平成3751日目

1999/04/16

この日のできごと(何の日)

【大阪府・横山ノック知事】「セクハラは事実無根」

大阪府知事選の選挙運動中に「セクハラ行為を受けた」として、運動員の女子大生(21)が強制わいせつ容疑で横山ノック知事(67)を大阪地検に告発したのに対し、横山知事は16日までに、同地検に虚偽告訴容疑で、女子大生に対する告訴状を提出、同日受理された。女子大生の告訴後、横山知事側は「まったくの事実無根。法的措置で対抗する」としていた。

この問題では、女子大生が府知事選投票日前の8日夕、府内を回っていた選挙用のワゴン車内で、約1時間、知事から胸などを触られたとして、9日に告訴状を出していた。知事側関係者は「知事は当時、相当疲れて車内で休んでいただけ」などとしている。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【プロ野球・中日】開幕11連勝

16日、東京ドームで行われた巨人−中日1回戦で、中日が6−1で勝って開幕11連勝を達成し、1954年に西鉄(現西武)が作ったプロ野球記録に並んだ。開幕から好調の中日は13日のヤクルト1回戦(ナゴヤドーム)で快勝し、従来のセ・リーグ記録の開幕7連勝を更新していた。プロ野球の連勝記録は南海、大毎の持つ18連勝。中日は巨人とともにセ記録の15連勝をマークしている。

中日が力強い攻撃でプロ野球タイの開幕11連勝を達成した。三回二死から福留が初本塁打し、さらに一、二塁から立浪の左中間二塁打で計3点。四回は代打音が適時打、五回は山崎が2点二塁打してガルベスをKOした。

サムソンは2勝目。抜群の制球力で7回を高橋の5号による1点に抑え、余裕持って後を救援陣に託した。巨人は二回一死一、三塁や四回無死一塁での清原の併殺など好機を逃した。

【東京都・青島幸男知事】「石原氏と確執はない」

東京都の青島幸男知事(66)は16日の定例会見で、都知事選に当選した石原慎太郎氏(66)との関係について「確執はないし、石原さんもわたしを恨み骨髄と思っていないだろう。お役に立てることがあれば何でもお手伝いしたい」と述べ友好ムードを強調した。

石原氏が知事公館(渋谷区)に住まないとの意向を示していることについては「(知事公館は)防災対策上の拠点。強要するわけにはいかないが、住んでみると便利な所だし、お住まいになられたらいい」と話した。

石原氏に実行してもらいたいこととして「行政改革はどなたが知事でもやっていかなきゃならない」とし、自分自身の退職金の受け取りについては「まだ何も考えてない」と答えるにとどめた。《共同通信》

【小渕恵三首相】2000年サミット開催地は「白紙」

小渕恵三首相が16日、2000年に日本で開催される主要国首脳会議(サミット)の開催地を29日からの米国訪問前に決定したいとの考えを正式に表明したことで、有力視される「九州」と大阪府を軸に誘致合戦が一段と熱を帯びてきた。

週明け以降、関係自治体の攻勢はさらに強まる見通しだが、首相は16日、記者団に「今はすべて平等に考えている」と白紙であることを強調。野中広務官房長官は記者会見で「(開催地をめぐる)報道が憶測を呼び、陳情も多い」と述べた。《共同通信》

【別当薫さん】死去

プロ野球の阪神、毎日(現ロッテ)で主力打者として活躍し、大洋(現横浜)、広島などの監督を歴任した別当薫氏が16日午後7時40分、心不全のため東京都港区の病院で死去した。78歳。三重県出身。

兵庫・甲陽中から慶大、社会人のオール大阪を経て1948年、阪神に入団。甲陽中時代は甲子園に出場し、東京六大学野球リーグでも首位打者になるなど華やかな球歴に包まれ、プロ入り後はスマートなプレーぶりで「球界の紳士」と呼ばれ、ファンに親しまれた。

毎日に移籍した50年に43本塁打、105打点で本塁打と打点の両タイトルを獲得し、2リーグに分立したばかりのパ・リーグ最初の最高殊勲選手に選ばれた。ベストナインには6度選出され、54年から外野手兼任で毎日監督に就任。

その後、近鉄、大洋、広島などの監督を務め、監督として通算1237勝を挙げて79年の大洋監督を最後にユニホームを脱いだ。88年に野球殿堂入りした。選手としての通算成績は891試合に出場して155本塁打、打率3割2厘。《共同通信》

【この日の民主党】

政府系金融機関の国民金融公庫と環境衛生金融公庫(環衛公庫)を統合する「国民金融公庫法改正案」の審議が16日の衆院大蔵委員会で行われた。

この中で、民主党の上田清司議員は、統合後の名称が「国民生活金融公庫」と改められることに対し、「環衛公庫は本店しかなく、利用者は支店業務を代行する国民金融公庫の支店に行っている。今の名前のままで全く問題なく、名前を変えるのは無駄づかい」として、名称変更をやめるよう提案した。名称変更には看板のかけ換えや印刷物の刷り直しで約12億円もかかる。

宮沢蔵相は「名は体を表すと言うように、気持ちを新たに新組織をスタートさせることも大切」と弁明したが、上田議員は「国民、利用者の視点が欠けている。何のための行革だ」と批判した。民主党では、名称を変更をしない旨の修正案を同委員会に提出したが否決され、名称を変える原案が可決された。《民主党ニュース》



4月16日 その日のできごと(何の日)