平成1302日目

平成4年8月1日(土)

1992/08/01

【バルセロナ五輪・女子マラソン】有森裕子選手、銀メダル獲得

第25回夏季オリンピック大会第8日の1日、陸上の女子マラソンで有森裕子選手(リクルート)が2時間32分49秒で2位に入り銀メダルを獲得した。日本の女子が陸上でメダルを獲得したのは、1928年アムステルダム大会800メートル2位の人見絹枝選手(故人)以来となる。

女子マラソンは気温30度の厳しいコンディションの中でスタート。昨年の世界選手権4位の有森は、30キロ付近で3位集団を抜け出し、36キロ手前で先頭のワレンティナ・エゴロワ選手(EUN)に追い付いた。その後、上り坂の続くモンジュイクの丘で激しく競り合ったが、残り1キロを切った五輪スタジアム手前でわずかに引き離された。《共同通信》



【小野正利さん】シングル「You’re the Only…」発売

【山手線】喫煙所を除き29全駅終日禁煙化

東京・JR山手線の29全駅で、1日から終日禁煙がスタートした。終日禁煙は私鉄の数駅や地下鉄でも実施されているが、地上の一線区全部の駅で実施するのは初めて。今後は、ホームやコンコース内に設けた1、2ヶ所の喫煙所以外はたばこを吸えなくなった。

JR東日本では、禁煙スタートに先立ち、前日までに灰皿を撤去したり、喫煙所の案内板を設置するなど、準備に追われた。この日、各駅では、早朝からポスターや構内アナウンスで禁煙への協力を呼び掛けた。《共同通信》

【栃木県宇都宮市】警官、襲われ発砲

1日午前3時30分ごろ、宇都宮市馬場通りの県道で、同市内の暴力団組員(19)ら数人がけんかをしているのを栃木県警機動捜査隊員のA巡査長(33)ら捜査員2人が発見した。組員が逃げたため、A巡査長が約300メートル追跡して傷害の現行犯で逮捕。捜査用車両に連行しようとしたところ、通りがかりの暴走族グループの少年3人がA巡査長を殴り、乗用車に引きずりこもうとした。

このため、杉田巡査長は、短銃を空に向け発砲した後、乗用車の左前輪めがけもう一発発砲。4人が殴りかかるなどしたため、最初に逃げた組員の右足に向け三発目を発砲し、4人をうつ伏せにさせるなどして取り押さえた。加勢した3人は公務執行妨害の現行犯で逮捕された。撃たれた組員は弾が右足を貫通、病院で手当てを受けている。

同県警の芳村正美・監察課長は「何度も警告を重ねた末の発砲で、正当な職務行為」と話している。《読売新聞》

【自民党・梶山静六国会対策委員長】「宮沢政権は安定期」

自民党の梶山静六国会対策委員長は1日、福岡市内のホテルで開かれた「毎日・世論フォーラム」で講演し、参院選後の展望について、「宮沢政権もようやく離陸したのではないか。少なくとも来年秋の総裁改選期までは、突発事故がない限り、この体制で進んでいくだろう」と述べ、党内的に安定期に入ったとの見方を明らかにした。

また、宮沢首相の政治姿勢について、「長い間低迷していた宮沢さんも、前国会の中盤からようやく力を得た。経済対策を打ち出すたびに株価が下がり、国民がいらいらしているのが現実だが、着実に宮沢政権は顔を見せている」と評価した。

一方、梶山氏は、衆院選の時期について、「衆院議員は一年半の残任期間だ。いつ解散・総選挙があっても不思議ではない」と指摘。そのうえで、「社会党など各党が特色を出してくるだろう。政局はじっくりと話し合いができるというより、波風のたつ時期だ。ちょっとしたことでアクシデントが起こりがちな展開がある」と述べ、東京佐川急便事件などを念頭に、その展開によっては政局が不安定になるとの見通しを示した。

梶山氏は、政界再編の可能性について、「見たところ、すぐ政界再編につながる要素はない」と断りながらも、「自民党内の派閥がそれぞれ政党届を出して、自民党が分裂し、保守政党の合従連衝が生まれれば、野党側にも対応が生まれる。政治土壌は相当うんでいるから可能性もある」と述べた。《読売新聞》



8月1日のできごと