平成4277日目

2000/09/23

【森喜朗首相】韓国・金大中大統領と会談

森喜朗首相は23日午後、韓国の金大中大統領と静岡県熱海市内のホテルで会談し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)への対応について南北、日朝、米朝それぞれの関係改善に向け、今後も日米韓3カ国が緊密に連携していくことで一致した。

金大統領は会談後の記者会見で「日本も金正日総書記と直接対話する機会を持った方が関係改善の促進、成功に役立つのではないか」と述べ、トップ会談による日朝国交正常化交渉の促進に期待を表明。首相も「金総書記との意思疎通を効果的に行っていくことが極めて重要。種々の準備が整えば日朝首脳が会うことも考えられる」と会談実現に意欲を示した。

大統領は在日韓国人ら永住外国人への地方参政権付与法案の年内成立に強い期待を表明。首相は自民党内の反対論に配慮し「関心を持って注意を払っていきたい。国会の審議促進を期待したい」と述べるにとどめた。《共同通信》

9月23日のできごと(何の日)【森喜朗首相】韓国・金大中大統領と会談
https://www.kantei.go.jp/

森喜朗首相と韓国の金大中大統領は静岡県熱海市で23日、初の本格的なトップ会談を行った。任期5年の折り返し点を過ぎた金大統領は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)との対話を加速、森首相も北朝鮮との関係改善に積極的だ。

「北朝鮮カード」を政権浮揚に結び付けたいとの両首脳の思惑は一致するが、日本国内では拉致疑惑が大きな障害となっており、日韓の微妙な温度差も表面化している。《共同通信》




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【元横綱・若乃花】引退相撲

今年3月の春場所を最後に現役引退し、年寄「藤島」となった大相撲の元横綱若乃花(29)=東京都出身、二子山部屋=の引退大相撲が23日、東京・両国国技館で行われた。断髪式では、伯父で初代若乃花の花田勝治氏ら約380人がまげにはさみを入れた。

師匠の二子山親方(元大関貴ノ花)から大いちょうを切り落とされた藤島親方は「第二の人生でも、夢を見つけて頑張りたいと思う」とあいさつ。短く整髪された頭を見て「すっとした。いつも長かったから不思議な感覚」と盛んに照れた。

角界一の人気者とあって、1万1000人のファンが二階席まで埋める大入り満員の盛況。「最後の横綱土俵入り」では、太刀持ちに曙、露払いは弟の貴乃花が務める豪華版となり、「二人にはやっとくっついていた感じだった。すごく良かったと思う」と、入門が同期の両横綱に感謝した。

二子山親方は「本当に死力を尽くしてやってくれた」と感無量の面持ち。母でおかみさんの憲子さんも、入院先の病院から駆け付け、貴乃花がはさみを入れるシーンに号泣。「引退相撲ができる力士になれて良かった。今後は(藤島親方が)自分に合ったことをしてくれればいい」と、小さな体ながら技と気力を頼りに頑張り抜いた息子をねぎらった。《共同通信》

【プロ野球・広島】山本浩二氏が監督復帰

広島は23日、達川晃豊監督(45)が今季限りで退団すると発表した。後任には野球解説者で元監督の山本浩二氏(53)が復帰する。

達川監督は、1998年10月に2年契約で監督就任。球団創設50周年に当たる99年は5位に終わり、巻き返しを懸けた今季もAクラス入りは絶望となっている。

球団は2年連続の低迷や観客動員数の伸び悩みに危機感を募らせ、今季で達川監督の契約が終了することから首脳陣の一新を決めた。22日のヤクルト戦(神宮)後に、松田元オーナー代行が東京都内のホテルで達川監督に契約を更新しないことを伝え、同監督も了承した。23日には阿南準郎球団本部長が山本氏へ監督就任を要請し、「前向きに考えたい」との返事を受けた。

山本氏は7年ぶりの監督復帰。前回の監督では、野村や江藤(現巨人)、前田らの若手野手を育て、91年にはリーグ優勝を達成している。《共同通信》

【先進七カ国蔵相・中央銀行総裁会議】

先進七カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)が23日午後、プラハで開かれ、最近の原油価格高騰とユーロ下落について議論した。原油高については、世界経済の持続的成長を阻害しかねない不安定要素になっているとの認識で一致。原油価格の安定に向け、消費国を含む協調行動を呼び掛ける。ユーロ安については、日米欧で22日に協調介入を実施しており、制度懸念を共有する。

日本からは宮澤喜一蔵相と速水優日銀総裁が出席。23日夕(日本時間24日未明)に共同声明を発表し閉幕した。

【シドニー五輪】第9日

第27回夏季オリンピックシドニー大会の23日、サッカー男子の日本はアデレードで行われた準々決勝でPK戦の末、米国に惜敗した。銅メダルに輝いた1968年メキシコ大会以来、32年ぶりのベスト4進出はならなかった。日本は後半終了間際にPKで2−2の同点とされ、延長でも決着がつかず、PK戦で4人目の中田英寿(ローマ)が外し4−5で敗れた。《共同通信》

日本は前半30分、柳沢(鹿島)が頭で先制。後半23分にウォルフにゴールを許したが、4分後には高原(磐田)が勝ち越し、常に先行した。しかし終了間際にPKを与え、2―2でVゴール方式の延長戦に突入。延長は双方無得点に終わり、PK戦では日本が4人目の中田英(ローマ)が失敗したのに対し、米国は全員が成功した。《日経新聞》

シドニー五輪第9日の23日午後、女子4×100メドレーリレーで日本は4分04秒16と日本記録を更新し銅メダルを獲得した。日本にとってはこの種目で初のメダル獲得。

背泳の中村真衣(中大)は前半50メートルのターンで1位を守ったが、徐々に米国が肉薄。次いで飛び込んだ平泳ぎの田中雅美(中大)は力泳を見せたが米国が大きく離し、3位のオーストラリアが追いついた。バタフライの大西順子(ミキハウス)では3位争いとなり、最後の自由形の源純夏(中大)が力泳を見せて銅メダル獲得となった。ゴール後、日本チームは互いの頭をたたき合い喜びを表した。金メダルの米国は3分58秒30で世界新記録をマークした。《日経新聞》

【この日の民主党】

介護保険公聴会第2回を仙台で開催~熱心な意見、切実な訴え飛び交う

民主党の「介護保険をより良くするプロジェクトチーム」(石毛えい子座長)主催の介護保険公聴会が23日、宮城県仙台市で行われた。会場には約400人の市民が詰め掛け、冒頭から熱気に包まれた。

地元選出の今野東衆院議員の司会のもと、岡崎トミ子参議院議員、山井和則衆院議員、菅直人幹事長の挨拶のあと、さっそく4人の市民の方と厚生省の樽井企画官が発言。

まず、最初は義父を5年間介護するご家族の発言。「介護保険でどちらかと言えば悪くなった。父は要介護5でほぼ寝たきりだが、介護保険導入前は、週二回のデイなどを利用して自己負担は月5200円だったが、介護保険後は、同じ量のサービスを利用して自己負担が1万5000円になった」「いいケアマネージャーと出会うのが難しい」。

続いてケアマネージャーの2人からは、「忙しくて、残業残業で、お金の計算に追いまくられて大変な日々だった。もっと1つ1つのケアプランをきっちり時間をかけ作成できるように、介護報酬の引き上げを含めた待遇の改善が急務。ケアマネージャーが余裕と誇りを持って働けるようにしてほしい。厚生省は介護報酬の見直しは3年後と言っているが、それまで待てない」と切実な訴えがあった。

続いて、NPO法人の介護サービス事業者からは、「家事援助の介護報酬が低く、採算が成り立たない。NPO法人の介護サービスに課税されるのはおかしい」などと発言。これらに対して、厚生省からは「改善に努力したい」という趣旨の発言があった。

●これからは住民が介護を自己決定する時代

これらの発言を受けて、開催地の浅野史郎宮城県知事は、「短期間によく介護保険が導入できたものだと思う。これからは、介護サービスの量と保険料を住民が自己決定する時代。よいサービスを欲するなら、住民は高い保険料でもよいと意思表明すべきだ」などと発言。さらに、宮城県で宅老所が全国一普及していることについて、「逆説的だが、県が細かい規制を設けず、自由に開設させ、介護保険の通所介護と認めたのがよかった」と説明した。

菅幹事長は、自身の父親が痴呆症になり、家族がほとんど介護をし、自分が手伝えなかったことなどを反省の意を込めながら語り、「介護保険によって介護を社会化することが必要だと確信して、厚生大臣当時に介護保険の導入を推進した」などと述べた。

会場からも75枚もの質問票が寄せられ、熱心な質問や意見が飛び交った。2時間半では足りないくらい熱気あふれる会となった。

なお、この公開公聴会に先立ち、菅幹事長らは午前中、視覚障害の養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、痴呆性高齢者向けグループホーム「こもれびの家」、宅老所「さいしょはグー」などを視察。現場の声をしっかり聞き、非常に充実した一日となった。(記事提供:山井和則衆院議員)《民主党ニュース》



9月23日 その日のできごと(何の日)