平成8165日目

2011/05/17

【この日の菅直人総理】

原子力災害対策本部会議

平成23年5月17日、菅総理は総理大臣官邸で、第15回となる原子力災害対策本部会議を開催しました。

本日の会議では、原子力被災者への対応に関する当面の取組方針等を決定しました。

本日の議論を踏まえ菅総理は、「原発事故の収束そのものについては、ひと月前に東電から行程表、ロードマップが示されておりますが、本日、この東電が出されたロードマップの見直しが行われまして、その見直された内容と整合性をもった形で政府としての対応を先ほどお決めいただいたところであります。
原子力被災者への支援については、もう既に2か月を超える避難生活などで、本当に心身ともに疲れ切っておられる方々、私も多くお目にかかってきました。避難生活の改善、仮設住宅、仕事、子どもの教育、新たな継続的避難、更には家畜などに対する対応などもあり、本当に大変なご苦労をいただいておりますが、各省庁一丸となって、きめ細かく、生活面、仕事の面をフォローしていただきたいと思います。
政府としては、最後の最後まできちんとそれらの皆さんに対して、政府としての責任でもってきちんとした対応をすると、そのことを国民の皆さんにしっかりと申し上げることを含めて、この会議での決定としたい。」と述べました。《首相官邸》

共産党・志位和夫委員長と会談

菅直人首相は17日、志位和夫共産党委員長と首相官邸で会談し、東京電力福島第一原発事故に関連し、多くの使用済み核燃料が同原発の貯蔵プールにたまっていたことについて「実態がああだったとは知らなかった。問題だ」と述べた。

志位氏によると、首相は「使用済み核燃料を青森県六ケ所村の再処理施設に持っていく(再利用の)サイクルが機能しない状況になっていることは事実だ」とも述べた。核燃料サイクルのあり方を見直す考えを示した発言だ。首相は「自然エネルギーの普及を福島県で大いに進める。開発の予算を福島県につけたい」とも述べた。共産党は、被災者の債務を凍結・免除するなどの提言を首相に手渡した。《朝日新聞》




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【大畠章宏国交相】仮設住宅「お盆までの全員入居、ほぼ可能」

東日本大震災の被災者が入居する仮設住宅ついて、大畠国交相は17日、「お盆までに、希望する全員の入居がほぼ実現できる」との見通しを明らかにした。仮設住宅はこれまで7万2000戸が必要とされていたが、国交省は、被災した県に必要な戸数の再調査を依頼していた。

その結果、公営住宅や民間の賃貸住宅への入居希望者が増えたことなどで、必要な戸数は、岩手県で4000戸、福島県で8800戸減った。調査中の宮城県についても、必要な戸数は減る見込みとなり、お盆までにほぼ全員が入居できる見通しだという。《日テレNEWS》

【アーノルド・シュワルツェネッガーさん】隠し子発覚

アーノルド・シュワルツェネッガー前カリフォルニア州知事(63)に隠し子がいたことが発覚した。17日付け米紙ロサンゼルス・タイムズの報道によると、同紙の質問に対し、前知事は、自宅で雇っていたスタッフの女性との間に10年以上前に子供ができたと回答した。

知事職を辞めた後にマリア・シュライバー夫人(55)にこの事実を告白したという。結婚して25年になる夫妻には4人の子供がいるが、今年初めから別居をしていると先ごろ発表していた。

前知事は「友人や家族に怒りや失望を与えたことに対し、弁解の余地はない。すべては私の責任。マリアと子どもたち、家族に謝罪した」と同紙に語っている。《日経新聞》

【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】

数人「ユッケ食べてない」

フーズ・フォーラス(金沢市入江、勘坂康弘社長)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県の聞き取り調査に対し、「ユッケを食べていない」と答えている患者が数人いることが17日、県への取材で分かった。ただ、これらの患者と同じグループの客がユッケを食べていることから、はしを通じて菌が感染し食中毒症状につながった可能性もある。ユッケを食べたかどうか記憶が曖昧になっている患者もおり、県は引き続き調査を進める方針だ。《北日本新聞》

患者数160人で変わらず

フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は17日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が同日午後4時現在、前日と同じ計160人(死者3人含む)と発表した。入院患者のうち新たに砺波店を利用した1人が同日までに退院し、現在の入院者数は21人で、このうち重症者数は20人となった。《北日本新聞》



5月17日 その日のできごと(何の日)