平成157日目
1989/06/13
この日のできごと(何の日)
【宇野宗佑首相】女性問題「遺憾」
国会は13日、論戦の舞台を参院予算委員会に移し、リクルート事件を契機とする政治改革、宇野内閣の基本姿勢をめぐり、政府の見解をただした。
社会党の千葉景子氏が宇野首相の女性問題を追及したのに対し、首相は「この問題で迷惑をかけているのは遺憾だ」と初めて遺憾の意を表明。さらに(1)人倫にもとる行為はしていない(2)女性を軽べつしたことはない(3)男女同権の今日、常に女性を崇拝している−−などと釈明したが、細部に関しては「公の場では差し控えたい」と言明を避けた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【中国・李鵬首相】経済制裁に反発
中国共産党中央、国務院(政府)は13日、党・政府の主だった指導者を集めて中国の中南海で関係部門責任者会議を開いた。
会議は李鵬首相(党中央政治局常務委員)が司会を努め、喬石党中央規律検査委書紀(同)が9日の鄧小平中央軍事委主席の演説について報告、李首相、姚依林副首相(同)が「重要演説」をしており、党運営が3人による“トロイカ体制”で進められていることが明らかになってきた。
西側の対中非難が高まる中で、李鵬首相はこの日の演説で「少数の国が多くのデマを飛ばしているが、中国人民はこのような圧力に屈服するものではないことを告げたい」と指摘、経済制裁の動きが出ていることに強い反発を示し、対決的姿勢を示した。《共同通信》