平成4029日目
2000/01/19
この日のできごと(何の日)
【小渕恵三首相】「連立内閣こそ最善」
自民党は19日午前、都内のホテルで自自公連立政権発足後、初めての第66回定期党大会を開いた。大会で、総裁の小渕恵三首相は次期衆院選に関し「21世紀においても政権政党として日本の政治に責任を持ち、諸政策を果敢に実行していくために勝ち抜かなければならない。全身全霊を傾けて戦うことを誓う」と選挙戦勝利に全力を挙げる決意を表明した。
自自公連立政権について「連立内閣こそ現下の最善の道だ」と意義を強調、「政党同士の切磋琢磨はあっても、これを解消するようなことは考慮したこともない」と述べ、加藤紘一前幹事長が主張する「総選挙前の連立解消」を否定した。
大会には連立政権パートナーの小沢一郎自由党党首と神崎武法公明党代表も来賓として出席。小沢氏は小渕政権の経済運営に関し「経済構造改革は遅々として進んでいない。構造改革の断行が強く求められている」と注文を付けたが、連立政権の意義などには一切触れなかった。一方、神崎氏は「自自公3党の結束を大事に、この一年間、連立をしっかり支える決意だ」とエールを送った。
首相は「自自公連立」を堅持する考えを強調した上で、衆院の解散・総選挙の時期に関して「いつにするかは首相に与えられた大権だ。日本が置かれた全体状況を考慮しながら最終決断したい」と、タイミングを慎重に見定める考えを示した。
森喜朗幹事長は、首相のあいさつに先立って行った党情報告の中で、次期衆院選について「友党との選挙協力の中で必勝の態勢を築き、候補者全員の当選に向けて死力を尽くそう」と述べた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【平井堅さん】シングル「楽園」発売
【大相撲初場所】11日目
大相撲初場所11日目(19日・両国国技館)横綱曙が四つ相撲で関脇栃東を寄り切って10勝目を挙げ、単独トップを守った。横綱貴乃花は浜ノ島を寄り切って勝ち越しを決めた。両大関は出島が安芸乃島をはたき込んで給金を直し、千代大海は関脇魁皇を押し出し7勝目。武双山は貴ノ浪との関脇対決を制し、2敗をキープした。貴ノ浪は4敗目。2敗だった小結雅山、平幕の千代天山と旭天鵬もそろって勝った。このため1敗の曙を2敗で武双山ら四人が追う展開は変わらなかった。十両は小城錦と琴光喜が2敗で首位に並んでいる。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・自民党の亀井静香政調会長は19日の党大会で行われた政策報告で、介護保険制度見直しとペイオフ解禁1年延長問題に触れ「5年前、3年前に決めたことを何が何でもやるという石頭では、この激動する国家危機を乗り越えることはできない」と、時代に合わせた見直しと強調した。このところ政策調整の分野で、与党内からも批判の矢面にだされていただけに、ここぞとばかりに反論したかったよう。最後には「21世紀は文化、芸術の華が咲くように」と自分の頭の柔らかさをアピール?《共同通信》
【首相官邸】バリアフリー化
首相官邸が導入を進めていた車いす用のリフトの設置が完了し、車いすを使う八代英太郵政相が19日昼、小渕恵三首相らが見守る中、初めて試乗した。
リフトは、一階から二階の首相執務室前へつながる回り階段と、同室から官房長官室の途中にある短い階段の2カ所に設置。カナダ製で、レールの長さはそれぞれ約17メートルと約5メートル、かかった経費は約2000万円という。《共同通信》
19日、総理官邸で進められていた車いす用階段昇降機の設置工事がに完了し、本格運用に先立って、八代郵政大臣が試乗した。設置されたのは地下から総理執務室前に通じる回り階段と、同執務室前から官房長官室前に通じる階段の2か所。
試乗に立ち会った小渕総理は、「郵政大臣のおかげでバリアフリー推進の広報ができた。日本全国、駅の階段などに必要だということを改めて知ることができた」と語った。《首相官邸》