令和516日目

2020/09/27

この日のできごと(何の日)

【ナゴルノ・カラバフ紛争】

南カフカス地方の旧ソ連構成国アゼルバイジャンとアルメニアの双方が領有を主張する紛争地アゼルバイジャン西部ナゴルノカラバフ自治州で27日、大規模な戦闘が発生した。民間人を含む複数の死傷者が出ているもよう。両国間では7月にも、同自治州から数百キロ離れたアゼルバイジャン北西部トブス地区で計10人以上が死亡する戦闘が発生しており、両国間の緊張が再び高まった形だ。

イタル・タス通信などによると、両国は「相手が先に攻撃をしてきた」と主張。互いに軍事施設への砲撃などを行った。ヘリコプターや戦車、無人機などの被害も確認されている。

アゼルバイジャンの友好国であるトルコは同国への支援を表明し、アルメニアを非難。一方、アルメニアの後ろ盾で、アゼルバイジャンにも影響力を持つロシアは双方に自制を求めた。欧州連合(EU)のミシェル大統領も即時停戦を要求した。

ナゴルノカラバフ自治州ではソ連末期、多数派のアルメニア系住民がアルメニアへの帰属変更を求めてアゼルバイジャンと対立し、両国で数万人が死亡する紛争に発展。ロシアの軍事支援を受けたアルメニア側が自治州の実効支配を確立した状態で1994年に停戦となった。停戦後も衝突が散発し、2016年4月には少なくとも計数十人が死亡する衝突が発生した。《産経新聞》

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【佳子内親王殿下】手話交えメッセージ

秋篠宮家の次女佳子さまは27日、秋篠宮御仮寓所(ごかぐうしょ)(東京都港区)で、ウェブ開催となった「第7回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」を視聴された。

この大会は例年、鳥取県で開催され、佳子さまは昨年までに5回出席されてきたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、収録済みの動画を配信する形式となった。大会にビデオメッセージを寄せられた佳子さまは「手話と聴覚障害に対する理解が一層深まることを願います」と手話を交えてあいさつ。高校生の手話パフォーマンスに、画面越しに拍手を送られていた。《読売新聞》

【COVID-19】国内感染新たに485人

国内では27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに485人確認された。死者は埼玉、石川、福井の各県で計3人だった。

新たに144人の感染が確認された東京都では、家庭内感染が22人、職場内感染が14人などで、感染経路を特定できない人は84人と6割弱を占めた。重症患者は前日と同じ29人だったが、入院患者は45人増えて1154人となった。

大阪府では48人の感染を確認。重症患者は前日と変わらず30人だった。《読売新聞》

【御嶽山噴火災害】発生から6年

58人が死亡、5人が行方不明になった2014年の御嶽山(長野、岐阜両県)の噴火から6年となった27日、麓の長野県王滝村で追悼式が開かれ、遺族らが噴火発生時刻の午前11時52分に合わせて約1分間黙とうした。慰霊碑の前では、花や千羽鶴を供え、静かに手を合わせた。

今年は新型コロナウイルス感染防止のため式の規模を縮小。遺族や不明者の家族ら65人が参加した。《共同通信》

【大相撲秋場所・千秋楽】正代関が初優勝

大相撲秋場所千秋楽(27日・両国国技館)関脇正代が新入幕の翔猿を逆転の突き落としで退け、13勝2敗で初優勝を果たすとともに場所後の大関昇進を確実にした。熊本県出身、東農大出身の優勝はともに初めて。翔猿は106年ぶりの新入幕優勝を逃し11勝4敗。

大関対決は貴景勝が押し倒しで制し12勝目、朝乃山は10勝5敗で終えた。関脇御嶽海は霧馬山に敗れ8勝7敗。前頭筆頭の隆の勝が10勝目を挙げた。

11月場所は新型コロナウイルスの影響で通常の福岡国際センターから国技館に会場が変更され、11月8日に開幕する。《共同通信》

大相撲秋場所千秋楽の27日、三賞選考委員会が開かれ、13勝2敗で初優勝した関脇正代が初の殊勲賞と、2場所連続6度目の敢闘賞を獲得した。

106年ぶりの新入幕優勝はならなかったが、11勝4敗で大活躍の翔猿は初の敢闘賞。三賞受賞が2人にとどまったのは2018年九州場所の貴景勝、阿武咲以来。

平幕で活躍した若隆景、阿武咲は11勝目の条件付きで敢闘賞、隆の勝は技能賞の候補にそれぞれ挙がったが落選した。《共同通信》

【飛び込み・日本選手権】玉井陸斗選手が2冠

飛び込みの日本選手権最終日は27日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子高飛び込みは14歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が高難度の技を次々と決めて528.80点の高得点を出し、史上最年少優勝を果たした前回に続いて2連覇した。

板飛び込みと合わせた男子2冠は2010年の坂井丞(ミキハウス)以来10年ぶり。大久保柊(昭和化学工業)が413.85点で2位、坂田慈央(茨城・取手二高)が401.00点で3位だった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第19節最終日(27日・ShonanBMWスタジアム平塚ほか=6試合)首位の川崎は小林のゴールで湘南を1―0で下し、7連勝で勝ち点53とした。2位のC大阪は仙台に3―2で競り勝ち、連敗を2で止めて同42。仙台は6連敗となった。

3位FC東京は鳥栖に0―3で完敗し、勝ち点38のまま。鹿島は大分に0―2で敗れ、連勝が7で止まった。横浜Mは柏に逆転勝ちして4連勝。G大阪は広島に勝った。《共同通信》

【プロ野球・27日】

ロ8―4ソ

ロッテが序盤に大量点を奪い、4カードぶりに3連戦に勝ち越した。一回に井上、福田秀の連続2点打で4点を先行。二回は井上の2点二塁打、福田秀の適時打で加点した。美馬が5回4失点で8勝目。ソフトバンクは二保が崩れた。

オ12―8日

オリックスが今季最多の20安打で、12得点を挙げた。同点の三回にモヤの3試合連発となる6号2ランなどで4点を勝ち越した。六回には大下の2点二塁打で突き放した。山崎福が六回途中6失点で4勝目。日本ハムは投手陣が崩れた。

西6―2楽

西武が快勝で3連勝を飾った。一回に外崎の適時打で1点を先制。二回にメヒアの2点二塁打、三回には金子の適時打などで2点を加えて序盤で主導権を握った。松本は7回2失点で4勝目。楽天は投打に精彩を欠いて3連敗を喫した。

ヤ3―9神

阪神が連敗を3で止めた。2―2の三回に小幡の適時内野安打で1点を勝ち越すと七回に原口の2点適時打などで5点を奪って突き放した。秋山が6回2失点で6勝目。ヤクルトは一回に逆転に成功したがリードを守れなかった。

巨5―1中

巨人は戸郷が7回無失点で8月27日以来の8勝目。打線は一回に松原の先制三塁打、坂本の内野ゴロで2点を先制。五回は岡本が、七回は丸が適時打を放つなど中軸が機能した。中日は一回無死一、二塁を逃し、流れをつかめなかった。

広1―3D

DeNAが接戦を制し、2年連続の広島戦勝ち越しを決めた。一回に梶谷が先頭打者本塁打を放ち、ソトの二塁打を足場に加点。低めの制球がさえた大貫は七回途中1失点で、新人だった昨季を上回る7勝目。広島は借金13に膨らんだ。

【公明党】山口那津男代表の7選を承認

公明党は27日、東京都内のホテルで党大会を開き、山口那津男代表(68)の7選を承認した。石井啓一幹事長代行(62)が幹事長、竹内譲元厚生労働副大臣(62)が政調会長に就く新執行部体制も決まった。山口氏は大会後の記者会見で、人事の狙いに関し「世代交代により党の活力を発揮し、次期衆院選に勝てる態勢を整える」と述べた。

来賓の菅義偉首相は「国民のために働く内閣をつくりたい。公明党の協力をお願いする」と要請した。

衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、「ポスト山口」と目される石井氏の幹事長登用で、世代交代を党内外にアピール。来夏の東京都議選準備を加速させる。《共同通信》

【河野太郎沖縄北方担当相】北方領土を視察

河野太郎沖縄北方担当相は27日、北海道根室市の納沙布岬から対岸にある北方領土・歯舞群島を視察した。担当相に就任後初めて。その後「若い世代に問題を認識してもらう必要がある」と記者団に述べ、ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)を活用した啓発を進める意向を表明した。

河野氏は祖父の河野一郎元農相、父の洋平元外相も領土交渉を担った経緯に触れ「ロシアとの平和条約交渉を進め、問題を早期に解決しなければいけない」と訴えた。

新型コロナウイルスの影響で中止されているビザなし交流の再開に向けて備える考えを示した上で「共同経済活動の準備もできるところは進める」と語った。《共同通信》

【竹内結子さん】死去

女優の竹内結子さん(40)が27日未明、東京都渋谷区の自宅マンションでぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。現場の状況から、警視庁は自殺を図ったとみている。

関係者によると、27日午前1時55分頃、竹内さんの夫で俳優の中林大樹さん(35)が、クローゼットの中で首をつった状態の竹内さんを発見し、119番した。遺書は見つかっていないという。

竹内さんは埼玉県出身。1999~2000年のNHK連続テレビ小説「あすか」でヒロインを演じ、注目を集めた。テレビドラマ「ランチの女王」「ストロベリーナイト」に出演したほか、映画「黄泉(よみ)がえり」「いま、会いにゆきます」「春の雪」で、いずれも日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。07年公開の主演作「サイドカーに犬」でも数々の映画賞に輝いた。

今年公開された映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」にも出演するなど、快活な女性から芯の通ったクールな女性まで幅広い役柄をこなした。

05年に歌舞伎俳優の中村獅童さんと結婚し、男児をもうけたが、08年に離婚。19年に中林さんと再婚し、今年1月に男児を出産していた。今月1日には公式インスタグラムを更新し、CMキャラクターを務めるインスタントラーメンのイベントに参加した様子を紹介していた。

所属事務所はホームページで竹内さんの死去を発表し、「あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております。詳しい状況は現在確認中です」などとした。《読売新聞》



9月27日 その日のできごと(何の日)