平成3737日目

1999/04/02

この日のできごと(何の日)

【東京証券取引所】創立50周年式典

東京証券取引所が1949年4月の創立以来、満50年を迎えた。戦後の復興期から半世紀にわたり日本経済の発展を支えてきた証券市場の主役だが、上場外国企業の減少や取引所外取引の浸透など、国内外での大競争時代になって地位が低下しつつある。


https://www.kantei.go.jp/

東証で2日開かれた創立50周年記念式典には小渕恵三首相や宮澤喜一蔵相らが来賓として出席。小渕首相は「ニューヨーク、ロンドンと並ぶ国際資本市場」と持ち上げ、山口光秀理事長も「市場インフラの機能強化、魅力ある投資対象の提供など改革を実施していく」と決意を述べた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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【第71回選抜高校野球大会】第9日

第71回選抜高校野球大会第9日は2日、甲子園球場で準々決勝4試合を行い、準決勝は沖縄尚学(沖縄)−PL学園(大阪)、水戸商(茨城)−今治西(愛媛)の顔合わせとなった。前回ベスト4のPL学園はエース植山の好投で平安(京都)に6−0と快勝。大阪府勢としては3年連続32度目の準決勝進出となった。

沖縄尚学は序盤のリードを守って、4−2で市川(山梨)を下した。選抜大会での沖縄県勢の四強入りは初めて。水戸商は六回に3点を奪って逆転し、4−3で海星(三重)に勝った。春夏通じて初のベスト4進出。茨城県勢は春夏通算50勝。今治西は三、四回に3点ずつを挙げて、日南学園(宮崎)との打撃戦を8−5で制し、四年ぶり二度目の進決勝進出を果たした。《共同通信》

【競泳・第4回世界短水路選手権】第2日

競泳の第4回世界短水路選手権第2日は2日、香港の香港体育館で行われ、女子200メートル平泳ぎ決勝で田中雅美(JSS東京八王子)が2分20秒22の短水路世界新で優勝した。同100メートル背泳ぎ決勝でも中村真衣(中大)が世界歴代2位の58秒67の短水路日本新で優勝し、日本勢が2種目を制した。

田中はサマンサ・ライリー(オーストラリア)の記録を0秒63縮め、日本選手では97年3月の女子100メートルバタフライの青山綾里(イトマンSS)以来の短水路世界新を出した。

女子50メートルバタフライ決勝で青山は26秒70の5位、男子100メートルバタフライ決勝に進んだ山本貴司(近大)は52秒59の短水路日本新をマークし、6位に入った。《共同通信》

【セ・リーグ】開幕

集大成の長嶋巨人に連覇を目指す横浜、そして野村監督を迎えて再建を期す阪神…。ことしも目が離せないプロ野球シーズンが始まった。3日開幕のパ・リーグに先駆けてセ・リーグは2日、プレーボールとなった。注目の巨人−阪神は巨人がガルベスの好投、高橋の満塁本塁打などで8−1で圧勝。阪神は開幕戦9連敗という屈辱を喫した。昨年38年ぶりの日本一の座に就いた横浜はヤクルトに5−0で完敗。中日は最後は宜が抑え、4−3で広島を振り切った。ヤクルト・若松、広島・達川の両新監督は明暗を分けた。《共同通信》

【小渕恵三首相】米スーパー301条復活に懸念

小渕恵三首相は2日夕、米政府が包括貿易法スーパー301条を復活させたことについて「世界経済が厳しい状況にある中で各国が経済回復に向けて努力している現在、米国がスーパー301条の復活を決定し、一方的措置の発動を可能とする手続きの強化を図ったことには、懸念を表明せざるを得ない」と述べた。

また首相は「今後米国がいかなる措置を取るか注視し、米国が国際ルールにのっとって慎重かつ適切な対応を取るよう期待する」と米国の自制を促した。首相官邸で記者団に語った。《共同通信》

【自民党村上派】総裁選前倒しを進言

自民党村上派の村上正邦会長と亀井静香会長代行は2日夜、小渕恵三首相と会談し、首相の無投票再選を前提に「今秋の党総裁選を前倒し実施すべきだ」と強く進言した。

狙いは総裁選の前倒しによって内閣改造、党役員人事を早期に断行し、村上派も執行部の一角に食い込もうとしているとの見方が党内ではもっぱら。小渕首相は、言質を与えなかったようだが、このところ水面下で、首相周辺などから前倒し論がささやかれてきたこともあって、今後、総裁選をにらんだ駆け引きが活発になることも予想される。

村上、亀井両氏は同夜、「平時なら別だが今は非常事態だ。首相が全力で責任を持ってやり抜くということを国民に示すことが大事だ。総裁選を前倒しして早期に本格的な体制をつくるべきだ」と首相の再選支持を強調した。

首相はこれには直接答えなかったが、「外国の指導者と関係ができていく中で信頼が大事だ。当分これからやるべき使命があるなら、それを果たさなければならない」と述べ、あらためて再選への意欲をにじませたという。《共同通信》

【第14回統一地方選挙】44都道府県議選、11政令市議選が告示

第14回統一地方選挙の前半戦のうち、全国44都道府県議会議員選挙(茨城、東京、沖縄除く)と11政令指定都市の市議会議員選挙(北九州除く)が2日いよいよ告示され、改選議席をめぐって、し烈な戦いが繰り広げられる。

民主党は、「地方の力、私は変えたい」を統一スローガンにかかげて、44都道府県に公認253人(うち女性23人)、推薦331人(うち女性29人)、また11政令指定都市に公認142人(うち女性17人)、推薦38人(うち女性6人)の候補者を立てる。市民の政治参加を積極的に呼びかけることで、議席の拡大をめざしている。2日は菅代表が名古屋市、羽田幹事長は大阪府、兵庫県へと、党幹部も全国各地へ応援に駆けつけた。《民主党ニュース》

【政界談話室】

○・・・民主党の菅直人代表は2日、JR名古屋駅前で女性支援者らの大歓声を浴びた。街頭演説に立った菅氏は開口一番「アイドル歌手にでもなった気分だ」と上機嫌。「民主党は『(昨夏の)参院選で負ければバラバラになる』と悪口を言われたが、この愛知県では二人の参院議員が生まれた」と感謝した後、「(県議選)初日に駆け付けたが、名古屋に私の票はない。私の一票は(都知事選候補の)鳩山邦夫に入れなければならない。それがなければ名古屋に移いってもよかった」と、リップサービスに余念がない?《共同通信》



4月2日 その日のできごと(何の日)