平成9789日目
2015/10/27
この日のできごと(何の日)
【民主党・岡田克也代表】SEALDsと「良い関係を築いていきたい」
民主党の岡田克也代表は27日の都内での講演で、安全保障関連法の反対運動を展開している学生グループ「SEALDs(シールズ)」について「新しい芽が出てきた。非常に注目している」と持ち上げてみせた。その上で「お互い尊重しながら良い関係を築いていきたい」と述べ、安保法反対を旗印に今後も連携を続けていく考えを示した。
「安保法が成立したが、それで彼らの動きが鈍るという感覚はない。引き続き集会や街頭で学生が訴えている」とも指摘。民主党として来夏の参院選をにらみ、シールズとの共闘路線を維持することで、安保法反対の世論を喚起し続ける狙いがあるとみられる。《産経新聞》
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【民主党・松本剛明元外相】離党届を提出
民主党の松本剛明元外相(衆院兵庫11区)が27日、党本部に離党届を提出した。背景には、安全保障法制の対案路線を封印し、共産党との選挙協力に前のめりな岡田克也代表らへの失望があった。執行部批判を展開した松本氏に理解を示す党幹部も出る中、岡田氏はこの日も共産党との選挙協力に重ねて意欲を示した。《産経新聞》
【プロ野球・日本シリーズ第3戦】ヤクルト8−4ソフトバンク
SMBC日本シリーズ2015は27日、神宮球場で第3戦が行われ、セ・リーグ覇者のヤクルトが山田の日本シリーズ史上初となる1試合3本塁打などで8―4とパ・リーグ王者のソフトバンクに勝ち、初白星を挙げて対戦成績を1勝2敗とした。
ヤクルトは3―4の五回に山田が左越え2ランを放った。山田は一回に2ラン、三回にもソロを放っていた。2試合にまたがっての記録では、3打席連続本塁打は1970年の長嶋(巨人)、3打数連続となると2003年の金本(阪神)がマークしている。《共同通信》
【ヤクルト・山田哲人内野手】3打席連続本塁打
ヤクルト山田哲人内野手(23)が70年の長嶋茂雄に並ぶ、45年ぶりの日本シリーズ3打席連続本塁打を放ち、14年ぶりの日本シリーズ勝利に貢献した。 1回の先制2ラン、3回の一時勝ち越しソロに続き、5回2死一塁から左中間に逆転2ランを放り込んだ。長嶋は2試合にまたがっており、同一試合での3打席連発は史上初。
山田は「打ったのはストレート。バッティングカウントになったので、ストレートに絞って1、2、3で思いきっていきました。詰まっていましたが押し込めた分、風にも助けられてホームランになってくれました」と振り返った。《日刊スポーツ》
【自民党・小泉進次郎農林部会長】「突貫工事でTPP対策」
自民党の小泉進次郎農林部会長は27日、党本部で開いた農林部会などの合同会議で「初仕事」に臨んだ。環太平洋連携協定(TPP)の影響を受ける農業分野の提言について「農林の世界に詳しくない私が、突貫工事で対策をまとめなければいけない」として協力を呼び掛けた。
提言は11月17日までにまとめる予定。これに先立ち、小泉氏や西川公也農林水産戦略調査会長らは7、8両日に全国各地でTPPに関する説明会も開く。農林族議員らの理解を得ながら、提言をまとめられるか手腕が問われそうだ。《共同通信》
【この日の安倍総理】
カザフスタン・ナザルバエフ大統領と会談
安倍晋三首相は27日、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談し、経済分野での協力関係の強化を盛り込んだ共同声明をまとめた。原子力の平和利用や人材育成、医療分野などで協力を進める。
日本はカザフスタンが建設を予定する原子力発電所の受注を目指しており、トップセールスで交渉を進められるかが焦点だった。首相は会談後の共同記者会見で「原発建設について、その実現に向けて協力関係を強化していくことを確認した」と述べた。
ナザルバエフ大統領は会談で、原発建設に関して「場所や規模を議論中だ。(日本は)安全面でも豊富な経験と実績があり、日本の原子炉技術への関心は高い」と述べた。《日経新聞》
中央アジア政策で演説
安倍晋三首相は27日午後(日本時間同日夜)、カザフスタンの首都アスタナ市内の大学で対中央アジア政策をめぐり演説した。インフラ整備事業などで「3兆円を超えるビジネスチャンスを生み出す」と述べ、経済発展に向けた協力強化を表明した。
広島、長崎への原爆投下から70年を迎えたのを踏まえ、旧ソ連時代に核実験が繰り返されたカザフスタンに対し、核軍縮・不拡散推進での結束を呼び掛けた。
首相は、中央アジア5カ国への貢献に関し「日本型の質の高い工学教育を活用し、高度産業人材の育成を支援していく」と強調した。《共同通信》
