平成8047日目
2011/01/19
この日のできごと(何の日)
【米中首脳会談】
オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席は19日(日本時間20日未明)、ホワイトハウスで会談した。両首脳は会談後の共同記者会見で、世界経済や安全保障分野で連携していくことで一致したことを明らかにした。焦点の中国の人民元問題では、オバマ大統領が「人民元は過小評価されている」と指摘したが、胡主席から具体的な言及はなかった。人権問題でも両者の隔たりが明確になった。
オバマ大統領と胡主席の会談は8回目。今回は胡主席にとって4年9カ月ぶりの公式訪米となる。両国は共同声明も発表。全体として「相互尊重」を推進していく基本方針を確認した。
胡主席は記者会見で「両国は経済・貿易、エネルギー・環境、科学技術などの分野で交流や協力を強くすることで合意した」と指摘。20カ国・地域(G20)の枠組みを支持していくとともに、世界貿易機関(WTO)の多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)の進展にも期待感を示した。オバマ大統領は「米中が気候変動問題に立ち向かう責任がある」と強調した。《日経新聞》
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【卓球・全日本選手権】第2日
卓球の全日本選手権第2日は19日、東京体育館で行われ、女子シングルス1回戦でともに10歳の平野美宇(ミキハウスJSC山梨)と伊藤美誠(豊田町スポーツ少年団)が勝ち、福原愛(ANA)が11歳でマークしたシングルス最年少勝利記録を11大会ぶりに更新した。
平野は17歳の市原芹菜(高知・明徳義塾高)に3−0で勝ち、伊藤は19歳の松田亜由美(東北福祉大)を3−1で破った。平野は神山瑶(山梨信用金庫)と組んだ女子ダブルス1回戦も勝った。
ジュニアの部は男子シングルスで2連覇を目指す広州アジア大会代表の丹羽孝希(青森山田高)が4回戦に進んだ。《共同通信》
【大相撲初場所】11日目
大相撲初場所11日目は19日、東京・両国国技館で行われ、横綱白鵬は関脇稀勢の里に屈して初黒星を喫し、連勝は23でストップした。
白鵬は双葉山の69連勝を目指した昨年11月の九州場所2日目でも稀勢の里に敗れ、連勝は史上2位の63で止まった。翌3日目から勝ち続け、史上3人目の6連覇を狙う今場所も初日から10連勝したが、稀勢の里にいいところなく押し出された。《共同通信》
【テニス・全豪オープン】第3日
テニスの全豪オープン第3日は19日、メルボルン・パークで行われ、男子シングルス2回戦で錦織圭(ソニー)はフロリアン・マイヤー(ドイツ)に6−4、6−3、0−6、6−3で勝ち、全豪の日本男子として1965年の石黒修以来、46年ぶりとなる3回戦進出を果たした。
女子ダブルス1回戦のクルム伊達公子(エステティックTBC)張帥(中国)組はボヤナ・ヨバノフスキ(セルビア)バルバラ・レプチェンコ(米国)組に6−4、6−4でストレート勝ちした。
シングルスの男子は2連覇を目指すロジャー・フェデラー(スイス)が2回戦でフルセットの末にジル・シモン(フランス)を下したほか、第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も順当勝ち。
女子は2008年の覇者、マリア・シャラポワ(ロシア)や第4シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)が2回戦を突破し、第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)とともに3回戦に進んだ。《共同通信》
【自衛隊】在留邦人輸送訓練
紛争などで混乱した海外に滞在する日本人を、航空自衛隊などが緊急搬送する「在外邦人輸送」の訓練が19日、空自小牧基地(愛知県小牧市)で行われ、報道各社に公開された。
訓練は特定のケースを想定していないが、菅直人首相や北沢俊美防衛相は朝鮮半島有事などに備えた邦人保護の検討に言及している。
訓練は17〜20日に実施され、陸海空の自衛隊員約370人が参加。うち約160人が避難する在留邦人役を務め、航空機8機と輸送艦1隻を活用し、搬送。
在留邦人の輸送は自衛隊法に定められており、空自は2004年4月に初めて、イラクからクウェートまで報道関係者を運んだ。《共同通信》
【日本航空】整理解雇された146人が解雇の無効を訴え提訴
会社更生手続き中の日本航空が昨年末に整理解雇した社員165人のうち、パイロット74人(機長17人、副操縦士57人)と客室乗務員(CA)72人の計146人が19日、解雇は違法で無効だとして、会社側を相手取り、労働契約上の地位の確認と賃金の支払いを求める集団訴訟を東京地裁に起こした。
訴えでは、解雇に至るまでの会社側の対応について、「人員削減の目標設定に合理性がなく、労組が提案したワークシェアなどの解雇回避措置もとらなかった。病気欠勤や年齢を人選基準としたのも合理性がない」などと主張。「整理解雇の4要件」を満たしておらず、法的に無効な解雇だとしている。《朝日新聞》
【谷垣禎一氏、平沼赳夫氏】菅政権打倒で一致
自民党の谷垣禎一総裁とたちあがれ日本の平沼赳夫代表は19日夜、都内で会談し、菅政権を早期に打倒するために24日招集の通常国会で両党が協力していくことで一致した。
自民を飛び出した国会議員らにより昨年4月にたちあがれ日本が結党されて以来、両党首が会談するのは初めて。《共同通信》
【枝野幸男官房長官】会見
枝野幸男官房長官は19日午前、首相官邸で会見を行い、沖縄及び北方対策特命大臣として沖縄県を21、22日に訪問することを明らかにした。
枝野官房長官は今後の沖縄振興を考えるうえで視察を行ったうえで実情を把握していきたいとの考えを示すとともに、仲井真沖縄県知事、高嶺県議会議長と意見交換すると表明。「沖縄振興事業の関連施設等を視察する予定だ」と語った。
午後の会見で枝野官房長官は、与謝野経済財政担当大臣、玄葉光一郎国家戦略担当大臣ら、政府・与党社会保障改革検討本部において全体に目を配るべき役割を担うメンバーが集まり、打ち合わせをしたことに関して、それぞれの役割分担を整理するとともに、大まかな今後の流れについて確認したと報告した。《民主党ニュース》
【この日の菅直人総理】
鈴木、根岸両氏への内閣総理大臣感謝状授与式
平成23年1月19日、菅総理は総理大臣官邸で、2010年ノーベル化学賞を受賞した鈴木章北海道大学名誉教授及び根岸英一パデュー大学特待教授への内閣総理大臣感謝状の授与式を行いました 。
菅直人首相は19日午前、昨年のノーベル化学賞を受賞した鈴木章北海道大名誉教授と根岸英一米パデュー大特別教授を首相官邸に招き、感謝状を授与した。
首相は両氏の受賞に対し、「(受賞は)国民の誇りだ。学術、文化、科学技術の発展に多大な貢献をする」とたたえた。 また、ノーベル賞のメダルを手に取り、「本当にゴールド?」と尋ねたり、眼鏡をかけて細部まで観察しようとしたりして興味深そうに見ていた。
鈴木、根岸両氏は、平成23年度予算案科学技術振興費の増額を決断した首相に謝意を示した。《産経新聞》
記者ぶらさがり
菅直人総理(代表)は19日夕、首相官邸で同日、日本航空が財政破たんし、会社更生法の適用を受けてから1年が経過した事を受けて、「当時私は再生機構の担当大臣であり、鳩山前総理とともに稲盛氏に日本航空の再建にあたっていただきたいとお願いした」と述べたうえで、「今日、その1年目を迎えて稲盛氏と会い、私が期待していた以上の成果を上げていただいたと思っている」とこれまでの取り組みを高く評価した。
そして菅総理(代表)は日本航空を再生させる要素として、「霞が関と同じで『親方日の丸』という気持ちが蔓延していたが、日本航空はつぶれたという意識の中からどう立ち直れるかという意識改革があったという趣旨の話を伺った」と語り、現在の日本が置かれている危機的状況に対して、「国民の皆さんにもそういう状態にあるこの国を、自分たちの手で、もう一度元気な日本にしていくという意識改革をして、皆さんと一緒に日本の再生に取り組んで行きたいと思っている」と力を込めて表明した。《民主党ニュース》