平成1341日目

1992/09/09

この日のできごと(何の日)

【明石家さんまさん、大竹しのぶさん】離婚会見

お笑いタレントの明石家さんまさん(37)と女優の大竹しのぶさん(35)が9日、東京・河田町のフジテレビで別々に記者会見し、同日に離婚届を提出したことを明らかにした。2人はテレビドラマに共演したのがきっかけで昭和63年9月に結婚し、4年目。

会見でさんまさんは「素晴らしい妻だった」としながらも、「子育てという点で(2人の考え方に)大きなずれがあった。もう少し家にいて(子供たちと)一緒に居てあげてほしかった。お互い忙し過ぎた」などと離婚理由を説明。

大竹さんは「一日に30時間もあればご飯をつくったり全部できたのですが……。私は母親や主婦のほかに(女優という)もう一つの仕事がある。そこで頑張りたいと思ってしまった」と話していた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【ボクシング・平仲明信選手】初防衛に失敗

世界ボクシング協会(WBA)ジュニアウエルター級タイトルマッチ12回戦(9日・日本武道館)―チャンピオンの平仲明信(28)(沖縄)は、同級6位のモーリス・イースト(19)(フィリピン)に11回TKO負け、初防衛に失敗した。イーストは世界初挑戦でタイトルを奪取。

平仲が敗れたため、日本のジム所属の世界王者はジュニアフライ級の井岡弘樹(グリーンツーダ)、フライ級のユーリ海老原(協栄)、ジュニアバンタム級の鬼塚勝也(協栄)、バンタム級の辰吉丈一郎(大阪帝拳)の4人。

平仲は序盤、接近戦から左右の連打でボディー、顔面と打ち分け、イーストを再三ロープ際にまで追い詰め、一方的に攻めたが、ダウンを奪えなかった。逆に、打ち疲れからか中盤からイーストのパンチを食らい、11回、カウンター気味の左ストレート一発で逆転負けを喫した。《読売新聞》

【新潟県・金子清知事】辞任

佐川急便事件「新潟ルート」で、政治資金収支報告書の虚偽記入罪に関与した疑いが強まっている金子清新潟県知事(60)の辞任が、9日午後1時から開かれた臨時県議会で承認された。金子知事は「佐川マネー」に頼って当選したものの、当初からアキレス腱とうわさされた献金疑惑につまずき、約3年3か月間の短い県政運営に終止符を打った。

県議会本会議に出席した金子知事は、1日の辞任記者会見同様、「政治的、道義的全責任をとって辞任する」と述べるにとどまり、捜査の焦点となっている「1億円の献金」受領や虚偽記入に関与したとされる事実関係については、捜査中であることを理由に触れなかった。

県議会は、辞任を承認した後、知事をはじめ関係者に疑惑解明の努力を求めた「県政の信頼回復に関する決議案」を満場一致で採択した。《読売新聞》

【ロシア・エリツィン大統領】訪日延期

13日から予定されていたエリツィン・ロシア大統領の来日が、当分の間延期されることになった。エリツィン大統領は9日深夜、宮澤首相に電話で来日延期の意向を伝え、これを受け日口両国政府は、日本時間の10日未明、延期を同時に発表した。来日時期は年明け以降に持ち越される見込みだ。また、日本訪問と同時に予定されていた韓国訪問も延期される。

延期の理由については、「ロシア国内の諸般の事情」(加藤紘一官房長官)とされているが、経済困難、保守派の抵抗など厳しい国内的試練に見舞われているエリツィン大統領がますます厳しい立場に追い込まれているとの見方が強まっており、国際的にも今後のロシアの動向に注目が集まるのは必至だ。日本政府としても、大統領来日を日ロ両国間の最大の懸案である北方領土問題打開の糸口としたいとしていただけに、対口外交の再構築を迫られるものと見られる。

エリツィン大統領と宮澤首相との電話会談は午後11時すぎから通訳をまじえて約25分間行われた。この中で、大統領は「ロシア国内の種々の事情により今回の訪日は延期のやむなきに至った」と延期理由を説明。これに対し、首相は「(今回の訪日は)日ロ関係に新たな第一歩を記すという意味で大きな意義を有すると考えていただけに誠に遺憾だ。延期のロシア側の事情が一日も早く解決することを期待している」と述べ、早期来日への期待感を表明した。

また会談で、大統領は「日本の対応には不満がない」と述べ、領土問題打開を前面に押し出し、この問題で大統領の決断を迫る日本側の対応などに不満があっての来日延期ではないことを強調。さらに大統領は、「今後とも良好な日ロ関係を維持していく必要がある」と述べたが、同時に「安全保障会議でも今回の来日にあたって議論があった」と説明した。

また大統領は、ロシア国内問題解決後の来日に意欲を見せ、「領土問題を進展させる形での訪日にしたい」とも述べた。《読売新聞》

【毛利衛さん】ケネディ宇宙センターへ

打ち上げを三日後に控え、日本初のスペースシャトル飛行士、毛利衛さん(44)が9日午前8時40分(日本時間同日午後9時40分)、訓練基地のテキサス州ジョンソン宇宙センターから、「エンデバー」搭乗準備のため打ち上げ基地のケネディ宇宙センターに4台のジェット練習機に分乗して到着した。

毛利さんは、エンデバーのパイロットのカーティス・ブラウンさん操縦の二番機に乗って到着。また、マーク・リー、ジャン・デイビス飛行士は夫のリーさん操縦で仲よくおしどり飛行を楽しんだ。

ロバート・ギブソン船長」が乗員を代表して「こんにちは」と日本語であいさつした後、「日本の初の飛行士と一緒に搭乗できてうれしい」と述べた。毛利さんは日本の報道陣に手を振り、全員で迎えのバスに乗りこんだ。

エンデバーは12日午前10時23分(日本時間同日午後11時23分)打ち上げの予定。《読売新聞》



9月9日 その日のできごと(何の日)