平成8083日目
2011/02/24
この日のできごと(何の日)
【スペースシャトル・ディスカバリー】打ち上げ
米航空宇宙局(NASA)は24日夕(日本時間25日朝)、スペースシャトル「ディスカバリー」をフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。予定通り軌道に乗り成功した。NASAはスペースシャトルの打ち上げを2011年で終了させる方針で、ディスカバリーにとって最終飛行となる。シャトル打ち上げは残り2回の予定。
今回の乗組員は6人で、国際宇宙ステーション(ISS)に多目的の保管・実験棟や必要資材、人型ロボットなどを輸送する。人型ロボットはNASAと米ゼネラル・モーターズ(GM)が共同開発した「ロボノット2(R2)」。宇宙で活動する人型ロボットは初めて。
当初はどれくらい器用に動くことができるか実証する。将来的には乗組員の宇宙遊泳などを補助する役割を担うことが期待されている。
ディスカバリーは1984年の最初の打ち上げ以降、今回が39回目の飛行となる。NASAは4月に「エンデバー」、6月に「アトランティス」を打ち上げてスペースシャトルをすべて引退させる方針だ。《日経新聞》
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【松木謙公農水政務官】辞表提出
民主党の小沢一郎元代表側近の松木謙公・農林水産政務官は24日昼、鹿野道彦農林水産相と農水省で会い、辞表を手渡した。松木氏は首相官邸に足を運んで辞意を伝える考えだったが、ニュージーランド地震対応に追われる政権に配慮したという。
これに先立ち、松木氏は鹿野氏と一度会談。鹿野氏は「引き続きやってほしい」と慰留したものの、松木氏は聞き入れなかった。
松木氏は記者団に「政権交代を果たした仲間をなぜ切り捨てるのか」と語り、党執行部が小沢氏を処分したことを改めて批判。予算審議など政権運営への影響については「私に(悪影響を及ぼすような)そんな力はない」と述べた。
松木氏の辞意表明について、枝野幸男官房長官は24日午前の記者会見で「(地震対応に)ニュージーランド政府と一体になって取り組んでいる中で、(辞任)報道が出ていること自体が大変残念だ」と述べた。菅直人首相に近い江田五月法相は24日午前、記者団に「残念だ。なぜ、今なのか分からない。無責任だから、残念」と批判した。
一方、小沢氏に近い鈴木克昌総務副大臣は「与えられた任務を全うする。予算を一刻も早く成立させ、国民の生活を守ることが使命だ」と述べ、松木氏に同調して辞任する考えのないことを強調した。樋高剛環境政務官も「目の前の仕事を一生懸命やるということにつきる」と語った。
自民党の石原伸晃幹事長は「菅内閣が崩れる予兆ではないか」と指摘。公明党の山口那津男代表も「足元から(政権の)自壊作用が始まっている」と述べた。社民党の福島瑞穂党首は「民主党は一丸となって国民の生活第一でやるべきなのに、権力闘争ばかり激化している」と不快感を示した。《朝日新聞》
【幸福の科学】大川隆法総裁を妻きょうこ氏が提訴
宗教法人「幸福の科学」(東京都品川区)の大川隆法総裁に名誉を傷つけられたとして、大川氏の妻が24日、大川氏と教団を相手取り、1億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。原告側代理人の弁護士によると、大川氏が2009年10月以降、「霊言」と呼ばれる宗教活動で行った発言が名誉毀損(きそん)に当たるという。
幸福の科学がホームページで、「教団財産の詐取を企図した」などと指摘した点も事実と異なると主張している。妻は他に、離婚を求める訴訟を東京家裁に起こしている。幸福の科学広報局の話「神聖な宗教行為への言い掛かり、虚偽の風説の流布であり、反訴を準備している」《時事通信》
【石川県】金沢の主婦、遺体発見
金沢市の主婦(27)が行方不明になった事件で、石川県警は24日、同県内灘町大根布の海岸で女性の遺体を発見、主婦と確認した。
県警によると、主婦は2月6日夜、母親に「お金を返してもらいに行く」と告げ、車で外出した後、行方不明になった。主婦の車は金沢市のショッピングセンター駐車場に残されていた。
県警は、主婦の知人でNHK元委託カメラマンの30代男性が所有する乗用車から血痕を発見。DNA鑑定の結果、主婦のDNA型と一致した。また車内から貝殻片も見つかった。県警は男性が車で海岸付近に行った可能性が高いとみて、金沢市や内灘町の海岸を中心に捜索していた。
県警によると、男性は主婦から数百万円を預かっており、投資話をめぐりトラブルがあった。
男性は今月18日に金沢市の実家で自殺を図り、一時意識不明の重体となった。その後は回復し、県警は入院先で事情聴取を続けていた。《共同通信》
【クライストチャーチ地震】倒壊ビルから47遺体
ニュージーランド南島クライストチャーチ市で起きた大規模地震で、地元警察当局は24日、富山外国語専門学校の生徒らが被災したCTVビル倒壊現場から、これまでに計47人の遺体が見つかったことを明らかにした。この中に日本人が含まれているかは不明。目視による遺体の身元確認が困難なため、当局は指紋やDNA、歯科治療記録などによる確認を急いでいる。ただ作業が「複雑なため時間がかかる」としている。
この現場で発見された遺体は24日だけで23遺体で、前日までに別の24遺体が見つかっていたことになる。依然、70人以上ががれきの下敷きになっている恐れがある。警察当局によると、地震による死者は102人。行方不明者は228人としているが、死者数と重複して集計され実際の不明者数はこれより少ないとみられる。《共同通信》
【この日の菅直人総理】
ニュージーランド地震対策本部
平成23年2月24日、菅総理は総理大臣官邸で、ニュージーランド地震対策本部を開催しました。
本対策本部は、平成23年2月22日にニュージーランドで発生した地震に関し、事態の把握、在留邦人の救助及び被災地への支援を迅速かつ的確に実施するために設置しました。
菅総理は、「災害、被害を受けられた皆さん、あるいはご家族の皆さん、本当にご心配だと思います。
私たちも、まずそのことにお見舞いを申し上げ、私たち自身この問題をしっかりと受け止めて頑張りたいと思います。
現在の状況については、それぞれ報告がありましたが、大変高い士気の下に緊急援助隊は、頑張ってくれておりますし、私からもニュージーランドのキー首相に今日電話いたしまして、最後まで救出活動を徹底してやってもらいたいと、お願いをしたところであります。
ご家族の皆さんに対しては情報提供、あるいは現地への渡航等について、それぞれの立場で全力を挙げてサポートしたい。」と述べました。《首相官邸》