令和515日目
2020/09/26
この日のできごと(何の日)
【この日の菅義偉総理】
国連総会でビデオ演説
菅首相は26日朝(米東部時間25日夕)、ニューヨークで開かれている国連総会で、事前収録のビデオ映像による一般討論演説を行い、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けて全力を尽くすことを強調した。新型コロナウイルス対策で、治療薬の開発や、途上国支援を進めることも表明した。
首相が国際会議に参加するのは初めて。例年は首相が訪米して国連総会で演説するが、新型コロナの影響で、ビデオ演説による国連総会デビューとなった。
首相は演説で、拉致被害者の横田めぐみさんの父・滋さんらが死去したことに触れ、「最愛の子どもとの再会を果たすことなく旅立たれたご家族の思いを想像するだけで、胸を締め付けられる思いだ」と述べた。問題解決のため、条件をつけず、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会う用意があることを明らかにした。
新型コロナ対策では、「今回の危機も協力を深める契機としたい」と国際的な連帯を呼びかけた。途上国が利用できるよう治療薬やワクチンなどの特許権を国際的に管理する「特許権プール」構想などの日本の取り組みを紹介。医療・保健分野で1700億円超の対外支援をしていることをアピールした。
また、東京五輪・パラリンピックについて「来年の夏、人類が疫病に打ち勝った証しとして大会を開催する決意だ」と訴えた。《読売新聞》
福島県訪問
菅義偉首相は26日、首相就任後初の出張先として福島県を訪れ、東京電力福島第1原発、東日本大震災・原子力災害伝承館、福島県立ふたば未来学園を視察した。 福島第1原発では、高台で東京電力関係者から説明を受けながら、廃炉作業が進んでいる1~4号機について説明を受けた。その際、関係者から汚染水を多核種除去設備(ALPS)で処理した水のサンプルを手渡され、希釈すれば飲むことができるとの説明を受けた。首相は「飲めるの?」と聞き返していた。
その後、首相は災害を後世に伝えるための伝承館へ移動。20日にオープンしたばかりの施設には一般客もおり、新首相を一目見ようと1階エントランスに集まっていた。伝承館に到着した首相は、高村昇館長の出迎えを受け、展示物を見て回った。
最後に訪れたふたば未来学園では、代表生徒3人らと懇談した。首相は代表生徒によるプレゼンテーションを、時折、笑顔を浮かべながら真剣に聞き入っていた。記念写真撮影後、首相は生徒らとグータッチ。校舎を出ると、待ち構えていた他の生徒から大きな歓声が起こり、首相は満面の笑顔で応えていた。
全行程を終え、記者団の取材に応じた首相は「復興と廃炉の両立のために国が前面に出てしっかり取り組んでいきたい」と強調した。生徒との懇談については「復興再生を担う人材や世界のリーダーになるような人が生まれるんじゃないかな、という予感を持った。期待をしている」と述べた。《産経新聞》
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【COVID-19】国内新規感染643人
新型コロナウイルスの国内の感染者は26日、28都道府県と空港検疫で新たに643人確認された。東京都内の新規感染者は270人で、7日ぶりに1日当たりの感染者数が200人を上回った。80歳代の男性1人の死亡も判明し、都内の死者は累計400人となった。
都によると、26日に判明した検査結果は、検査数が今月最多の6546件にのぼった23日のものが中心だった。このため、陽性者が増えたとしている。入院患者は前日から26人増の1109人、重症患者は同1人減の29人だった。
大阪府では、新たに66人の感染が確認された。1日当たりの感染者数は15日連続で100人を下回った。重症者は30人で、すでに感染が確認されていた60歳代の女性が死亡した。
福岡県の新規感染者は6人で、10日続けて1桁で推移している。《読売新聞》
【J1】
明治安田J1第19節第1日(26日・ノエビアスタジアム神戸ほか=3試合)神戸が古橋の2ゴールなどで札幌に4―0で完勝し、三浦新監督の初陣を飾った。今季初の連勝で勝ち点26。名古屋は清水を3―1で下し、同33とした。横浜FCは浦和を2―0で破り、3試合ぶりの勝利。
27日に残り6試合が行われ、首位の川崎は湘南と対戦する。《共同通信》
【大相撲】
大相撲秋場所14日目(26日・両国国技館)初優勝を狙う関脇正代が大関朝乃山を豪快に押し倒し、12勝目を挙げて単独トップに立った。2敗で首位に並んでいた新入幕の翔猿は大関貴景勝にはたき込まれ、ともに11勝3敗。賜杯の行方は2敗の正代と1差の2人に絞られた。朝乃山は4敗目。
関脇御嶽海は平幕若隆景を下手投げで下し、勝ち越した。若隆景は阿武咲とともに4敗目。
◇
大相撲秋場所14日目の26日、十両は元幕内の千代の国(三重県出身、九重部屋)が13勝目を挙げ、2016年夏場所以来3度目の十両優勝を決めた。今場所が7場所ぶりの再十両だった。
幕下は東洋大出身の寺沢(新潟県出身、高砂部屋)、三段目は元幕内貴ノ岩のおい、埼玉栄高出身の北天海(モンゴル出身、尾上部屋)、序二段はモンゴル生まれで鳥取城北高出身の北青鵬(北海道出身、宮城野部屋)、序ノ口は久之虎(和歌山県出身、出羽海部屋)がいずれも13日目に7戦全勝で優勝を決めた。《共同通信》
【プロ野球・26日】
オ5―6日
日本ハムが逆転勝ち。1―4の九回1死満塁から代打清宮の3点二塁打で同点。十回は大田の適時三塁打で勝ち越し、鶴岡の適時打で加点した。オリックスはディクソンの乱調が響いて4連勝を逃した。九回1死満塁の逸機も痛かった。
ロ3―7ソ
ソフトバンクが連敗を5で止めた。二回に周東の2点適時打と川島の適時打で3点を先制。周東は三回にも2点適時打を放ち、3安打4打点の活躍だった。東浜は6回3失点で5勝目。ロッテは中村稔が6失点と誤算だった。
西5―1楽
西武は1―1の七回に源田の2点三塁打とスパンジェンバーグの適時打で3点を勝ち越し、八回に金子の適時打で加点した。ノリンは1回で降板したが救援陣がつなぎ、6番手の森脇が5勝目。楽天は救援陣が粘れず5連勝後に2連敗。
ヤ2―1神
ヤクルトは1―1の六回に村上の18号ソロで勝ち越した。スアレスは7回3安打1失点で無傷の4勝目。清水、石山とつなぎ逃げ切った。阪神は2番手の藤浪が勝ち越しを許し、打線は終盤の好機も生かせず3連敗を喫した。
広2―5D
DeNAが逆転勝ちした。1―2の四回に倉本の適時打と暴投で2点を奪い、五回はオースティンが一発。6回2失点の浜口が3連勝で昨季に並ぶ6勝目。三嶋は2桁セーブに達した。広島の森下は7回4失点で約2カ月ぶりの黒星。
巨2―3中
中日は五回に京田の2ランで先制し、同点の八回は木下拓のソロ本塁打で勝ち越した。救援の祖父江が今季初勝利でR・マルティネスは14セーブ目。七回に中島の2点打で追い付いた巨人は八回に大竹が打たれ、連勝は5で止まった。
【飛び込み・日本選手権】
飛び込みの日本選手権第2日は26日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子板飛び込みは11日に14歳になったばかりの玉井陸斗(JSS宝塚)が439.35点で制した。日本水連によると、男女を通じてこの種目の最年少優勝。1995年に勝った寺内健(ミキハウス)の14歳11カ月を塗り替えた。
玉井は昨年の日本選手権で、高飛び込みも史上最年少で頂点に立った。高飛び込みは27日に行われる。《共同通信》
【大阪市】都構想説明会
大阪市を廃止し、4特別区に再編する大阪都構想に関する市主催の住民説明会が26日、市中央公会堂(同市北区)など2会場で始まり、市民約800人が参加した。大阪市の松井一郎市長(大阪維新の会代表)は説明会終了後、「前回と比べて一定中身の理解は進んでいる雰囲気だ」と語った。
新型コロナウイルスの感染予防策で、回数や定員は前回(平成27年5月)住民投票時の説明会より抑えられている。松井氏は「制約の中で実施している。オンラインも駆使しながら、市民の疑問に丁寧に答えていきたい」とした。
大阪府の吉村洋文知事(維新代表代行)は「前回と異なり、冷静な立場での質問が多かった。この10年間の実績を市民が肌で感じ、都構想に対する理解は深まっているのでは」と話した。今後、説明会は10月4日までに計6会場で開催され、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも生中継される。《産経新聞》