平成10808日目
2018/08/11
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】総裁選に意欲
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、地元の山口市で開かれた党集会で、9月の総裁選について「6年前に出た時の志はみじんも変わることはない。志を支える気力、体力が十分かを最終的に判断していきたい」と述べ、連続3選へ向けた立候補に意欲を表明した。憲法9条に自衛隊を明記する改憲の実現に関しても「大きな責任を持っている」と決意を強調した。
石破茂元幹事長は10日に出馬を正式表明しており、6年ぶりの選挙戦が一騎打ちで展開される見通し。憲法改正や地方創生、政治主導の在り方などが論点となりそうだ。《共同通信》
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【北朝鮮】日本人男性を拘束
日本人男性が北朝鮮で今月、現地当局に拘束されたことが分かった。日本政府は情報収集を進めるとともに、北京の大使館ルートなどを通じて早期釈放を呼び掛けている。複数の政府関係筋が11日、明らかにした。日本人拉致問題の解決に向け、金正恩朝鮮労働党委員長との首脳会談実現を目指す安倍晋三首相の戦略に影響を与える可能性もある。
関係筋によると、男性は30代。外国の旅行会社のツアーを利用して北朝鮮に入り、西部の港湾都市・南浦を訪れていたという。過去にも北朝鮮に渡航していたとの情報もある。北朝鮮では日本の元新聞記者が1999年にスパイ容疑で拘束され、約2年間抑留された。《共同通信》
【山陽道】岡山で多重事故、渋滞49キロ
お盆の帰省ラッシュが11日、ピークを迎えた。岡山県内では、高速道の山陽自動車道下り線で交通事故が重なった影響で、最大49キロの渋滞が発生。鉄道や空の便も家族連れらで終日混雑した。 事故が起きたのは午前6時10分ごろで、岡山市北区加茂の下り線で乗用車3台が次々と衝突した。西日本高速道路によると、ピークの午前11時20分ごろには酒津トンネル(倉敷市酒津)から和気インターチェンジ付近まで車列が延びた。午後3時すぎに解消されたという。岡山県警高速隊などによると、事故で20代と50代の男女4人が軽傷を負った。
渋滞の途中にある吉備サービスエリア(岡山市北区今岡)には、疲れ切った表情の家族連れらが立ち寄り、食事を取ったり体を伸ばしたりして休憩を取っていた。福山市の実家に向かっていた横浜市の会社員男性(54)は「この辺りでこんな渋滞に遭ったのは初めて。これからの予定もどうなるか分からない」と話していた。
交通機関は、東京方面からJR岡山駅に到着する新幹線下りの自由席乗車率が、新大阪発鹿児島中央行きみずほ601号(岡山着午前6時50分)で180%となったほか、170〜90%と混み合った。岡山桃太郎空港は東京発の全10便がほぼ満席だった。 Uターンは各交通機関とも15日がピークとなる見込み。《山陽新聞》
【群馬県防災ヘリ墜落事故】9人全員の死亡確認
群馬県の防災ヘリコプターが同県中之条町の山中に墜落した事故で、県は11日、防災航空隊員ら搭乗者9人全員の死亡を確認したと明らかにした。航空自衛隊のヘリが、機体の残骸周辺で10日に2人、11日に7人を収容した。現地入りした運輸安全委員会の航空事故調査官は「何らかの原因で高度が下がり、木と接触したとみられる」と説明。今後、原因究明に向け調査を本格化させる。
県警も実況見分。ヘリは消息を絶つ直前に急旋回しており、原因解明の焦点となりそうだ。運航委託先の東邦航空(東京)では、昨年墜落事故があったばかり。
搭乗していたのは防災航空隊員4人と吾妻広域消防本部の5人。《共同通信》
【自民党・石破茂元幹事長】首相の9条改憲案を批判
自民党総裁選への立候補を表明した石破茂元幹事長は11日、鳥取県米子市の国政報告会で、安倍晋三首相が訴える憲法9条への自衛隊明記案では自衛隊の権限や役割が変わらないとして「何も変わらない改憲をしてどうするのだ」と批判した。9条改憲より参院選「合区」の解消や緊急事態条項新設を優先すべきだと重ねて強調した。
先の国会で成立した参院定数を6増やす改正公選法はあくまで緊急避難的だとした上で「合区解消のための改憲を急ぐべきだ」と述べた。緊急事態条項については「いつ首都直下型地震や南海トラフ巨大地震が起こるか分からない」と訴えた。《共同通信》
【麻生太郎財務相】石破氏を痛烈に批判
麻生太郎財務相は11日、自民党の石破茂・元幹事長が「正直、公正」を掲げて党総裁選に立候補表明したことについて、「派閥をやめようと言ったのは誰だ。言っていることと、やっていることが違う」などと痛烈に批判した。
麻生氏は、福岡県北九州市内であった会合で、石破氏について「派閥を解消しますと言って無派閥の会をつくって、石破派に変えたんでしょ。言っていることと、やっていることが違うのはあんたじゃないかと、全員もれなくそう思ったと思いますね」と述べた。
また、岸田文雄政調会長が立候補を断念した際の記者会見にも触れ、「この間の辞退の仕方は何だい? 理解ができないよ。どうせ出ないならもっとかっこよく、きちんと説明しなきゃ」と指摘。岸田氏本人に、「『基本的に話にならん』と面と向かって言いましたよ」と話した。《朝日新聞》