令和807日目
2021/07/15
この日のできごと(何の日)
【自民党・林芳正元文部科学相】衆院くら替えを表明
自民党の林芳正元文部科学相(60)=参院山口選挙区、岸田派=は15日、宇部市内で開いた後援会関係者会議で「全身全霊この身を粉にして戦い抜く覚悟」と述べ、次期衆院選山口3区へのくら替え出馬を正式に表明した。現職の河村建夫元官房長官(78)も出馬を予定しており、大物2人による自民分裂の選挙戦が確かに視野に入ってきた。
林氏は「第3区から立候補する決意を今掲げさせていただいた」とした上で、「国をリードする防長政治の伝統を守りながら、この国の今と未来に責任を持つ保守政治の一員として、かじをにぎっていく資格を得なければならない」と決意を語った。
その後の記者会見で、立候補理由として総裁選に出馬した2012年より党県連から要請を受けてきたことや、将来に首相就任の意欲を挙げた。「歴代8代の総理を輩出した防長政治の伝統を継いで私も後に続けるように」と思いを語り、「国のかじ取りをしていくために衆院にくら替えのハードルを越えなければいけない」とした。
河村氏が所属する派閥を率いる二階俊博幹事長が、党公認の基本原則は「現職優先」との認識を示しているのについて、林氏は「なるべくいい形で出馬したい」とした一方、「どういう形でも決意を貫く」と繰り返し強調。参院議員は残務の整理がつき次第辞職すると話した。《山口新聞》
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【COVID-19】
国内新規感染3418人
国内で15日、新たに3418人の新型コロナウイルス感染者が報告された。内訳は東京1308人、神奈川403人、埼玉328人など。東京で千人超は2日連続。神奈川で400人超となるのは1月28日以来。死者は千葉と東京、沖縄で各4人など計22人だった。
厚生労働省によると、重症者は前日から16人減って396人。
埼玉と兵庫、福岡で各1人、大阪で2人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》
【東京株式市場】
15日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。外国為替相場が円高ドル安で推移したことや、国内外での新型コロナウイルスの感染再拡大による経済活動への悪影響が懸念され、売りが膨らんだ。
終値は前日比329円40銭安の2万8279円09銭。東証株価指数(TOPIX)は23.55ポイント安の1939.61。出来高は約9億7117万株だった。《共同通信》
【大相撲名古屋場所】12日目
大相撲名古屋場所12日目(15日・ドルフィンズアリーナ)2人が全勝を守って首位並走は変わらなかった。横綱白鵬は力強く関脇御嶽海を寄り切り、綱とりの大関照ノ富士も新小結明生をきめ倒して自身初となる初日から12連勝とした。後続とは3差。
大関正代は隠岐の海を寄り切り、7勝目を挙げた。途中出場の関脇高安は霧馬山に寄り切られて7勝3敗2休となった。
無敗の2人に、3敗で平幕の玉鷲、琴ノ若が続く。十両は水戸龍が2敗で単独トップに立った。《共同通信》
【プロ野球】フレッシュ球宴
プロ野球の若手選手が出場するフレッシュオールスターゲームが15日、松山市の松山中央公園野球場で行われ、イースタン・リーグ選抜が3−1でウエスタン・リーグ選抜に競り勝った。通算成績はウエスタン選抜の29勝21敗6分けとなった。
昨季は新型コロナ感染拡大で中止になっており、2年ぶりの開催だった。MVPにはイースタン選抜の内山壮(ヤクルト)が選ばれた。
イースタン選抜は三回に内山壮のソロで先制し、八回に小川(ロッテ)の適時三塁打、九回に元山(ヤクルト)の適時内野安打で加点。ウエスタン選抜は八回に小野寺(阪神)の適時打で1点を返した。《共同通信》
【東京都議会】無免許事故の都議に辞職勧告へ
東京都議会の各会派代表者らが15日に会合を開き、4日投開票の都議選の選挙期間中に無免許運転で人身事故を起こし、事故を公表せず再選した木下富美子都議に対する辞職勧告決議案を提出する方針を決めた。都議選で木下氏を公認していた小池百合子知事系の「都民ファーストの会」も提出に同調し、23日の臨時会で可決の見通し。決議には法的拘束力はない。
木下氏は板橋区選挙区で都民ファから出馬し、定数5のうち3位で2回目の当選を果たした。無免許運転の発覚後に都民ファから除名処分を受け、今月6日に1人会派を結成している。《共同通信》
【菅義偉首相】成田空港を視察
菅義偉首相は15日、新型コロナウイルスの水際対策を確認するため、成田空港を視察した。東京五輪に参加する選手団の来日が本格化する中、一般客との接触を避ける動線確保の現状について説明を受けた。視察後、記者団に「水際対策の徹底は国民の命を守る政府の役割だ」と述べるとともに、対策の徹底を空港職員らに指示したと明らかにした。
首相は「大会関係者と一般の方のレーンは、はっきり分かれて管理されていた。検査で陽性が出た場合は隔離して対応する」と説明。16日から五輪・パラリンピック関係者の入国がピークを迎えると語り、万全の態勢で東京大会に臨む考えを強調した。《共同通信》
【ドイツ】豪雨で洪水42人死亡
ドイツ西部は14日から15日にかけて集中豪雨に見舞われ、複数の地域で洪水などの被害が発生した。地元メディアは15日、ラインラント・プファルツ州などで計42人が死亡したと報じ、同州高官は州内で50人以上が行方不明のもようだと明らかにした。
西部では河川が氾濫し、多数の家が浸水した。ラインラント・プファルツ州の川沿いの町シュルトでは複数の家が倒壊し、多数が行方不明になっているとみられる。隣接するノルトライン・ウェストファーレン州でも大規模な被害が発生し複数の死者が出た。
両州の消防当局は救助に全力を挙げているが、犠牲者が増える可能性もある。《共同通信》
