平成7669日目
2010/01/06
【藤井裕久財務相】辞任
鳩山由紀夫首相は6日夜、藤井裕久財務相の辞表を受理し、後任に菅直人副総理兼国家戦略担当相を起用する人事を決めた。翌年度予算決定後、10日あまりでの財務相(旧蔵相)辞任は異例。国家戦略担当相は仙谷由人行政改革担当相が兼務する。閣僚辞任は昨年9月の鳩山内閣発足後で初めてとなる。《共同通信》
鳩山由紀夫総理大臣(代表)は6日夕、官邸で記者の質問に答え、同日午後、藤井裕久財務大臣から診断書とともに、辞職願いの届けがあったことを明かし、「健康上の問題はどうしようもない話なので、辞表を受け取らせいただくことにした」と語った。
そのうえで、菅直人副総理・国家戦略担当大臣と仙谷由人行政刷新担当大臣を官邸に招き、菅副総理には財務大臣の兼務を、仙谷行政刷新担当大臣に国家戦略室の兼務を要請し、快諾を得たとし、「経済・財政担当は引き続き菅副総理にお願いすることにしたところだ」と述べた。同時に、科学技術担当は川端達夫文部科学大臣が兼務することになるとした。
鳩山総理はまた、藤井財務大臣の体調について、「診断書を見せていただいて、公務を大臣としてこなすのは困難であると書かれてあった。医者の診断というものは重く受け止めなくてはならないと思った」とも述べた。
昨日段階では「子どもである予算案を生み出してもらったのだからしっかりと育てていただきたいと申し上げた」が、藤井財務大臣から「やりたい思いは充分にある。これからも財政に関しては何でもお手伝いするが、大臣という職だけは」辞したいとの求めがあり、辞職願いの受理に至ったことも明かした。
後任人事の狙いについて問われたのに対しては、予算案を決めていくに当たって、藤井財務大臣が努力したのは言うまでもないが、側面でしっかりと支えた第一人者が菅副総理であったことは自他共に認められることであり、藤井財務大臣も同様の見解であると指摘。同時に「対外的にも様々な活動をしていただかなければならないということも
あり、菅副総理に兼務していただくのが最も適当だと思っている」とした。さらに、記者から財務大臣辞任のダメージを問われ、「ダメージを最小限にするために、この予算案をつくるにあたって一番近くで見てこられた方を財務大臣に後任にした。菅副総理ならば充分にこなしていただけると思っているので、心配していない」との見解も述べた。《民主党ニュース》
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【神奈川県警】買春するも金を払わず逃亡、早大生逮捕
神奈川県警は6日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、早稲田大法学部4年のH容疑者(25)=東京都東村山市=を逮捕した。
逮捕容疑は昨年7月11日午後3時ごろ、埼玉県秩父市のカラオケ店で、インターネットの掲示板サイトで知り合った秩父市内の県立高校2年の女子生徒(17)に 現金2万円を支払う約束をして、わいせつな行為をした疑い。 県警によると、H容疑者は「若い女の子が好きだった」と供述している。現金は支払わずに立ち去ったという。《スポーツ報知》
【南極海】捕鯨抗議船が日本の監視船と衝突
米環境保護団体「シー・シェパード」は6日、同団体の捕鯨抗議船アディ・ギル号が南極海で日本の調査捕鯨団の監視船、第2昭南丸と衝突、航行不能になったことを明らかにした。乗組員の1人が肋骨にひびが入るけがを負ったという。水産庁は、第2昭南丸の船体に大きな被害はなく、乗組員にけがはないとしている。
シー・シェパードによると、ギル号は抗議活動中に第2昭南丸に衝突され、船体が半分以上沈んだ状態になった。乗組員のうち5人は別の抗議船に避難、船長が船体の修繕などを行った。
シー・シェパードは「(事故発生時)ギル号は静止していたが、突然衝突された。(日本側は)救助もしてくれなかった」と批判。一方、調査捕鯨を行う日本鯨類研究所は、ギル号が衝突してきたとしている。
水産庁によると、ギル号は6日午前、調査捕鯨船団の母船に薬品入りのボールのようなものをぶつけたり、船団に異常接近するなどの妨害行為を行った。事故当時、第2昭南丸は近づくギル号に放水などで警告したが、ギル号が急に減速するなどしたため衝突したと説明している。《共同通信》