平成3738日目
1999/04/03
この日のできごと(何の日)
【NATO】ユーゴスラビアの首都を攻撃
北大西洋条約機構(NATO)軍は3日午前1時すぎ、ユーゴスラビアの首都、ベオグラード中心部を巡航ミサイルで攻撃した。首都中心部への攻撃拡大は3月24日の空爆開始以来初めて。
ミロシェビッチ・ユーゴ大統領がコソボ自治州での「民族浄化」を強化したため、首都攻撃に踏み切った。政権中枢を攻撃し、ユーゴ軍機能をまひさせるとともに、同大統領に強い圧力をかけるのが狙い。空爆作戦は首都を含む第三段階が、コソボのユーゴ軍、セルビア治安部隊に対する第二段階と並行して進められることになった。
これに対し、強硬姿勢を貫くミロシェビッチ政権は3日、国営タンユグ通信を通じて声明を発表、NATOによるベオグラード空爆を「犯罪的」と非難してNATOとの対決姿勢を強調した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【NHK連続テレビ小説・やんちゃくれ】最終回
【第71回選抜高校野球大会】第10日
第71回選抜高校野球大会第10日は3日、甲子園球場で準決勝を行い、沖縄尚学(沖縄)と水戸商(茨城)がともに春夏通じて初めて決勝に進出した。沖縄尚学−PL学園(大阪)は、大会史上最多の7試合目の延長戦となり、十一回に1点ずつ取り合った後、沖縄尚学が十二回二死二塁から2連続適時打で勝ち越し、8−6で勝った。沖縄県勢の選抜大会決勝進出は初めて。水戸商は1−3からの五回、4点を挙げて逆転。七、八回にも長打攻勢で加点し、今治西(愛媛)に1−3で勝った。決勝は4日、午後0時半から同球場で行われる。《共同通信》
【パ・リーグ】開幕
セ、パの2リーグに分立して50周年を迎えたプロ野球は3日、パ・リーグがセ・リーグより1日遅れて開幕。3連覇を狙う西武は0−0で迎えた九回二死満塁から河田の内野安打でダイエーにサヨナラ勝ちした。3年連続開幕投手の西口は4安打の完封勝ちで開幕戦初勝利を挙げた。
日本ハムは六回に片岡の3点本塁打などで一気に5点を挙げて近鉄を突き放し、9−0で快勝。岩本は3安打で稲尾(西鉄)以来、リーグ2人目の2年連続開幕戦完封を演じた。
一回にプリアムの2点本塁打で先制したオリックスは4投手の継投で4−2で競り勝ち、ロッテの山本新監督は初陣を飾れなかった。《共同通信》
【J1】第1ステージ
Jリーグ1部(J1)第1ステージは3日、金沢市の石川県陸上競技場での鹿島アントラーズ−ベルマーレ平塚をはじめ8試合が行われた。清水エスパルスが横浜F・マリノスと一進一退の好ゲームを展開しながら2−3で競り負け、全勝チームがなくなった。この結果、鹿島アントラーズ、ジュビロ磐田、清水の3チームが4勝1敗で並び、勝利の内容、得失点差で鹿島が首位を奪回した。鹿島はエース柳沢の2ゴールなどでベルマーレ平塚を4−2で下し、磐田は苦しみながらも2−1で京都サンガを退けた。セレッソ大阪は西沢の3得点で柏レイソルに3−0で快勝した。《北國新聞》
【菊村到さん】死去
「硫黄島」などの小説やサスペンス作品で知られる。芥川賞作家の菊村到氏が3日午後1時、心筋梗塞のため死去した。73歳。神奈川県出身。
早大文学部卒。昭和32年「硫黄島」で芥川賞を受賞し、作家として独立。江戸川乱歩の勧めで推理小説に本格的に取り組むようになり、以後はサスペンス小説などを中心に活躍した。「遠い海の声」「けものの眠り」「女たちの森」「隠れ刑事」シリーズなど。《共同通信》
【西岡恭蔵さん】死去
シンガー・ソングライターの草分け的存在で、フォーク歌手の西岡恭蔵さんが4月3日、埼玉県入間市内の自宅で自殺していたことが6日、分かった。50歳。三重県出身。
関係者によると、4日午後2時ごろ、帰宅した長男(25)が、自宅内で首をつっている西岡さんを発見し、110番した。西岡さんは既に死亡していた。近くに遺書とみられる走り書きがあったという。
昭和47年に「ディランにて」でソロ活動を開始し「プカプカ」などを発表した。矢沢永吉さんや故松田優作さんらの作品も手掛けた。《共同通信》