平成10097日目

2016/08/30

この日のできごと(何の日)

【台風10号】岩手県に上陸

大型の台風10号は30日、暴風域を伴ったまま日本列島の東海上を北上し、岩手県大船渡市付近に上陸した。強い勢力を保ちながら東北を縦断し、日本海に抜ける見込み。気象庁によると、東北の太平洋側からの上陸は1951年の統計開始以来、初めて。

東北では局地的に猛烈な雨が降り、岩手県宮古市では1時間に80.0ミリを観測した。約41万人に避難指示や勧告が出された。東北6県で延べ約3万5千戸が停電。強風による倒木で電線が切れたことなどが原因とみられる。宮古市では東日本大震災の被災者が入居する仮設住宅の住民も避難指示の対象となった。

台風の影響でけが人や家屋の被害も出た。宮城県名取市では、70代の女性が強風であおられた自宅のドアで左手中指を切断。同県登米市では、風で家の屋根が飛ばされる被害が3件あった。

全日空や日航などは、東北や北海道を発着する便を中心に計100便以上を欠航。秋田、東北、北海道新幹線が上下線計51本運休するなど交通網に影響した。

台風10号は八丈島近海で発生し、いったん沖縄・南大東島の南海上まで進んだが、高気圧などの影響で反転する異例のコースをたどり、30日午後6時ごろ上陸した。

30日午後8時現在、青森市付近を時速約60キロで北北西に進んだ。中心気圧は972ヘクトパスカルで、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心の北東側220キロ以内、南西側110キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域となっている。《共同通信》

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【民進党代表選】山尾氏は前原氏支持

民進党の山尾志桜里政調会長は30日、取材に対し、9月の代表選で前原誠司元外相を支持する考えを明言した。党三役で支持候補を明確に打ち出したのは初めて。蓮舫代表代行は、東京都内のホテルに選挙対策事務所を開設。既に前原氏も事務所を設置しており、両陣営とも臨戦態勢に入った。党は2日の告示後、全国10カ所で候補者討論会を開くと発表した。

山尾氏は、前原氏が財源の裏打ちがある社会保障充実策を提示したことを評価したとしている。蓮舫氏は事務所開きのあいさつで「よい選挙でなく、勝つ選挙をしたい」と頭を下げ、協力要請した。《共同通信》

【舛添要一氏】6万5000円を都に返還

東京都は30日、舛添要一前知事が公用車に家族を乗せて野球観戦やコンサートに行っていた問題で、舛添氏側が都に運転手の人件費やガソリン代など計約6万5千円を納付したと発表した。都監査委員が1日、都に返還を求めるよう勧告していた。

都監査委員の監査結果では、舛添氏は昨年8月と12月の計3回、公用車で家族と一緒に、東京ドームでのプロ野球の巨人戦やNHKホールであったコンサートに行った。舛添氏の特別秘書は「企業関係者らと会談した政務」としたが、監査委員は「公用車に関する都の運用規則に違反する」と判断。都は勧告を受け、運転手の手当や車のリース代などを利用時間を元に算出し、舛添氏側に請求していた。《朝日新聞》

【自民党】総務に甘利、石破氏起用

自民党は30日の総務会で、党の意思決定機関である総務会のメンバー(総務)を決めた。甘利明前経済再生担当相、石破茂前地方創生担当相らを新たに起用し、細田博之総務会長を支える総務会長代行に塩谷立元文部科学相を充てた。塩谷氏は衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員長に内定しており、兼務する。

安倍晋三首相と距離を置く野田毅前党税制調査会長、村上誠一郎元行政改革担当相は留任した。

甘利氏は「国家、国民に貢献する決意で復帰した。信頼を取り戻すには今までの2倍、3倍頑張らねばならない」と述べた。

石破氏は「自民党を支えている地方の党員の意見を代弁したい」と語った。《共同通信》

【新潟県・泉田裕彦知事】4選出馬を撤回

新潟県の泉田裕彦知事(53)は30日、4選に向けた10月投開票の知事選に出馬しない意向を文書で表明した。県が出資する第三セクター事業などを巡る報道に不満を示し、「このような環境の中では、十分に訴えを県民にお届けするのは難しい」とした。泉田知事は2月の県議会で立候補表明していたが、撤回した。

東京電力が目指している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働について、泉田知事は「東電福島第1原発事故を検証しない限り、再稼働については議論しない」と厳しい姿勢を示してきた。泉田氏の不出馬は、柏崎刈羽の再稼働論議に大きな影響を与えそうだ。《共同通信》



8月30日 その日のできごと(何の日)