平成5361日目
2003/09/12
この日のできごと(何の日)
【地村保さん、浜本雄幸さん】「短い1年」振り返る
日朝首脳会談で北朝鮮が拉致を認めた昨年9月17日から1年になるのを前に、小浜市の被害者家族、地村保さん(76)と浜本雄幸さん(74)は12日、同市役所で記者会見した。
2人ともこの1年を「非常に短く感じる」と振り返り、北朝鮮で暮らす孫や甥たちに「お前たちは日本人だ。早く帰ってこいと言いたい」と力をこめた。《福井新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲】
大相撲秋場所6日目(12日・両国国技館)横綱朝青龍が北勝力を豪快につり落とし、ただ一人6戦全勝とした。大関陣は魁皇が時津海を送り出して5勝1敗。しかし千代大海は小結土佐ノ海に突き落とされ、かど番の栃東も高見盛の寄りに屈し、ともに2敗となった。武双山は左ひじを痛めてこの日から休場した。関脇は若の里が貴ノ浪を押し出して4勝目を挙げたが、雅山は旭天鵬に敗れて3勝3敗となった。全勝の朝青龍を1敗で魁皇、平幕の玉乃島、安美錦、垣添が追う。十両は豪風と追風海が6連勝で並んでいる。《共同通信》
【プロ野球】
プロ野球セ・リーグは12日、首位阪神が中日に1−2で敗れ、優勝へのマジックナンバー「2」は変わらなかった。ただ、最短の優勝決定日は13日で、阪神が中日に勝ち、マジック対象チームの広島が横浜に、ヤクルトが巨人に負けると阪神の18年ぶり4度目のリーグ優勝が決まる。パ・リーグは首位ダイエーとオリックスの試合が台風接近による天候不良で中止となり、2位の西武が日本ハムに勝ったため、ダイエーの優勝へのマジックナンバーは「12」のまま変わらなかった。《共同通信》
【世界柔道】
柔道の世界選手権第2日は12日、大阪市の大阪城ホールで男女各2階級を行い、女子70キロ級の上野雅恵(三井住友海上)が2連覇を達成した。男子81キロ級の秋山成勲(平成管財)は、3位決定戦で敗れ5位だった。
上野は初戦の2回戦から危なげなく勝ち進み、決勝ではレグラレイエン・スルエタ(キューバ)を大内刈りで倒し、5試合すべて一本勝ち。
在日韓国人として地元大阪で育ち、一昨年に日本国籍を取得した初出場の秋山は、準決勝でフロリアン・ワナー(ドイツ)に試合終了間際の大外巻き込みで一本負け。3位決定戦ではポイント差で敗れた。男子81キロ級はワナーが優勝した。
黄禧太(韓国)が制した男子90キロ級の矢崎雄大(了徳寺学園職)は、3回戦で敗退。女子63キロ級はダニエラ・クルコウェル(アルゼンチン)が優勝し、前回3位の谷本歩実(筑波大)は3回戦で姿を消した。
日本は女子70キロ級と男子81キロ級で、来年のアテネ五輪出場枠を確保した。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・民主党の菅直人代表は12日午後、古武術家、甲野善紀氏を党本部に招き、古くから伝わる刀さばきを実演してもらった。体の関節を複雑に駆使しながら素早く、力強い動きを生み出すコツを「体の各部分がそれぞれ自発的に効率的な動きをすること」と説く甲野氏。感嘆した菅代表は思わず「わが党も個性的な人が多いが、それが勝手に動いて力になるという組織論が編み出せたらいいな」と苦笑い。「バラバラ」と指摘される同党だけに、古武術の極意がよほど気に入った?《共同通信》
【小泉純一郎首相】石原発言は不適切
石原慎太郎東京都知事が外務省の田中均外務審議官宅に不審物が仕掛けられた事件に関して「当然のいきさつがあった」と発言したことに対し、各閣僚が12日の閣議後の記者会見で一斉に批判した。
小泉純一郎首相は首相官邸で記者団に対し「不適切だ」と改めて批判、発言を撤回すべきかどうかについては「あとは石原知事がどう判断されるかだ」と述べた。
福田康夫官房長官は「卑劣な犯罪を容認、正当化する趣旨と受け取られかねない。影響力のある立場の方が発言されるのは極めて遺憾だ」と表明。石原知事の外務省批判にも「北朝鮮問題は政府一体となって扱っている。外務省の一部幹部がどうこうできるものではない」と反論した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は12日、ニューヨークのデビルレイズ戦に「7番・左翼」で出場し、4打数1安打で打点はなかった。松井は二回一死一、二塁で中前打を放ったが、二塁走者が本塁でアウトになり、99打点のまま。ヤンキースは10−4で勝ち6連勝を飾った。
カージナルスの田口壮外野手はアストロズ戦に途中出場し、七回に左越えへメジャー2年目で初本塁打を放つなど2打数1安打2打点。チームは5−14で敗れた。
マリナーズのイチロー外野手はエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発。五回に13号ソロを放ったが、5打数1安打で打率は3割1分3厘に下がった。九回二死から登板した長谷川滋利投手は、1球で後続を断ち15セーブ目。マリナーズは、7−4で勝ち3連勝とした。《共同通信》