平成4755日目

2002/01/14

この日のできごと(何の日)

【小泉純一郎首相】シンガポールで演説

小泉純一郎首相は14日午前、シンガポールのホテルで、東南アジア諸国連合(ASEAN)歴訪の締めくくりとなる政策演説を英語で行い、日本の新たな東アジア外交の基本方針を表明した。

1月14日のできごと(何の日)
https://www.kantei.go.jp/

首相は「改革と繁栄、安定、未来への協力」を重点に挙げ「素直なパートナーとして共に歩み共に進む」と東アジア外交の基本理念を提唱。テロ、海賊、感染症対策などを含め「安全保障面での日・ASEAN協力を抜本的に強化する」との考えを打ち出した。経済に比重を置いた日・ASEAN関係を、安保を軸とする政治的な分野でも発展させる姿勢を鮮明にする狙いがある。

首相は「東アジアの中の日本とASEAN」と題して演説。昨年9月の米中枢同時テロが「安全保障の考え方を大きく転換させ、平和と安定のため一致sて取り組む重要性を一層明確にした」と強調し、貧困削減や紛争予防など「ASEAN地域の安定確保に積極的な貢献を行う」と述べた。海賊対策では地域協力協定の協議や、各国の海上警備機関の協力も求めた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【稲垣吾郎さん】芸能活動復帰

公務執行妨害などで現行犯逮捕されて以来、芸能活動を自粛していた人気グループ「SMAP」のメンバー、稲垣吾郎さん(28)が14日、フジテレビ系列で放送中のバラエティー番組「SMAP☓SMAP」に出演、約5カ月ぶりに芸能活動に復帰した。稲垣さんは「自分が犯した失敗でファンをはじめ数多くのみなさんに迷惑をかけたことをあらためておわびします」と謝罪した。《共同通信》

【大相撲初場所】2日目

大相撲初場所2日目(14日・両国国技館)横綱武蔵丸が平幕玉乃島を豪快に押し倒して初日を出した。大関陣は新大関の栃東が海鵬の変化にも慌てず寄り倒し、千代大海は関脇朝青龍を一気に押し出し、それぞれ2連勝とした。朝青龍は1勝敗。しかし魁皇は小結若の里に取り直しの末に寄り切られて1勝1敗となった。若の里は初日の武蔵丸戦に続く殊勲で2連勝。武双山は闘牙に引き落とされ2連敗。関琴光喜は安芸乃島を破って2勝目を挙げ、小結旭天鵬は2連敗。《共同通信》

【東京地検】加藤紘一氏の秘書を聴取

加藤紘一元自民党幹事長(62)=山形4区=の事務所代表、S秘書(61)が公共工事受注に絡み山形県の建設会社などから「口利き料」を受け取ったとされる脱税疑惑で、東京地検特捜部が任意でS氏を事情聴取したことが14日、分かった。

S氏は地元の建設会社や土木会社などの依頼で自治体首長クラスへの口利きに動き、見返りとして受注額の3−5%を受け取り、個人口座に約4億円をプールしていたとされる。

その一部を個人の株式投資などの充てながら一切税務申告していなかった所得税法違反の疑いが持たれており、特捜部はS氏本人の聴取が不可欠と判断。建設会社との関係など口利き料を受け取った経緯や、使徒について詳しい説明を求めたとされる。

S氏は加藤元幹事長の政治団体「社会計画研究会」(東京都千代田区)の会計責任者をしており、加藤氏の「金庫番」として知られる。《共同通信》

【韓国・金大中大統領】年頭会見

韓国の金大中大統領は14日、青瓦台(大統領官邸)で行った年頭会見で、昨年末に天皇陛下が古代朝鮮半島と皇室の血縁関係に「ゆかりを感じています」などと言及した点について、「歴史に対する正しい認識を表明されたのではないかと思う」と評価した。同発言の直後に韓昇洙・外交通商相が「良いこと」と好意的反応を示していたが、金大統領が言及したのは初めて。

金大統領は、天皇訪韓について「日本がまず決める問題だが、決定されれば韓国はこれを最大限尊重する」と述べ、歓迎する意向を示した。

大統領の「ゆかり」発言への肯定的な受け止めは、歴史教科書問題などでこじれた日韓関係を好転させる転機を探りたいとの意向を反映したとみられる。

日韓関係について金大統領は「靖国神社参拝やサンマの問題など懸案はほとんど解決したが、歴史教科書問題は技術的側面もあり解決されていない」と指摘。凍結されている日本の大衆文化の追加開放は「教科書問題が解決すれば(追加開放が)道理ではないかと思う」と述べた。《共同通信》

【長谷川滋利投手】マリナーズ移籍会見

米大リーグのマリナーズに移籍し、1年契約を結んだ長谷川滋利投手が14日、地元記者らの質問に電話で答える共同記者会見そ行い「ア・リーグの西地区は毎年混戦となる。(マリナーズが)ことしは長谷川を取っておいてよかったと言われるようにしたい」と抱負を語った。

大リーグ6年目を迎える長谷川は質問に流ちょうな英語で答えた。昨季MVPを獲得したイチローとオリックス時代は同僚。再び同じユニホームを着る感想などを聞かれ「彼は何でもできる選手。敵としてより味方の方がずっといい」と話した。

自分自身については「ほかにもいい投手がたくさんブルペンにいるので、最初から飛ばしたい。4、5、6月が大事だと思う」。

最後は昨年までプレーしたエンゼルスをもじって「天使(エンゼル)がついに地上に降りて、マリナーズ(水夫たち)の一員になりました」と締めくくった。《共同通信》



1月14日 その日のできごと(何の日)