平成3305日目
1998/01/25
この日のできごと(何の日)
【社民党大会】閉幕
社民党の第4回定期大会は25日午後、前日に再選が承認された土井たか子党首を除く新執行部を選出するとともに、橋本内閣への閣外協力を当面継続することを柱とした1998、99年運動方針を採択して閉幕した。
新執行部人事は、与党折衝の中心となってきた伊藤茂幹事長が留任、政審会長に秋葉忠利衆院議員、院内総務会長には前島秀行衆院議員がそれぞれ選出された。新設の副幹事長に辻元清美衆院議員、政審会長代行に清水澄子参院議員が就任、土井色を強める布陣で土井党首は2期目のスタートを切ることになった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【大相撲初場所千秋楽】大関武蔵丸関、7場所ぶり3度目の優勝
大相撲初場所千秋楽(25日・両国国技館)大関武蔵丸が平幕の蒼樹山を押し倒し、12勝3敗で7場所ぶり3度目の優勝を決めた。来場所に横綱昇進をかける。横綱曙、大関貴ノ浪、若乃花、敢闘賞の関脇武双山はともに10勝5敗だった。殊勲賞の関脇栃東は小城錦をはたき込んで11勝をマーク。技能賞の小結琴錦は10勝。魁皇が勝ち越しを決めたため、途中休場の横綱貴乃花を含む番付に載った小結以上の全力士が勝ち越した。これは昭和15年春場所以来で、昭和以降2度目の珍記録。栃乃洋は千代大海に敗れ、2場所連続の負け越しとなった。春場所は3月8日から大阪府立体育会館で行われる。《共同通信》
【北海道沖】韓国漁船、自主規制水域内で操業
韓国のトロール漁船8隻が北海道南部の太平洋の操業自主規制水域内に入り操業を始めたことが25日、水産庁北海道漁業調整事務所に入った連絡で分かった。日本政府の日韓漁業協定破棄通告を受けて韓国政府が自主規制の無期中断を発表した後、実際の動きが出たのは初めて。水産庁や北海道の取締船、海上保安部の巡視船が退去するよう呼び掛けを続けている。
同事務所などによると、韓国漁船8隻は800−450トンクラス。23日ごろから襟裳岬沖南約150キロに集結を始め、釜山市の水産会社に所属する「金剛山」(739.72トン)が24日午後2時40分ごろ、監視していた同庁の取締船に「会社の許可が出たので自主規制水域に入る」と無線連絡してきた。
8隻のうち4隻が同日午後8時ごろまでに、警告を無視して襟裳岬東側の規制水域内に入り操業を開始。取締船に対する定時の位置通報を打ち切り、無線での連絡も取れなくなった。残り4隻は西側の渡島半島方向に移動し、25日午前1時ごろ、恵山町の東北東約30キロで操業。東側の4隻も25日午前、西方向に移動して4隻と合流し操業を続けた。日本の領海12カイリ内には入っていないという。
同日午後7時すぎ、韓国漁船から日本側に「襟裳岬沖に向かう」と無線連絡があり、6隻が移動を始めたが、2隻は恵山町沖にとどまった。
操業自主規制水域は昭和55年、日韓両国が合意する形でスケトウダラなどの乱獲防止を目的に襟裳岬沖など両国周辺水域に設けられた。
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韓国の金太智駐日大使は、日本による日韓漁業協定の破棄通告について対応策を協議するため25日夕、一時帰国した。今回の帰国について韓国マスコミは「事実上の召還」と報じており、抗議の意思表示も込められているようだ。《共同通信》
【自由党・西岡武夫副党首】長崎県知事選出馬を表明
自由党副党首の西岡武夫衆院議員(61)=長崎1区=は25日夕、長崎市内で開いた後援会幹事会で、長崎県知事選(2月5日告示、22日投票)に無所属で立候補することを正式に表明。この後の記者会見で、出馬を決断した理由について「候補者擁立をできなくなり、最終的に自分が責任を負う」と述べた。
結党直後の離党によるイーメージダウンを強く懸念する、小沢一郎党首ら執行部の慰留を振り切った形。自民党推薦の前衆院議員金子原二郎氏(53)も出馬するため、衆院長崎1、4区で補欠選挙が実施される。《共同通信》