に積極的な支持を表明した。その上で、アフリカの政治的安定と繁栄のためには、先進国と途上国が協力して問題解決に取り組む必要があるとの考えを示し、日本と南アが「南北の懸け橋」となるよう両国が友好協力関係を一層強化していくことで一致した。《北國新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【イチロー外野手】渡米
米大リーグ、マリナーズに入団したイチロー外野手(27)が9日、関西空港から米国に向けて、弓子夫人(35)とともに出発した。シーズン終了までは帰国しないもよう。スーパースターの旅立ちには、約500人のファンが集まり、空港の出発ロビーは大きな歓声に包まれた。《共同通信》
【大相撲初場所】3日目
大相撲初場所3日目(9日・両国国技館)4大関が敗れる波乱があった。魁皇は関脇琴光喜を押し出して白星を先行させたが、残る4人は相次いで黒星。千代大海は小結栃乃洋に押し出され、雅山は琴ノ若の左上手投げに逆転負け。出島は栃栄にはたき込まれ、武双山は海鵬に押し出された。出島は2敗目で、あとの3人は初黒星。横綱武蔵丸は平幕貴ノ浪を、横綱貴乃花は小結隆乃若を、それぞれ万全の寄りで退け3連勝とした。《共同通信》
【再編省庁】本格始動
1府12省庁に再編された新しい省庁体制は9日、本格的に始動し、統合省庁の担当閣僚らが職員を集めて激励した。
首相の指導力強化のため新設された内閣府では、福田康夫官房長官が「内閣府は内外の英知を結集し、無いっ買うの重要政策に戦略性をもって対応していくという重責を担った機関だ」と強調した。
橋本龍太郎行革担当相は、内閣府には縦割り行政解消の狙いもあるとした上で「総理の知恵の場、知恵の泉としての役割を担っていただくことを大変感慨深く受け止めている」と述べた。
額賀福志郎経済財政担当相は「政策を実行に移していくという形で首相のリーダーシップを支えていくことができれば、21世紀に向かう経済の突破口を開くことができる」と奮起を求めた。
伊吹文明国家公安委員長は「政治主導というのは決して政治家が我を通すことだったり無理を言うことではない」と指摘した。
厚生労働省の「新省庁発足式」で、坂口力厚生労働相は「混合から融合になるよう、ぜひお力添えをいただきたい」と訓示、医療などをめぐる事件や不祥事を反映して重苦しい内容となった。《共同通信》
【社民党・土井たか子党首】中国・江沢民国家主席と会談
社民党の土井たか子党首は9日午後、北京市の中南海で江沢民・中国国家主席と会談した。
江主席はブッシュ米新政権との関係について「(対中)政策が変わらないとは言えないが、中米関係を楽観視している」と表明。「政治家は高い所から遠くを見るべきだ。戦略的には発展すると思う」と述べながら新政権との関係構築に意欲を示した。
主席は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)情勢に関連して「(北朝鮮と韓国の)和解にプラスになることには賛成し、マイナスになることには反対する」と強調。自身の訪朝に関して「現段階で計画はない」と説明した。《共同通信》
【河野洋平外相】ドーハで政策演説
河野洋平外相は9日夜、カタールの首都ドーハで演説し、ペルシャ湾岸諸国と幅広い友好関係の構築を目指す方針を明らかにした。
外相は「湾岸諸国との関係を石油に限らず、一層拡大、深化させつつ、重層的な関係を構築していくことが双方の利益にかなう」と強調。(1)安全保障分野を含む幅広い政治対話の促進(2)水資源開発への協力(3)イスラム世界との文明対話の促進−を図る考えを示した。
演説は対湾岸外交の新たな方針を示す「河野イニシアチブ」とも言えるもので、輸入原油の7割を依存する湾岸諸国との関係強化がエネルギー戦略上も不可欠との判断が働いている。《共同通信》
【この日の民主党】
全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・長野 2001/01/09
弁士=羽田孜特別代表、北澤俊美参議院幹事長、堀込征雄選対本部事務局長、小山峰男参議院議員
隊員=田中甲衆議院議員、近藤昭一衆議院議員、川内博史衆議院議員、山村健衆議院議員、羽田雄一郎参議院議員 JR長野駅前この日は、1日で長野、新潟、富山3県を回る強行軍。長野では、地元選出の5議員が顔をそろえました。
小山峰男参議院議員
「行動を起こせば変わる。田中県政の誕生はそれを示した。沈没するかもしれない日本を救うには行動することが必要だ」北澤俊美参議院幹事長
「野党第一党の責任を、この参議院選挙で果たす。野党協力、共闘を成功させ、そして与野党逆転させる。それができれば総選挙、政権交代への流れができる」堀込征雄選対本部事務局長
「この10年改革がなされなかった。選挙に響くということで改革が先送りされてきた。ここを大きく変えていかなければならない。若い人に政治を任せていただきたい」羽田孜特別代表
「今の政府与党は、自分たちの都合で選挙制度を変えている。参議院の選挙制度に続いて、衆議院でも勝てないからと、中選挙区にしようという動きがある。これは民主主義の破壊行為であり、なんとしてでも粉砕しなければならない」全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・新潟 2001/01/09
弁士=関山信之参議院予定候補、西村智奈美県議
隊員=田中甲衆議院議員、近藤昭一衆議院議員、山村健衆議院議員、羽田雄一郎参議院議員長野駅前での街頭演説を終えた一行は、長野新幹線・上越新幹線を乗り継いで、午後に新潟市に到着。市内を街宣車で移動しながら、2カ所で街頭演説を行いました。
トレードマークの銀髪をなびかせながらコートも羽織らずに演説する関山さんの姿に、隊員たちからは思わず「がんばるなあ」と畏敬のつぶやき。
関山信之参議院予定候補
「自民党は自己改革する能力も資格もなくなった。自民党は20世紀とともに終焉のときを迎えている。すべての人が安心して暮らせる社会のために、新しい流れを支えてください。そして今年を夜明けの年に」西村智奈美県議会議員
「国・地方の抱えた膨大な借金をなくしていこう。その責任を果たすのが私たちの責任。若い議員と経験豊かな議員が一緒になり、日本を変えていきたい」全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・富山その1 2001/01/09
司会=谷林正昭参議院議員
隊員=田中甲衆議院議員、近藤昭一衆議院議員、山村健衆議院議員、羽田雄一郎参議院議員新潟をでた一行は、特急雷鳥号で富山県へ。高岡駅で下車し、その足で氷見市に入り、地元の農業・漁業関係の党員、党友のみなさんとの懇談会に臨みました。
地元農業・漁業関係者との懇談会
懇談会は、県連代表の谷林正昭参議院議員の司会で行われ、田中甲、近藤昭一、山村健各衆院議員と羽田雄一郎参議院議員が出席。
約30人の参加者からは「現在のような選挙をやっていては自民王国では100年たっても勝てない」「自民王国の牙城を崩す実行力のある野党連合の構築を求めたい」「自民党農政の減反政策の果ては米価安だ。このままでは農業を放棄しなければならない」などと、民主党の選挙戦術や農業政策について活発な意見が出されました。おかしなことなくし隊のメンバーは厳しい意見にも耳を傾けながら、熱心にメモを取りました。
羽田雄一郎参議院議員
「農林水産委員会で谷林議員の隣で、日本の農業、漁業をどうするべきかを考えさせてもらっている。将来、農業や漁業に取り組む子どもたちを育てていかなければならない。実際に従事しておられる皆さんの生の声を聞かせてください」山村健衆議院議員
「ファーストフードではなく、スローフードの運動が世界45の国で起きている。旬のものを旬に、生産者の顔の見えるものを食べるようにしていきたい」《民主党ニュース》