平成4278日目

2000/09/24

【シドニー五輪・女子マラソン】高橋尚子選手、金メダル獲得

高橋尚子(28)=積水化学=が悲願の金メダルを獲得した。第27回夏季オリンピック・シドニー大会第10日の24日、注目の陸上女子マラソンはエースの高橋が2時間23分14秒の五輪最高記録で、日本陸上女子で初めての五輪制覇を成し遂げた。《共同通信》

24日朝にスタートしたシドニー五輪の女子マラソンで、日本最高記録をもつ高橋尚子(28、積水化学)が優勝した。日本の女子が陸上で金メダルを獲得するのは史上初めてで、男子を含めても、戦後初めての快挙になる。男子マラソンでは1936年のベルリン五輪で、当時、日本の植民地支配の下にあった朝鮮出身の孫基禎氏が日本選手の一員として優勝した例がある。女子マラソンでのメダルは、有森裕子がバルセロナ五輪(1992年)で銀、アトランタ五輪(1996年)で銅を獲得したのに続き、3大会連続になる。

この日のレースで高橋は、28キロ当たりでルーマニアのリディア・シモンと首位争いを する展開になった後、35キロ付近で一気にスパートしてシモンを引き離し、最後は独走してゴールに飛び込んだ。記録は五輪最高の2時間23分14秒だった。日本の山口衛里(27、天満屋)は7位、市橋有里(22、住友VISA)は15位だった。2位にはシモンが入った。3位はケニアのチェプチュンバだった。《日経新聞》

「すごく楽しい42キロだった。もっともっと走りたい」――。42.195キロの激闘を制した高橋尚子選手(28)を、メーンスタジアムを埋め尽くした11万人の大歓声が包み込んだ。ルーマニアの強豪シモン選手(27)の猛追をしのいだヒロインは、会心の笑顔でゴールを切った。日本女子陸上界にオリンピック史上初の金メダルをもたらした快挙に国内でも歓喜の声が上がった。

午前9時(現地時間)のスタートから約2時間20分。気温は14度でも、強い日差しが暑く感じられる五輪公園のメーンスタジアムに、高橋選手が真っ先に飛び込んできた。苦しそうに口を開け、目をしかめては必死に足を前へ運ぶ。一時は200メートルあったシモン選手との差は100メートルを切り、さらに縮まったが、最後は両手でガッツポーズし、笑顔でゴール。

インタビューには「42キロとは思えないほど短かった」と疲れも吹き飛んだ明るい表情。「明日からまた違った目標をもって楽しんで走りたい」と結んだ。《日経新聞》




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【韓国・金大中大統領】コメ支援は日朝に有益

森喜朗首相は24日午前、静岡県熱海市内のホテルで、韓国の金大中大統領と朝食を共にしながら前日に引き続き会談した。

会談で金大統領は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する食糧支援について「支援を可能な限り行えば、北朝鮮は非常にありがたく受け止めるのではないか」と指摘。日朝国交正常化交渉の進展にコメ支援が有効との見解を協調し、間接的に日本の大規模支援を要請した。

首相は「与党や国民の中にも慎重論があり、どういうことができるか政府部内で可能性を検討している」と答えるにとどめた。《共同通信》

【公明党・冬柴鉄三幹事長】外国人選挙権「特別永住限定」に反対

公明党の冬柴鉄三幹事長は24日朝のNHK討論番組で、永住外国人地方選挙権付与法案に絡み、自民党の野中広務幹事長が対象を特別永住者に限定する考えを示していることに対して「限定はしない方がいい」と反対する考えを示した。公明党幹部が野中案への反対を表明したのは初めてで、今後の与党内協議は難航が予想される。野党各党も同番組で野中案への反対を表明した。

ただ冬柴幹事長は「国会論議の中で大勢がどうなるか」と議論を見守る考えも示し、今後の対応に含みを持たせた。

だが公明党幹部は同日、同法案で与党内に協議の場を設けるとの野中氏の提案について「やったらいいが、そこで結論が出なければ審議入りしないとか採決しないとかでは駄目だ」と記者団に強調。協議機関の議論にかかわらず、公明党などが既に提出した法案の審議を進めるべきだとの強硬姿勢を示している。《共同通信》

【セ・リーグ】巨人、4年ぶり優勝

劣勢の九回に満塁本塁打で追いつき、そしてサヨナラ本塁打。プロ野球、セ・リーグは24日、劇的な勝利で巨人が4年ぶり29度目(1リーグ時代を含めると38度目)のリーグ制覇を果たし、長嶋茂雄監督が、ニューミレニアムに復活した「栄光の背番号3」が、本拠地の東京ドームで宙に舞った。

10月21日に東京ドームで開幕するプロ野球の日本一を決める日本シリーズの相手は、パ・リーグ首位でこの日、マジックナンバーを6に減らしたダイエーが有力。長嶋監督とダイエーを率いる王貞治監督との20世紀のプロ野球界を背負ってきたスーパースターの「ON対決」への期待が高まっている。

優勝へのマジックナンバー1で迎えたこの日、2位中日に5−4の逆転サヨナラ勝ちし、2000年シーズンのリーグ制覇が決定した。《共同通信》

東京ドームの最終戦、江藤の同点満塁本塁打の余韻が残る中、二岡の打球は右翼席へ。優勝を決めるサヨナラ本塁打を放った二岡が、待ちかまえる選手たちにもみくちゃにされた。そして、歓喜の表情をした長嶋監督が両手を伸ばしたまま宙に舞った。

巨人は2リーグ制となってから4年連続で優勝を逸したことがない。長嶋監督が宣言した20勝10敗という「ロケットスタート」には失敗したが、工藤、江藤、メイらを補強してセを圧倒。全試合、四番でフル出場の松井を中心とした強力打線は、この日の劇的な2本を加えて201本塁打をマーク。ずばぬけた破壊力を見せた。パ・リーグは首位ダイエーがマジックナンバーを「6」に減らし、日本シリーズは「ON決戦」の可能性が高くなってきた。



9月24日 その日のできごと(何の日)