令和1341日目
2022/12/31
この日のできごと(何の日)
【北朝鮮】短距離弾道ミサイル3発発射
韓国軍合同参謀本部は31日、北朝鮮が同日午前8時(日本時間同)ごろから、首都平壌に近い黄海北道中和付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル3発を発射したと明らかにした。日本の防衛省は、いずれも最高高度約100キロで約350キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定されると発表した。
2022年の北朝鮮のミサイル発射は37回目となり、過去最多を更新。防衛省によると、航空機や船舶からの被害情報は確認されていない。
北朝鮮のミサイル発射は23日以来。26日には無人機が南北軍事境界線を越えた。《共同通信》
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岸田文雄首相は31日、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことを受け、国民への迅速・的確な情報提供と、航空機や船舶の安全確認、不測の事態への態勢確保の3点を関係省庁に指示した。《共同通信》
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【山形県鶴岡市】土砂崩れ
1日午前0時55分ごろ、山形県鶴岡市西目で、通行人から「道路脇の建物が倒壊している」と110番があった。鶴岡署や市消防本部などによると、集落の裏山で幅約100メートル、高さ20〜30メートルに及ぶ土砂崩れが起き、住宅を含む約10棟の建物が巻き込まれたとみられる。少なくとも、住人で高齢の夫婦とみられる2人と連絡が取れていない。山形県は人命救助のため、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
現場周辺は土砂災害警戒区域に指定されていた。県警や消防が約80人態勢で重機を使うなどして捜索。二次災害の恐れもあり、長期化が懸念されるという。《共同通信》
【COVID-19】
国内で31日、新たに10万6320人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京1万1189人、大阪6929人、神奈川6855人など。死者は東京24人、大阪20人、北海道17人など計256人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者は588人で前日から14人増えた。
広島と熊本が過去に公表した感染者数を修正した。《共同通信》
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新型コロナウイルス感染症がまん延する中国で、各地の感染率が50〜80%に達したとの見方が12月31日までに相次いで示された。年末年始の3連休が31日に開始。1月下旬には春節(旧正月)の大型連休もあり流行拡大が必至だ。
中国メディアによると、中国の著名な感染症専門家は31日までに、北京の感染率が80%を超えたとの見方を示した。
中国政府は無症状感染者の発表を12月14日にやめた。一部の地方政府はアンケートで地元の感染率を推計。海南省は30日、感染率が50%に達したようだと明らかにした。四川省当局も25日時点の感染率は64%だったと発表している。《共同通信》
【ボクシング】
ボクシングの世界スーパーフライ級2団体王座統一戦は31日、東京・大田区総合体育館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)王者の井岡一翔(志成)は世界ボクシング協会(WBA)王者のジョシュア・フランコ(米国)と引き分け、6度目の防衛を果たした。日本人初となる複数階級での2団体王座統一はならなかった。
井岡は序盤からガードを固めて有効打を狙う展開。手数では劣勢だった。
33歳の井岡は29勝(15KO)2敗1分け、27歳のフランコは18勝(8KO)1敗3分け1無効試合。《共同通信》
【第73回NHK紅白歌合戦】
大みそか恒例の第73回NHK紅白歌合戦が31日夜、放送された。人気アニメソングから懐かしのヒット曲まで出場者による華やかなステージが繰り広げられた。紅組のトリはMISIA(ミーシャ)さん、大トリは白組の福山雅治さんが務め、視聴者らの投票で白組が勝利した。
22年のテーマは、歌で「平和の尊さ」や「希望にあふれた愛」を感じてもらいたいとして「LOVE&PEACE みんなでシェア!」。俳優の大泉洋さん、橋本環奈さんらが司会を務めた。3年ぶりに東京・渋谷のNHKホールでの有観客開催となった。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
キーウ攻撃で朝日記者負傷
ウクライナの首都キーウ(キエフ)に31日、ロシア軍によるとみられる攻撃があり、朝日新聞社は映像報道部所属の関田航カメラマンが負傷したと明らかにした。けがの程度など状況を確認中としている。
ウクライナの独立系通信社ウニアンが報じた映像では、右脚に包帯を巻いた関田さんとみられる男性が救急搬送される様子が写っており、意識はあるとみられる。ホテル滞在中に攻撃を受けたという。
キーウ市は同日、少なくとも1人が死亡したと発表。ウクライナメディアによると、南部ミコライウやザポロジエにも攻撃があった。《共同通信》
ロシア大統領が新年メッセージ
ロシアのプーチン大統領は31日、極東でテレビ放映された新年メッセージで、ロシアは今「歴史的領土の住民保護のために戦っている」と述べ、併合を宣言したウクライナ東部・南部4州を自国領として統治していく考えを強調した。インタファクス通信などが伝えた。
プーチン氏は、ウクライナ侵攻を開始した2022年にロシアは「完全な主権を確立し社会を強固に結集させるための、困難だが避けがたい歩みを始めた」とし、ロシアだけでなく世界にとっても根本的な変化をもたらした年だったと回顧した。《共同通信》
ゼレンスキー大統領「回復の年に」
ウクライナのゼレンスキー大統領は昨年12月31日のビデオ声明で、新年を迎えるに当たり「回復の年にしよう」と国民に呼びかけ、領土奪還の決意を語った。ウクライナ軍は、同日夜から1月1日未明にかけてロシアのイラン製無人機(ドローン)による攻撃があり、45機を迎撃したと発表した。首都キーウ(キエフ)では迎撃で破片が乗用車に落下したが、けが人はいなかった。
ロシア国防省は1日、ウクライナの無人機攻撃を防ぐため、製造に関与する軍需企業や関連施設を12月31日にミサイル攻撃し「目的を達成した」と発表した。《共同通信》
【ベネディクト16世】崩御
ローマ教皇庁(バチカン)によると、前ローマ教皇ベネディクト16世(本名ヨゼフ・ラツィンガー)が31日、バチカン内の修道院で死去した。95歳だった。死因は明らかにしていない。2013年に存命中の教皇としては約600年ぶりに退位、バチカンで余生を送っていた。
葬儀は1月5日にサンピエトロ広場で実施。2日朝から、遺体はサンピエトロ大聖堂に安置され、信者らの弔問を受け付ける。
05年4月、死去した先代の教皇ヨハネ・パウロ2世の後を受け、第265代教皇に選出された。13年2月、高齢を理由に突然退位を表明、同28日に退位した。《共同通信》