平成4390日目
2001/01/14
この日のできごと(何の日)
【自由党・小沢一郎党首】「自民党の終えん近い」
自由党は14日、21世紀の日本を担う人材の養成を掲げた「小沢一郎政治塾」の冬季集中講座の閉校式を都内で行った。小沢党首は「ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団」(KSD)と自民党の小山孝雄参院議員をめぐる疑惑に触れ「自民党の体制に対する検察のメス、疑獄事件が報じられている。戦後体制の主体だった自民党の終えんは近い」と強調した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【STV杯国際ジャンプ大会】
ノルディックスキーのSTV杯国際ジャンプ大会は14日、札幌市大倉山ジャンプ競技場でラージヒル(K点120メートル)を行い、原田雅彦(雪印)が253.9点で9年ぶり2度目の優勝をした。
原田は1回目に119メートルで6位と出遅れたが、2回目に131.5メートルの最長不倒をマークして逆転優勝を飾った。
1回目首位の岡部創太(雪印)が2位、宮平秀治(ミズノ)が3位に続き、岡部孝信(雪印)は7位。札幌五輪記念、HTB杯に続く3連勝を狙った吹田幸隆(雪印)は10位に終わった。
【大相撲初場所】8日目
大相撲初場所8日目(14日・両国国技館)両横綱が力強い相撲で全勝を守った。武蔵丸は安芸乃島、貴乃花は関脇若の里をともに寄り切り、無傷で勝ち越しを決めた。大関は魁皇が和歌乃山を寄り切って2敗を堅持。武双山は小結栃乃洋を突き出し、雅山は小結隆乃若を押し出してともに5勝3敗としたが、出島は栃東に送り出され、4敗目を喫した。関脇琴光喜は海鵬にはたき込まれて7敗目。1敗がいなくなり、全勝の両横綱を2敗で魁皇と平幕の琴竜、旭天鵬、朝乃若が追う展開となった。《共同通信》
【森喜朗首相】株価対策に外国制度
ギリシャ訪問中の森喜朗首相は14日午前、アテネ市内のホテルで同行記者団と懇談し、低迷する株価について「欧米などの諸制度でよいものは採用し、研究していくのが大事だ」と対策に本格的に乗り出す方針を明らかにした。《共同通信》
【ペルー・フジモリ前大統領】疑惑払しょく後に帰国
昨年11月から日本に滞在しているペルーのフジモリ前大統領は14日午前、テレビ朝日の番組に出演し、ペルーでの不正蓄財などの疑惑調査が進み、自らの潔白が明白になった以降であればペルーに帰国する意思があると表明した。
フジモリ氏は「まず4月の大統領選挙を待ち、全体の状況を評価したい。さらにペルー国会などでの調査で、不正蓄財がないことが明確になり、その機が来れば帰国したい」と述べた。ただ同時に「短絡的なことではない」と発言し、日本滞在が当分続くとの見通しも示した。
また国会の調査委員会や司法当局が日本でフジモリ氏を事情聴取することについて「わたしはそれを待っており、全面的に協力するつもりだ。そうすれば海外に不正な口座を持っていないことが分かるはずだ」とあらためて強調した。
昨年5月の大統領選挙決選投票で3選したことで米国など内外の圧力が高まり退陣に追い込まれたとの見方に対しては「3選に立候補しなかった方が良かったのかもしれないが、(過去10年間の)フジモリ政権の成果を確実なものにできる候補がほかにいなかった」と振り返った。《共同通信》
【エルサルバドル地震】死者380人以上に
中米の広い範囲を襲った大地震から一夜明けた14日、被災地では生存者の救出作業が続けられた。現地からの報道によれば、最も被害の大きかったエルサルバドルの死者は381人に達し、グアテマラで確認された死者も6人に増えた。
エルサルバドルの国家緊急事態委員会によると、これまでに1336人が救出されたが、少なくとも1200人が依然、行方不明と推計され、犠牲者の数はさらに増える可能性がある。同国のフロレス大統領は記者会見で、犠牲者の遺体を収めるひつぎ3000個を送るようコロンビア政府に要請したことを明らかにした。
エルサルバドル当局によれば、これまでに500回を超える余震が観測され、首都サンサルバドルでは住民が一時、パニックに陥った。《共同通信》