平成156日目

平成元年6月12日(月)

1989/06/12

【衆院予算委員会】宇野首相の女性問題で一波乱

英、米各紙などが次々と取り上げ、今や国際的に注目の的となった宇野首相の「女性問題」をめぐって12日、衆院予算委員会が一波乱。「個人の問題。公の場で答弁は差し控えたい」と逃げ腰に終始する宇野氏に「日本のイメージダウンにつながりかねない。はっきりとした対応を」と執ように迫る野党各党。

見かねたのか中尾栄一委員長が国会法を楯に質問封じに出たものの、口が滑って民社党の故春日一幸元委員長の女性問題まで引き合いに出す脱線を演じてしまった。この問題、宇野氏自身が口を閉じたままだけに、まだまだくすぶり続けるのは必至だ。《共同通信》




【宇野宗佑首相】米中関係に憂慮

宇野首相は12日午後の衆院予算委員会で、中国情勢について「米国、中国の仲は極めておかしな仲になっていると耳にする」と述べ、反体制物理学者方励之夫妻の身柄引き渡し問題などをめぐって悪化しつつある米中関係に憂慮を表明した。

これに関連して中国人民解放軍による武力制圧に対し、日本政府の非難表明が及び腰だったとの批判が内外に出ていることについて「(日中間でも)もしそうなったらどうだったかと考えると、国政を預かる者として慎重でよかったと思う」として、政府の対応が適切だったとの認識を示した。

民社党の中野寛成氏の質問に答えた。《共同通信》

6月12日のできごと