平成3740日目

1999/04/05

この日のできごと(何の日)

【天皇皇后両陛下】ジャン大公夫妻を歓迎

国賓として来日しているルクセンブルクのジャン大公夫妻を歓迎する天皇、皇后両席下主催の宮中晩さん会が5日夜、皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた。大公夫妻のほか、日本側から両陛下や皇太子ご夫妻ら皇族方、小渕恵三首相ら約140人が出席。宮内庁楽部の演奏によるクラシック音楽などが流れる中、フランス料理を食べながら歓談した。


https://www.kantei.go.jp/

えんび服で盛装した陛下と大公は冒頭、スピーチを交わして乾杯。それぞれ昭和28年の英国女王戴冠式での出会いを振り返り、陛下は「欧州統合への流れに積極的に参画してきた貴国とわが国との間で近年、幅広い交流が深まってきていることを誠に喜ばしく思います」と述べられた。

大公も「(戴冠式)当時、どちらも第二次大戦で受けた傷の痛みを感じていましたが、陛下と同様、わたしも厳しい経験から教訓を学び、以後、平和の促進を最優先課題とするよう努めてきました」と答辞を述べた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【NHK連続テレビ小説・すずらん】放送開始

【政界談話室】

○・・・沖縄県選出の照屋寛徳参院議員(社民党・護憲連合)は5日の沖縄・北方問題特別委員会で、野中広務官房長官に選抜高校野球大会で初優勝した沖縄尚学の話題をひとくさり。「野中長官の時でよかった。前任の(茨城県選出の)梶山静六氏だと水戸商が決勝の相手で大変なことになっていた」と冗談。すかさず「米軍基地の重圧に苦しんできた沖縄県民にスポーツ振興のプレゼントを」とヒットを狙ったが、野中氏に「照屋投手が堂々と投げ感動した。努力したい」と同姓の投手の活躍に話題をすり替えられ、あえなく凡退。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫幹事長代理】民主の対立候補を応援

民主党の鳩山由紀夫幹事長代理が5日午後、札幌市長選に無所属で出馬している中尾則幸元参院議員応援のため同市内2カ所で街頭演説に立ち、支持を訴えた。民主党は、現職で3選を目指す桂信雄市長を推薦しており、鳩山氏の対立候補応援で事実上の分裂選挙となった。

鳩山氏は街頭演説で自らの処分問題を念頭に「(党が)どのように処分するかは組織の人に任せる。私にとっては何でもない」と開き直り「処分覚悟の応援」との姿勢を強調した。党内には鳩山氏の行動を批判する声がくすぶっており、執行部は新たな頭痛の種を抱え込んだ格好だ。

菅直人代表は同日午後の大阪市での記者会見で、鳩山氏の行動について「個人的な深い関心の中での応援だろう。行動は十分理解できる」と「分裂選挙」を容認。処分問題についても「党北海道連から(処分要求が)上がってきた時にゆっくり考える」と述べ、腰が引けた姿勢を見せた。《共同通信》

【NATO】ユーゴ軍中枢を攻撃

北大西洋条約機構(NATO)軍は5日未明、13日連続でユーゴスラビア空爆を実施し、首都ベオグラード市北部ゼムン地区の空軍司令部やコソボを管轄するユーゴ南部ニシュの第三軍管区司令部など、軍の中枢を攻撃した。

コソボから、隣国アルバニアなどに流入した36万人に上る難民を支援するため、NATOはアルバニアに前線支援本部を設置し6000−8000人の兵力を派遣する方針だが、NATO加盟国の間では、難民の帰還を保証するため、限定的に地上軍を派遣すべきだとの声が強まっている。

ベオグラードからの報道によると、NATO軍は5日未明、ベオグラード北西郊外にある国際空港のターミナルビル、同市東部の特殊警察の訓練学校、南郊ラコビツァ地区の採石場なども空爆した。《共同通信》

クリントン米大統領は5日、北大西洋条約機構(NATO)のユーゴスラビア空爆作戦は「勝つまで継続する」と述べ、空爆停止のためにはミロシェビッチ・ユーゴ政権が①コソボ自治州からユーゴ軍の撤退②アルバニア系難民のコソボへの安全帰還②難民保護のためのNATOを主体とする多国幕軍のコソボ展開−などの条件を満たさなければならないと言明した。

ロックハート米大統領報道官は同日、ユーゴ側が近日中に「中途半還で中身のない」停戦提案を出してくる可能性があると明らかにした。クリントン大統領の発言はミロシェビッチ政権の動きをけん制すると同時に、NATO内部で妥協論が浮上することを事前に防ぐ狙いがあるとみられる。《共同通信》

スコピエからの報道によると、ユーゴスラビア軍などの掃討作戦により、マケドニアに流れ込んだ約12万人のアルバニア系難民のうち、第一陣約150人が5日、トルコに向け空輸された

大量の難民に対応できなくなったマケドニア政府の要請に基づくもので、3月24日の北大西洋条約機構(NATO)の空爆開始以来、初の難民空輸作戦。今後、難民受け入れを表明している欧米諸国に向け、同様の移送が行われそうだ。

一方、NATO軍は、天気の回復を最大限に利用し、攻撃を強化。ユーゴのセルビア国営テレビなどによると、5日夜(日本時間6日早朝)、北部では、主要都市ノビサドで石油精製施設がNATO軍の攻撃を受けて炎上した。クロアチア国境に近いソンボルのニつの橋も破壊された。南部のニシュとクルシュムリヤでも空爆によるとみられる大爆発があった。《共同通信》

【タイガース・木田優夫投手】メジャーデビュー

木田、開幕戦でほろ苦いデビュー。米大リーグ、タイガースの木田優夫投手は5日、アーリントンのザ・ボールパークでのレンジャーズとの開幕戦に、11−1の八回から二番手で初登板。2/3回で2安打2四球3失点と乱れ、この回の途中で降板した。日本人の大リーガーは木田が8人目。《共同通信》



4月5日 その日のできごと(何の日)