平成6780日目
2007/08/01
【この日の安倍総理】
東ティモール国際平和協力隊の出国あいさつ
平成19年8月1日、安倍総理は、総理大臣官邸で東ティモール国際平和協力隊の代表から出国に際しての表敬訪問を受けました。
我が国は、国連からの要請を受け、東ティモールにおける「国連東ティモール統合ミッション」(UNMIT)に対し、国際平和協力法に基づき、文民警察要員2名及び連絡調整要員3名を派遣し、同国の安定強化及び国造り支援を行っています。今回、二次隊として文民警察要員の2名と連絡調整要員1名が派遣されます。
安倍総理は出国する隊員からのあいさつを受けた後、「東ティモールの治安復興は極めて重要ですから頑張ってください。」と述べ、隊員を激励しました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【赤城徳彦農相】辞表提出
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)は1日、首相官邸に安倍晋三首相をたずね、政治団体の事務所費をめぐる問題が参院選惨敗に影響した責任を取り辞表を提出、首相もこれを受理した。
事務所費など不自然な支出を指摘され続けながら、領収書の公表を拒み続けた赤城氏だが、参院選での自民惨敗の要因となり与党からも辞任論が出ており、首相も事実上の更迭を判断した。安倍政権下での閣僚交代は、自殺した松岡利勝前農相も含め、4人目。
赤城氏を擁護し続けて参院選を戦った首相にとって後手を踏んだ形の辞任は打撃であり、体制立て直しを迫られる中で大きな失点となった。《毎日新聞》
【この日の民主党】
赤城農水相辞任「遅きに失した」 菅代行
菅直人代表代行は1日午後、赤城農林水産大臣の辞任を受け、党本部で記者団の質問に答えた。
菅代表代行は、赤城農林水産大臣の辞任については「遅きに失した」との感想を述べ、「今、政治は空白状況に陥っている。機能していない」と指摘。安倍首相が「政治的空白に陥るので政権の座を辞さない」と発言していることにも触れ、「安倍首相が総理の座にいるかぎり国民が納得できる政治はできない」と断じた。
また、赤城農水相が辞任に際して、自らの事務所費問題が与党の参院選惨敗の一因となったことを理由としている点については、根本的な問題意識が異なるとの見解を示唆。「事務所費問題について説明責任を全く果たしていない」と批判し、与党が強行採決によって成立させた「政治資金規正法」がザル法であることを改めて強調。早い時期に法改正の必要性があるとの認識を示した。
さらに、発足10カ月で4人の大臣が交代するという事態に陥った安倍政権に言及。「赤城農水相の問題は選挙前に発覚したにも係らず、(安倍首相は)辞任は不要との立場を維持し続けてきた」ことを指摘し、「総理が内閣を運営していく能力に欠けていることを証明した」と述べた。
臨時国会での対応については「(参議院における野党の過半数獲得で)チャンスをいただいた。その第1ラウンドとして、マニフェストに盛り込んだ政治資金規正法の強化、年金流用の禁止等、国会への法案提出の準備を進めている」と報告。農業政策、子ども手当など民主党の主張する政策を明らかにしたうえで、「解散要求の前に参議院における(野党)過半数を生かして、提案しているマニフェストの中で実現を目指す」との決意を表明。「反対された場合には国民に審判を受ける」展開にもっていく、との考えを示した。《民主党ニュース》
【西表石垣国立公園】誕生
石垣島の陸域の3割(7022ヘクタール)と海域(1万4500ヘクタール)を国立公園に編入する内容の「西表石垣国立公園」が1日の官報に告示され、石垣島が正式に国立公園に指定された。石垣島が「わが国の風景を代表するに足る傑出した自然の風景地」となり、公園区域は今後、自然公園法により保護、活用されることになる。《八重山毎日新聞》
【米・ミネアポリス】高速道路が崩落
米ミネソタ州ミネアポリスで1日夕方のラッシュアワーに発生したミシシッピ川にかかる橋の崩落事故では、これまでに少なくとも7人が死亡した。夜明けとともに救出活動が再開されたが、地元当局者は死者数がさらに増える可能性があるとの見方を示している。
事故は、現地時間1日午後6時5分頃に主要幹線の高速道路135号線の橋で発生。橋は突然崩れ、ミシシッピ川や川の土手などに崩れ落ちた。事故現場にはつぶれた車両やコンクリートの板などが散乱していた。《ロイター》
【横綱朝青龍関】サッカー問題で出場停止に
大相撲の横綱朝青龍(26)=高砂部屋=がけがを理由に3日からの夏巡業の休場届を出しながら、モンゴルでサッカーをしていた問題で、日本相撲協会は1日、臨時理事会を開き、朝青龍に対し、(1)9月の秋場所と11月の九州場所の出場停止(2)4カ月30%の減俸(3)九州場所千秋楽まで特別な事情がない限り、部屋、病院、自宅以外は出歩くことを禁止――の処分を下した。横綱が出場停止になるのは初めて。
生活指導部長の伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)が理事会終了後、会見し、「(けがの)診断書を出しながら、サッカーをしたのは軽率。模範であるべき横綱がこういう行動を取ってしまった。深く反省して欲しい」と話した。また、師匠の高砂親方(元大関朝潮)も監督責任を問われ、4カ月30%の減俸となった。
朝青龍は「処分を真摯(しんし)に受け止め、治療をしながら、12月の冬巡業や来年の初場所に備えていきたい」とのコメントを出した。《朝日新聞》
【作詞家・阿久悠さん】死去
「北の宿から」「勝手にしやがれ」など70~80年代、昭和の歌謡曲黄金期を代表する作詞家として活躍した阿久悠さんが1日午前5時29分、尿管がんのため死去した。70歳。兵庫県出身。葬儀は近親者のみで行い、後日「送る会」を開く。
67年、作詞家デビュー。山本リンダの「どうにもとまらない」、森昌子の「せんせい」、都はるみの「北の宿から」など、アイドルポップスから演歌までジャンルを問わないヒットメーカーとなった。70年代半ばからは、沢田研二と組み「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」をヒットさせたほか、歌手オーディション番組の審査員を務め、「UFO」のピンク・レディーや山口百恵、桜田淳子を発掘し、歌謡曲の黄金期を築いた。小説も執筆し、淡路島で育った体験を生かした「瀬戸内少年野球団」が映画化された。《日刊スポーツ》