平成7599日目
2009/10/28
【この日の鳩山総理】
東南アジア青年の船」参加青年代表による表敬
平成21年10月28日、鳩山総理は「東南アジア青年の船」(第36回)参加青年代表らの表敬を受けました。
「東南アジア青年の船」の事業は、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)各国による共同事業として昭和49年に発足し、その後毎年実施され、今回で36回目を迎えます。日本青年約40人とASEAN10か国の青年約290人が、約50日間「青年の船」で日本とシンガポール、マレーシア、タイ、ブルネイ、フィリピンを訪問しながら、国内・船内で共同生活、各種の交流活動を行い、青年相互の友好と理解を促進することを目的としています。
鳩山総理は参加各国代表一人一人と握手を交わし激励しました。参加青年代表に続いて、鳩山総理が挨拶を行い、「つい数日前、タイのホアヒンに伺い、ASEANの首脳の皆様方と議論をしながら、楽しく会話をしてまいりました。そこで発見したことは、やはりこの地域の皆様方と日本がさらに大きな信頼の輪で繋がれていくことだと、そこに絆のある東南アジア、東アジアを見いだすことができると確信をいたしました。今日お集まりの皆様方がまさにその思いを東南アジア青年の船の中で、しっかりと見いだしていただくことができる、信頼の絆というものをお互いに確認をしていただいて、ぜひともそれぞれの地域で、また世界の中でこれから大いに活動されることを心から祈念いたします。」と述べました。《首相官邸》
衆議院本会議で代表質問
平成21年10月28日、衆議院本会議で、所信表明演説に対する各党からの代表質問が始まりました。鳩山総理は、マニフェスト実行にかける決意についての質問に対し「マニフェストは4年間におきます、国民の皆様方との契約であります。従いまして必ず実現をいたします。」と述べました。このほか、補正予算執行見直しの考え方、来年度予算編成、景気対策、成長戦略、地球温暖化問題等についても答弁を行いました。《首相官邸》
鳩山由紀夫首相の就任後初の所信表明演説に対する代表質問が28日午後、衆院本会議で始まった。最初に自民党の谷垣禎一総裁が質問に立ち、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)に関し「鳩山内閣では約束違反・言行不一致が見受けられる。政権を取ったらがらりと変わるご都合主義が許されるのか」として政府の姿勢を厳しく批判。公約が実現できないときには責任を取るよう求めた。
首相は答弁で、「マニフェストは国民との契約だ。もし4年たって、国民の多くから政策を達成していないと思われたら当然、政治家として責任は取る」と表明した。
自民党総裁が野党として質問に立ったのは1994年の河野洋平氏以来、15年ぶり。谷垣氏は冒頭、衆院選敗北について「常に与党という慢心があり、政権運営にそのおごりが表れていた」と反省した上で、「民主党に将来を託すのは非常に危険だ。国会審議を通じて国政をただす」と決意を示した。
首相演説について、谷垣氏は「『マニフェスト』の文字が一言もなかった」と疑問を呈し、政権公約が達成できない場合、「どう責任を取るか」と迫った。
経済財政運営では、民主党が公約で、行政の無駄遣い削減で9.1兆円の財源をねん出できると明記していた点をとらえ、「そうであれば現段階で国債増発の議論など出てくるはずはない」とけん制。同時に、「自民党は消費税を含む税制抜本改革の道筋を先の通常国会で法制化した」と強調しつつ、「財政健全化への姿勢が全く見られない」と批判した。
外交面では、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設見直しを検討していることを問題視。「一歩間違えば日米の信頼関係に亀裂が生じ、安全保障政策が立ち行かなくなる」と危機感を表明した。さらに、首相の献金虚偽記載問題について「国民が納得する説明」を要求した。《時事通信》
初の代表質問「自分の言葉で話したつもり」
鳩山由紀夫総理大臣(代表)は官邸で28日夕、同日、就任後初の代表質問を終え、「多くの皆さんも『政治が変わった』と思ってくださったのではないか。今まで(の総理大臣)よりはかなり自分の言葉で話したつもり。野党の質問に対しできる限り丁寧に、自分なりの思いも込めながらお答え申し上げたつもり」と所感を表明。「今までと違い本会議場の中も活気が溢れていたのではないか、こういう状況をさらに強めていければいいと思う」と意欲を語った。
また、関門海峡付近で27日夜に発生した海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍の貨物船の衝突事故については、「おかげさまで事故発生から危機管理など、対応はできたと思う。しかしながら、事故により国民の皆さんにご心配、ご迷惑をおかけした」とお詫びの言葉を述べたうえで、一番重要なことは、なぜ、このようなことが起きたか、その原因究明だと指摘。二度とこのような事態が起きないよう、しっかり原因の真相究明に努めるとした。《民主党ニュース》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【自民党・谷垣禎一総裁】囲み取材
10月28日谷垣禎一総裁は、第173回国会(臨時会)での代表質問を終え、記者の質問に答えました。《自民党》
【民主党・小沢一郎幹事長】「事業仕分け」人選決着へ
政府の行政刷新会議が2010年度予算編成に向けて行政の無駄遣いを洗い出す「事業仕分け」のワーキンググループの人選が決着する方向となった。民主党の小沢一郎幹事長が28日、国会対策委員会の幹部に「衆院は当選3回以上で、国会の役職についていない議員」から人選するよう指示した。対象事業の候補は現段階で約5兆3千億円に達している。
民主党は寺田学、菊田真紀子、田嶋要、津川祥吾の各氏らを起用することで調整している。リーダー格には枝野幸男氏が決まっており、参院議員も加わる。《日経新聞》
【プロ野球・西武】菊池雄星投手1位指名を確認
西武は28日、埼玉県所沢市の球団事務所で編成会議を行い、岩手・花巻東高の菊池雄星投手を1位指名することを確認した。出席した渡辺監督は「ボールはもちろん、体の使い方、腕のしなりなどすべてでナンバーワン」と評価。抽選には監督自身が臨む。《スポニチ》
【第3管区海上保安本部】漁船転覆事故から4日、乗組員3人救助
伊豆諸島の八丈島近海で24日から消息を絶った漁船「第一幸福丸」(8人乗り組み、19トン)の捜索で、第3管区海上保安本部は28日正午前、八丈島沖の北北東約55キロで、転覆した船体を発見し、乗組員3人を救出した。3人は意識ははっきりしており、会話もできる状態という。《読売新聞》