平成7598日目

2009/10/27

【この日の鳩山総理】

世界体操選手権メダリストによる表敬

先月の体操世界選手権で男子個人総合を制した内村航平(20=日体大)、同種目別平行棒で銀メダルを獲得した田中和仁(24=徳洲会)、女子個人総合銅メダルの鶴見虹子(17=朝日生命ク)の3選手が、首相官邸を表敬訪問し、鳩山由紀夫首相と対面した。

首相は鶴見の銅メダルを自分の首に掛けて「何歳から体操を始めたの」などと質問する熱心ぶりだったが、内村は金メダルを忘れる“天然ぶり”を披露。「日本で一番偉い人に会って(優勝したときより)どきどきした」と苦笑いした。《スポニチ》

平成21年10月27日、鳩山総理は総理大臣官邸で、世界体操選手権2009 ロンドン大会のメダリストによる表敬を受けました。この日官邸を訪れたのは、男子個人総合で優勝した内村航平選手、女子段違い平行棒2位、個人総合3位の鶴見虹子選手、男子平行棒3位の田中和仁選手の3人です。

鳩山総理は「おめでとう。すばらしかった。」と一人ひとりと握手し、選手の労をねぎらいました。また、鶴見虹子選手の銅メダルを手にすると、「すごいね。」と改めて功績を称えました。《首相官邸》

拉致問題対策本部

平成21年10月27日、鳩山総理は総理大臣官邸で、拉致問題対策本部の初会合を開催しました。本日の会合には、中井拉致問題担当大臣、平野内閣官房長官、岡田外務大臣、松野内閣官房副長官が出席しました。

拉致問題対策本部は、10月13日の閣議で、拉致問題に関する対応を協議し、生存者の即時帰国に向けた施策、安否不明の拉致被害者に関する真相究明及び同問題への戦略的取組等総合的な対策を機動的に推進するため、鳩山総理を本部長として内閣に設置することが決定されました。

本日の会合では、「本部事務局の体制及び予算」と「今後の進め方」についての意見交換を行いました。会合の冒頭で、鳩山総理は「先月29日に拉致被害者のご家族の方々にそれぞれいろんなお話を伺い、迅速に動かなければならないということで拉致問題対策本部を新たに設置して、私が本部長になった次第でございます。私もASEANの会議などでも拉致の話を申し上げましたが、日本が中心に動かなければならないのは言うまでもありません。世界の首脳の皆さん方にもご協力いただく中で、この問題の早期解決に当たっていきたいと思っております。」と挨拶を述べました。《首相官邸》

官僚による答弁作成を撤回させた

鳩山由紀夫総理は27日夜、官邸で、内閣総務官が各省庁に答弁を準備するように指示したことに関し、平野博文官房長官を通じて撤回させたと明言した。

また、「できるだけ自分の言葉で答弁する」としたうえで、答弁の前提となるデータの作成は当然官僚の皆さんにお願いすることになると、記者の質問に答えた。

さらに、明日から公邸に住むことについての感想を問われ、「私どもには大き過ぎる」と述べたうえで、「総理は何かあった場合にそなえ、官邸にすぐに来られるように公邸に住むべきものと解釈して住むことにした」と答えた。《民主党ニュース》




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【護衛艦くらま】韓国コンテナ船と衝突

27日午後8時ごろ、山口県下関市と北九州市の間にある関門海峡で、海上自衛隊第2護衛隊(長崎県・佐世保基地)所属の護衛艦くらま(5200トン)と、韓国籍のコンテナ船カリナ・スター(7400トン)が衝突、くらまは艦首部分が大きく破損し、炎上した。間もなく鎮火したが、くらまの乗組員3人が軽傷。コンテナ船側にけが人はいなかった。門司海上保安部は業務上過失往来危険容疑を念頭に捜査を進める。

政府は27日夜、首相官邸に情報連絡室を設置。北沢俊美防衛相は記者会見で「極めて遺憾」と陳謝、榛葉賀津也防衛副大臣を現場に派遣した。《共同通信》

【城島健司捕手】阪神入団が決定

米大リーグのマリナーズを退団した城島健司捕手(33)が27日、福岡市内で阪神と2度目の入団交渉を行い、合意に達した。城島は記者会見で「阪神のために力を出し切りたい」と引き締まった表情で話した。契約内容は推定4年総額20億円プラス出来高払い。背番号は「2」となるもよう。

城島はソフトバンクでプレーした2005年以来5年ぶりの日本球界復帰となる。ソフトバンクも獲得に乗り出していたが、阪神はこの日、星野仙一シニアディレクター(SD)も交渉に同席し、獲得にこぎ着けた。《共同通信》

【前原誠司国土交通相】1都5県知事に八ツ場ダム「再検証」を説明

前原誠司国土交通相は27日、建設中止を表明した八ツ場ダム(群馬県)を巡り、石原慎太郎東京都知事ら流域の1都5県の知事と前橋市で会談した。国交相は中止の方針は堅持するものの、利水や治水の面から事業の必要性について「予断を持たずに再検証する」と説明した。各知事は「八ツ場ダムは必要だ」「建設中止を一度棚上げすべきだ」などと中止方針を撤回するよう求めた。

国交相は会談で「代替案を示さなければみなさんに納得してもらえない」と述べ、ダムなしでの治水や利水の計画を提示する考えを示した。具体的には、河川改修や山林の保水能力の改善などを検討する。硬直的とされる水利権制度の見直しにも意欲をみせた。国交相は「アリバイづくりのための再検証ではなく、徹底して情報公開するなかで、八ツ場ダムの最終的な結論を得る」と表明した。《日経新聞》

【長妻昭厚生労働相】「ミスター検討中」との指摘に反論

長妻昭厚生労働相は27日の閣議後の記者会見で、就任後の自らの発言をめぐり「ミスター検討中」と揶揄(やゆ)されていることについて「社会保障分野では拙速に判断して拙速に進め、結局見直すという失敗は許されない」と反論した。

野党時代は年金記録問題で政府・与党を鋭く追及する姿勢から「ミスター年金」と呼ばれていたが、厚労相就任後は「慎重に検討中だ」などの答弁を繰り返してきた。厚労相は「すぐ結論を出せるものはその都度判断して即答するが、テーマによっては慎重な言い回しになる」と述べた。《日経新聞》

【この日の民主党】

新人議員懇親会

民主党は26日夕、都内で新人議員懇親会を行い、鳩山由紀夫総理大臣(代表)、小沢一郎幹事長、輿石東幹事長職務代行(参議院議員会長)らも参加するなか、国民の皆さんの願う政治をつくり上げるため、党内一致団結していくことを誓い合った。

はじめに鳩山総理が挨拶に立ち、新人議員に対して、「あなた方が日本の新しいエネルギー。あなた方がこれからの日本をリードしていく主役だ」と改めて初当選したことを称えた。

そして鳩山総理は、「今までは全て官僚が(政治の)先導役をしてくれたが、そのひとつの方向が必ずしも国民の望むべき方向ではなかった。その先導役をこれからは我々がやると決めた。さまざまな意見があるとは思うが、最後に国民の皆さんの願う(政治の)方向にまとめきる役割をやらせて頂きたい」と訴え、一致団結して「国民の生活が第一。」の政治を実現するための決意を表明し、呼び掛けを行った。

最後に鳩山総理は、来年行われる参議院議員選挙について、「小沢幹事長の指導のもとで党内一丸となって、国民の皆さんの期待する政治をつくり出していくためにも参院選に勝利することが極めて大きな意味を持つ」との見解を述べ、その先に国民の皆さんが望む新しい日本の未来を共に築いていこう」と熱いメッセージを送り、挨拶を締め括った。

続いて小沢幹事長がマイクを握り、「来年の参議院選挙に向けて盤石の政権基盤をつくり上げて、そして次の総選挙でまた皆さんが揃って当選していただくことをお願いしたい」と、これからの奮起に期待を込めたエールを送った。

そして、輿石幹事長職務代行が登壇。「141名の同級生、顔を合わせて心をあわせ、力合わせにつなげていこう」と挨拶し、集まった新人議員とともに乾杯した。《民主党ニュース》



10月27日 その日のできごと(何の日)