平成4268日目
2000/09/14
この日のできごと(何の日)
【森喜朗首相】伊豆諸島を視察
森喜朗首相は14日午後、扇千景国土庁長官(保守党党首)、公明党の神崎武法代表と火山噴火や地震で大きな被害を受けた伊豆諸島の三宅島と神津島、新島を視察した。
この後、首相は記者団に「自然災害に衝撃を受けた。公共事業予備費の178億円のうち96億円を伊豆諸島に使い、万全の措置を取り、速やかに実行したいと述べ、3島の復興に向け全面的に支援していく意向を表明した。扇、神崎両氏も同様の考えを示した。政府は19日の閣議で予備費支出を決定する。
首相らは自衛隊ヘリコプターに乗り、噴火活動で全島民が避難した三宅島に午後3時半すぎに到着。長谷川鴻・三宅村長から泥流の発生状況などについて説明を受けた。
与党3党首がそろって災害現場を訪れたのは、4月の北海道・有珠山の噴火災害に次いで2回目。政府、与党の取り組みをアピールするのが狙いだ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【ホンダ・シビック】フルモデルチェンジ
【シドニー五輪】男子サッカー
シドニー五輪の男子サッカーで、メキシコ五輪の3位以来、8大会ぶりのメダル獲得を目指す日本チームが好発進した。予選リーグD組の日本は14日、キャンベラのブルース・スタジアムで南アフリカと対戦、「トルシエの子どもたち」が力を出し、2−1で逆転勝ちした。
先制される苦しい展開だったが、選手は慌てなかった。FKの名手、MF中村俊輔(横浜)の絶妙なキック、そして最高峰のイタリア一部リーグ(セリエA)でプレーするMF中田英寿(ローマ)の繰り出すスルーパス。2得点は、20歳以下で争った昨年の世界ユース選手権準優勝メンバーのFW高原直泰が決めた。《共同通信》
【大相撲秋場所】12日目
大相撲秋場所12日目(14日・両国国技館)横綱武蔵丸が小結貴ノ浪を力強い右上手投げで退け、初日からの連勝を12に伸ばした。横綱曙は新大関魁皇を寄り切り1敗を守った。魁皇は3敗目。その他の大関陣は千代大海が闘牙を押し出し、出島が琴ノ若を寄り切ってともに9勝3敗。かど番の雅山は隆乃若を寄り切りで下し7勝目を挙げた。大関復帰を目指す関脇武双山は栃乃花に勝って給金を直した。優勝争いは全勝の武蔵丸を1敗で曙が追う展開となった。十両は琴光喜が1敗を守ってトップ。《共同通信》
【山口母親殺害事件】少年を中等少年院送致
山口の金属バット殴打事件で、自宅で母親(50)を殴る殺害したとして、殺人の疑いで逮捕された新聞配達員の少年(17)の第二回審判が14日、山口家裁であり、和食俊朗裁判長は少年を中等少年院送致とする保護処分を決定した。《共同通信》
2000年7月29日午後9時ごろ、少年と母親は口論となる。きっかけは少年が交際したいと考えていた女性の携帯電話に、母親が無言電話をかけたためであった。そのことを母親に少年は問いただしたが認めず、母親が少年に対し「出て行け」などと言ったことに腹を立て、借金の事も絡んで口論となり暴行を加えた。そして、頭に血が上った少年は金属バットで母親の頭と顔と胸などを殴り倒し母親を滅多打ちにし殺害した。
山口母親殺害事件 -Wikipedia
【東海豪雨】死者9人に
東海豪雨による水害で、約6600人の全世帯に避難勧告が出ていた愛知県西枇杷島町は14日午前7時、全域で避難勧告を解除した。名古屋市内でも避難勧告を解き、残る勧告対象は、東浦町と犬山市の一部だけとなり、県内のほとんどの地域で各避難所にいた住民が次々と自宅に戻った。県内での避難者は数千人程度に減った。
徹夜で進められた愛知県内での排水作業は大府市の一部を除き完了。浸水のため休校になっていた名古屋市西区や同県新川町の小学校などの一部では、3日ぶりに児童や生徒が登校し、校内の清掃などを行った。
一方、三重県四日市市で行方不明だった男性(60)が14日午前、遺体で見つかり、水害による死者は計9人となった。
一部区間で不通だった名鉄は全線で始発から運行を再開したが、JR東海道線の一部ではまだ運行を見合わせている。
愛知県は、水がほとんど引いたことから県内各地の保健所で浸水の影響による感染症や食中毒などについての窓口を設け、相談に乗り出した。《共同通信》
【スズキ、GM】提携強化
スズキと米ゼネラル・モーターズ(GM)は14日、両社の提携関係を強化することで合意したと発表した。GMのスズキへの出資比率を現在の約10%から20%に拡大するとともに、ジョン・スミスGM会長がスズキの非常勤取締役に就任する。スズキは提携拡大により、海外での合弁事業などを強化するが、今後の経営はGM色が強まることになる。
スズキの鈴木修会長とGMのスミス会長が同日午前、都内で記者会見して発表した。両社の合意によると、GMは、スズキが来年初頭までに実施する第三者割当増資に応じ、約6億ドル(約640億円)の資金を新たに拠出する。
また、スミス会長が来年6月のスズキの株主総会後に非常勤取締役に就任するとともに、幹部クラスでも人材交流を進める。両会長とも、スズキの経営は今後も自主性を維持すると強調している。《共同通信》
