平成8768日目
2013/01/09
【大阪府立桜宮高校】バスケ部顧問が他の部員への体罰認める
大阪市立桜宮高2年でバスケットボール部主将の男子生徒=当時(17)=が顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた後に自殺した問題で、大阪市教育委員会は9日、顧問がほかの部員への体罰も認めていることを明らかにした。「発奮させるためだった」と説明しているという。
バスケット部員50人へのアンケートでは21人が体罰を受けたと証言。多くの部員が常態的に体罰被害を受けていたとみられる。大阪府警も暴行容疑などを視野に捜査し、立件の可否を判断する。
大阪市教委によると、大阪府警都島署から8日にあった電話で、市教委の事務局職員にも事情聴取する予定であることを告げられたという。《共同通信》
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【日本ハム・大谷翔平投手】入寮
日本ハムのドラフト1位ルーキー、大谷翔平投手(岩手・花巻東高)が9日、千葉県鎌ケ谷市内の「勇翔寮」に入寮し、さっそく午後から同期入団の選手と一緒にランニングや遠投で体を動かした。「久々にグラウンドでできて良かった。すごく走りやすかった」と感想を口にした。
午前11時前に両親とともに到着。かつてダルビッシュ(レンジャーズ)が使っていた部屋が割り当てられ「すごく光栄。ここからしっかりと成長していきたい」と憧れを抱く右腕と自分の将来を重ねた。
投手と野手の両立を目指すだけに、内外野両方のグラブも持参した。新人合同自主トレーニングは11日から始まる。《共同通信》
【根本匠復興相】福島、屋内遊び場整備へ予算
根本匠復興相は9日、東京電力福島第1原発事故のため、福島県内で屋外での遊びを控える子どもが多いことを受け、屋内の遊び場や運動施設の整備に取り組む考えを明らかにした。
根本復興相は「いまだに放射能の不安を抱えている方たちがいるので、環境整備のため予算措置をしていきたい。それぞれの年代で身に付けなければならない体力と運動能力がある」と述べた。
福島県郡山市の屋内遊び場「ペップキッズこおりやま」を視察後、記者団の質問に答えた。《共同通信》
【安倍晋三首相】韓日議員連盟会長が表敬訪問
安倍晋三首相は9日、韓日議員連盟の会長で、朴槿恵(パククネ)・次期大統領に近い黄祐呂(ファンウヨ)氏らの表敬を首相官邸で受けた。首相は「お互い新しい指導者として日韓関係を発展させたい」と、両国の政権交代を機に関係改善をはかる考えを表明。黄氏は「歴史を直視しつつ、未来志向で信頼関係を築いていきたい」と応じたという。
面会には、首相特使として朴氏に首相親書を渡した額賀福志郎元財務相ら、日韓議員連盟のメンバーも同席。首相は「(2度目の)総理として外国のお客様を迎えるのは初めてだ」と歓迎した。《朝日新聞》
【 FIFA】韓国41選手を永久追放
国際サッカー連盟(FIFA)は9日、韓国のKリーグで八百長事件に関与した41選手を永久追放処分にすると発表した。韓国協会が下した処分を全世界で適用する。このうち21人は社会貢献活動などへの参加を条件に2~5年の猶予期間を経て、サッカー界に復帰する道が残された。
韓国では一昨年、Kリーグの試合結果を当てる「スポーツくじ」で不当な利益を上げようとしたブローカーが選手らに現金を渡し、八百長を仕向けていた事件が発覚。元代表を含めた約50人もの選手、関係者が摘発され、自殺者も出るスキャンダルとなった。《共同通信》
【中国共産党】党員・官僚処分16万人
中国共産党規律検査委員会と監察省は9日、記者会見し、昨年に規律違反や違法行為で処分を受けた党員や政府の官僚らが計16万718人に上ったと明らかにした。中国メディアが伝えた。2011年の処分者数は14万人余りで近年、増加傾向にある。
一方、中国紙、検察日報は8日付で、官僚のイメージ低下に関する報告をまとめた研究者の話を報道。処分を受けた腐敗官僚の95%に愛人がいると伝えた。処分を受けた官僚の数は明らかにしていない。《共同通信》
【ASEAN】新旧局長が引き継ぎ
東南アジア諸国連合(ASEAN)の事務局長に今月1日就任したベトナム元外務次官のレ・ルオン・ミン氏(60)と、前任のタイ元外相スリン氏(63)との業務引き継ぎ式典が9日、インドネシアの首都ジャカルタにあるASEAN事務局で開かれた。
ASEANでは昨年、一部加盟国と中国が領有権を争う南シナ海問題への対応をめぐり内部対立が表面化、結束が揺らぐ事態に陥った。ASEANは2015年の共同体創設を目指しており、結束強化に向けたミン氏の手腕が注目される。《共同通信》
【シリア】拉致の48人解放
イランの国営プレスTVは9日、シリアのアサド政権と反体制派側が仲介者を通じ、互いに拘束していた人々の交換に応じたと伝えた。反体制派側に拉致されていたイラン人48人は既に解放され、シリアの首都ダマスカスに到着した。
トルコの人権団体などによると、アサド政権は拘束していた市民2130人の解放に同意、うち約半分が既に解放された。2011年3月にシリアで反体制運動が本格化して以降、これだけの規模の交換は初めて。
48人は昨年8月4日、ダマスカスの空港近くの道路をバスで走行中、武装集団に拉致され、行方不明になっていた。《共同通信》
