平成5302日目

2003/07/15

この日のできごと(何の日)

【民主党・鳩山由紀夫前代表】小泉首相と連携も

民主党の鳩山由紀夫前代表は15日夕、東京・神田駿河台の明治大で講演し、小泉純一郎首相との可能性について、首相の今後の行動や政策をみて連携を模索する考えを示した。

鳩山氏は「(首相の)これからの生きざま、自民党総裁選でのマニフェストを見ながら、ともに行動したほうがいいのか、われわれが取って代わらないとこの国は変わらないのかを判断し、最終的な行動を作り上げたい」と述べた。

党内での存在感をアピールするとともに、自由党との連携に慎重な菅直人代表ら執行部をけん制するのが狙いとみられる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【大相撲】

大相撲名古屋場所10日目(15日・愛知県体育館)トップに並んでいた2敗力士5人のうち、大関武双山、平幕時津海が勝ち、朝青龍休場で不戦勝を得た平幕土佐ノ海とともに勝ち越しを決めた。武双山は平幕貴ノ浪を簡単に押し出し、時津海は金開山を寄り切った。大関同士の対戦は千代大海が栃東を押し出して7勝3敗。栃東は4敗に後退。大関魁皇は平幕琴龍を寄り切って3敗を堅持。関協同士の一番は若の里が勝って6勝目、旭天鵬は4勝6敗。小結栃乃洋は4勝目を挙げた。2敗の武双山、土佐ノ海、時津海を追う3敗力士は魁皇、千代大海ら6人。《共同通信》

【プロ野球】オールスターゲーム第1戦

全セ(原辰徳監督)4-4全パ(伊原春樹監督)

2003年プロ野球サンヨーオールスターゲーム第1戦、全セントラルー全パシフィックは15日、大阪ドームで行われ、4−4で引き分けた。通算成績は全セの60勝71敗8分け。最優秀選手には高橋由(巨人)が選ばれた。

全パは三回に谷(オリックス)のソロ本塁打で同点。五回に松井(西武)のソロ本塁打で勝ち越すと、六回にはカブレラが特大の2ランを放って4−1とリードを広げた。

全セも一発攻勢で反撃。七回に代打高橋由が2ランを放って1点差。さらに九回の2打席連続本塁打で追いついた。《共同通信》

【東京高裁】セクハラ認定賠償を減額

「週刊文春」の連載記事で名誉を傷付けられたとして、芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」と社長が文芸春秋などに計1億700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は15日「記事の主要部分は真実性の要件を満たしている」として、一審東京地裁判決が880万円とした賠償額を120万円に変更した。

判決理由で矢崎秀一裁判長は、事務所に所属する少年が社長からセクハラを受けたとの記事について「少年らの供述内容はおおむね一致しており、信用できる。違法性は認められない」と判断した。《共同通信》

【辻元清美前衆院議員】立件へ

社民党の辻元清美前衆院議員(43)による秘書給与流用疑惑で、警視庁捜査二課は15日までに、国から政策秘書の給与をだまし取り、事務所経費などに充てていた疑いが強まったとして、辻元前議員ら数人について詐欺容疑で立件する方針を固めた。近く本格聴取する。

捜査二課は既に、辻元前議員から数回にわたり事情を聴いた。さらに衆院の資料を取り寄せ、事務所関係者を事情聴取。その結果、秘書給与を事務所の人件費などに回すため、勤務実態がない政策秘書の「名義借り」をしていた疑いがあると判断した。

昨年3月の週刊誌報道に端を発した疑惑発覚から1年4カ月。辻元前議員本人の刑事責任追及に向け実態解明を急ぐ。

調べなどによると、辻元前議員は初当選後の1996年10月−97年3月と同年4月−98年12月に、女性の政策秘書を1人ずつ登録。

国から支給された給与のうち1人目の秘書に月7万7000円を、2人目の秘書には月5万円を支払い、残りは事務所スタッフの人件費などに回していたとされる。

辻元前議員は疑惑発覚後の記者会見で「流用した金は私的に使っておらず、詐欺に当たらない」と主張していた。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】「与党は言行不一致」

民主党の菅直人代表は15日午後の記者会見で、竹中平蔵金融・経済財政担当科に対する問責決議案提出について「与党にも従来、竹中氏への批判は強かった。口で批判しても行動まで伴う議員が出るのか」と述べ、16日の参院本会議で否決方針の与党対応を「言行不一致」として批判した。

これに対し自民党の青木幹雄参院幹事長は記者会見で「与党でまとまってきっちり対応する。(与党内の竹中氏批判と)問責決議案に対する態度は別の問題だ」と強調、16日の参院本会議採決では党議拘束をかけて反対する方針をあらためて強調した。

公明党は15日の常任役員会で「問責決議案は政治的パフォーマンス」(木庭健太郎参院幹事長)などと反対を確認。保守新党も「竹中氏だけに経済失政の責任をかぶせるのは疑問」(熊谷弘代表)と反対に回る方針だ。《共同通信》

【MLB】

米大リーグの第74回オールスター戦は15日夜、シカゴのUSセルラー・フィールドで行われ、日本人選手はマリナーズのイチロー外野手(29)と長谷川滋利投手(34)、ヤンキースの松井秀喜外野手(29)と初めて3人が出場。

新人でただ1人先発メンバーに選ばれた松井は、二回二死一塁の球宴初打席でア・リーグ初安打となる左前安打を放った。試合はア・リーグが7−6で逆転勝ちした。《共同通信》

米大リーグのオールスター戦は15日、シカゴのUSセルラー・フィールドで行われ、ア・リーグが7−6で逆転勝ちした。ア・リーグは1分けを挟み6連勝で、通算成績は32勝40敗2分けとなった。最優秀選手(MVP)には3安打2打点のアンダーソン外野手(エンゼルス)が選ばれた。

打率3割5分2厘で現在ア・リーグ首位打者のイチローは「1番・右翼」、2割9分9厘、66打点と健闘の松井は「7番・中堅」で先発出場。日本球界で頂点を極め、ファン投票で選出された2人の強打者が“夢の右中間”として同じグラウンドに立った。

松井は四回、ニゴロに倒れて2打数1安打で交代。イチローは一回の第1打席が一ゴロ、三回と五回は連続四球を選び、七回でベンチに下がった。

監督推薦を受け、7年目で初出場の長谷川は五回から登板したが、逆転2ラン本塁打を打たれるなど2/3回を投げ3安打、4失点で降板した。《共同通信》

【この日の民主党】

竹中大臣に対する問責決議案を提出

民主党は15日午前、竹中平蔵金融・経済財政担当相に対する問責決議案を参議院議長に提出した。

決議案は提案理由として、「小泉大不況」を招いた経済財政政策の失敗、多くの中小企業を破綻に追いやった金融行政の誤り、「ETF(株価指数連動型上場投資信託)は絶対儲かる」発言などに示された経済閣僚としての資質の欠如などを挙げ、同大臣の責任は「致命的なほど重大である」と厳しく指摘している。

国内独立人権機関設置に関する野党3党の基本合意まとまる

政府から独立した人権委員会の設置について検討してきた民主・自由・社民の野党3党の人権問題懇談会は15日、政府提出の人権擁護法案について、新たに設置する人権委員会の独立性を確保するため、内閣府の外局とすること、人権救済の実効性を確保するため、都道府県ごとに「地方人権委員会」を設置することなどを盛り込んだ3党合意案をまとめ、発表した。

同懇談会は、野党3党の政策責任者会議で設置が確認され、政府提出の人権擁護法案に対する野党案作成に取り組んできた。合意案をもとに、3国会にわたり継続審議となっている政府提出の人権擁護法案について、抜本修正を与党側にを求めていく予定。合意案では、人権委員会の構成について、ジェンダーバランスに配慮し、NGO関係者、人権問題・差別問題に精通した人材を充てることなども求めている。

[衆院本会議]上肢障害者等の代筆投票認める公選法改正案を可決

ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の代筆投票等を認める公職選挙法の改正案が15日、衆議院特別委員長提出法案として衆議院本会議で全会一致で可決された。

現行法では、一定の場合に施設での投票や郵便投票を認めているが、自筆で記入しなければならないため、ALS患者など重い上肢障害等を有する障害者は、選挙権を事実上行使できない状態にあった。東京地裁は昨年秋、これを「憲法に違反する状態」と判断。立法による解決が強く迫られるなか、民主党は4月、代筆投票制度を導入する公選法改正案を参院に提出し、法改正実現を各党に呼びかけてきた。

衆議院で可決した改正案は、上肢障害1級と視覚障害1級の在宅障害者について、郵便投票における代理記載制度を導入。あわせて、生活全般について全面的介助が必要な「要介護度5」の在宅要介護者を郵便投票の対象に追加した。

「竹中問責決議へ野党で共同歩調とる」菅代表

民主党の菅直人代表は15日、定例記者会見を開き、同日午前、竹中金融・経済財政担当相への問責決議案を参院に提出したと報告。野党で共同歩調をとるとした。

菅代表は「3度目の骨太方針が出されたが、1、2度目ともに示された方針は何ら実現していない」と指摘して経済失政を問題視するほか、りそなホールディングスへの公的資金投入や金融庁幹部による東京海上火災保険への圧力疑惑などの監督責任に言及し、「金融・経済財政担当相として資質に欠ける」と批判した。

また、18日の衆院予算委員会集中審議において自ら質問に立つことを明らかにし、「2年3カ月の小泉政権の経済失政を総括する形で改めて問いたい」と表明。イラク復興支援特別措置法案の問題点、イラク攻撃の根拠とされた大量破壊兵器の問題等について、時間が許す限り厳しく追及する構えを示した。

[衆院国交委]民主党など提出の「交通基本法案」が審議入り

民主党が障害者団体や交通・運輸関係者などと意見交換を重ねながら作成した「交通基本法案」の提案理由説明が15日、衆議院国土交通委員会で行われ、実質的な審議に入った。

法案は、憲法25条・22条により保障される「移動に関する権利」を明記するとともに、安全で円滑で快適な交通施設等の利用、交通による環境への負荷の低減など、交通についての基本理念と関係者の責務を規定。政府は、交通基本計画を定め、国会承認を得ることとされ、交通条件に恵まれない地域や移動制約者に配慮した交通施設の整備の促進、都市部の交通混雑緩和など、国・地方公共団体が講ずべき基本的施策も定めている。

衆院青少年特の野党理事・委員が鴻池祥肇大臣に申し入れ

衆議院青少年問題に関する特別委員会の野党4会派理事・委員は15日午後、青少年問題を担当する鴻池祥肇大臣が11日の閣議後の記者会見の席上、長崎市の幼児誘拐殺人事件に関連して「親なんか市中引き回しの上、打ち首にすればいい」などと発言した問題について、発言の撤回と謝罪、大臣辞任を求める申し入れを行った。

申し入れ書は、水島広子(民主党)、山口壮(同)、達増拓也(自由党)、石井郁子(共産党)、保坂展人(社民党)の各議員の連名で、「青少年問題の担当大臣が、法律にないような罰や制裁を与えるべきと公言することは、民主主義国ではあり得ない。被害者への配慮のかけらもなく、今日の社会を形成した政治家としての自覚も責任もなく、暴言は放つ姿勢を許すことはできない」などと厳しく批判している。

鴻池大臣が、自らが青少年担当である限りは青少年育成大綱を出さないと表明したことについても、「国会に対する責任を終えるかどうか、疑わざるを得ない」としている。

03年度党員・サポーター定時登録は約10万人に

6月30日に締め切った03年度の党員・サポーター定時登録数は、速報値で、昨年同時期の定時登録数を若干下回る約10万人となった(正確な人数は現在精査中)。15日午前の常任幹事会で岡田幹事長が報告した。《民主党ニュース》



7月15日 その日のできごと(何の日)