平成4336日目

2000/11/21

【衆院】森内閣不信任決議案を否決

衆院は21日未明、本会議を再開、野党4党提出の森内閣不新任決議案を反対237票、賛成190票で否決した。自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓元政調会長が率いる加藤、山崎両派は計38人が欠席した。

不信任案賛成を明言しながら直前に欠席に転換した加藤、山崎両氏は採決後に敗北を宣言。自民党は同日午前の役員連絡会、総務会で加藤氏らの処分は行わない方針を確認した。《共同通信》

自民党の加藤紘一・元幹事長は21日未明、「国民の信頼を深く傷つけた」と陳謝した。今後、加藤氏に同調した加藤派議院20人とともに再起を図る構えだ。しかし、加藤氏の今回の一連の言動によって、総理・総裁の芽も事実上摘まれたとの見方が党内でささやかれ、加藤派が今回の混乱で壊滅的打撃を受けるのは避けられない。

21日昼に開かれた加藤派緊急総会には、池田行彦・元外相、古賀誠国会対策委員長、加藤派座長の堀内光雄・元通産相ら池田グループのメンバーの多くが姿を見せなかった。

加藤氏は総会でのあいさつの中で、「派の中で意見の相違があった。互いに元に戻れるようにしたい。ともすれば私が飛び出すことも多かったが、今後は1対1で皆と話し合い、エネルギーを高めていきたい」と述べ、派内融和に努める考えを強調した。《読売新聞》

国会で不信任決議案の否決を見届けた森首相は21日午前7時半、公邸で起床し、午前9時前に閣議出席のため国会に向かった。出発の際、記者団が「おはようございます」とあいさつすると、普段はむっつりして返事をしないことが多いのに、この日は珍しく「おはよう」と返答するなど上機嫌な様子で、秘書官と話しながら車に乗り込んだ。

国会に到着後、記者から感想を聞かれると、「まだ気が張り詰めている」。閣議前には扇建設相とにこやかな表情で話していた。《読売新聞》




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【政界談話室】

○・・・社民党の土井たか子党首は21日の代議士会で、内閣不信任案に対する自民党の加藤紘一氏の戦術ダウンについて「第一ラウンドの戦い済んで、永田町の野っ原、ススキが原に夕風が吹いている。やり切れない」と無念さを吐露。加藤氏の倒閣宣言を「勇気ある行動」と評価していただけに裏切られたとの思いが強いのか「期待したが落胆した。『名誉ある撤退』には憤りに変わった」と憤まんやるかたない様子。《共同通信》

【東京株式市場】

21日の東京株式市場は、米国株安に加え、内閣不信任決議案が否決されたことから日本の政治に対する失望感が外国人投資家を中心に広がって売りが先行、平均株価(225種)は前日比123円91銭安の1万4408円46銭で取引を終えた。平成11年3月以来、約1年8カ月ぶりの安値で4営業日連続の下落となった。

全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も、前日比13.03ポイント安の1357.93で引け、3営業日連続で年初来安値を記録した。出来高は約5億9800万株。《共同通信》

【中大・阿部慎之助捕手】巨人と仮契約

巨人ドラフト1位の阿部慎之助捕手(21)(中大)が21日、都内のホテルで球団と仮契約を結んだ。巨人のドラフト指名選手では仮契約第1号。阿部は「最高の評価をいただき、それにこたえられるように頑張るだけです」と力強く抱負を語った。

阿部の契約は、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1300万円(推定)と、新人選手としては最高限度額。使い道を聞かれると、「(お金は)すべて両親に任せてあります」と笑顔を見せた。《読売新聞》

【ペルー】フジモリ大統領を罷免

野党勢力主導のペルー国会(定数120)は21日午後10時半すぎ、約12時間にわたる与野党の論戦の後、「道義的に不適格」を理由に野党が提案していたフジモリ大統領罷免決議を賛成62、反対9、棄権9で可決した。与党議院の大部分29人は採決前に抗議のために退席した。

この罷免決議成立で、3期10年4か月にわたったフジモリ政権は、不名誉な形で終止符を打った。後任の大統領選出は22日に持ち越されたが、憲法上、継承順位1、2位の第一、第二副大統領が辞任しているため、継承順位3位のバレンティン・パニアグア国会議員(野党)の就任が確実な情勢。

フジモリ氏は現在、東京に滞在している。《読売新聞》

【この日の民主党】

鳩山代表が談話

衆議院本会議は21日午前3時50分、森内閣不信任案決議案を、民主党など野党の賛成190票、自民、公明、保守などの反対237票で否決した。民主党はこの結果を受け、鳩山代表名で談話を発表した。

2000年11月21日
森内閣不信任案否決を受けて(談話)
民主党代表 鳩山由紀夫

本日、野党四党が提出した森内閣不信任案が衆議院本会議で否決されました。

国民の大多数が森内閣の退陣を強く望み、内閣支持率は10%台という惨憺たる状況にあり、国民はすでに森内閣を実質不信任しています。にもかかわらず国会において不信任案が否決されたことは、国会が民意を反映する機能を失っていると言わざるをえません。

私たちはこの数日来の森内閣不信任に対する国民の期待感を考えるとき、不信任案が否決されてもこのことが森内閣の信任を意味せず、森内閣には前途がないことを確信しています。

同時に、国民が今日表明しているのは森内閣に対する不信任にとどまらず、自民党及び自民党的政治そのものに対する不信任の表明に他なりません。

長年にわたり政権の座にあった自民党は、いまや自浄作用を失い、自己崩壊を開始しています。私たちは、政治を変え、日本を変えるため、あくまでも森内閣の退陣と解散・総選挙を求め、自民党政治に終止符を打ち、民意を反映する民主党中心の政権を樹立することに全力を傾注します。 以上 《民主党ニュース》



11月21日 その日のできごと(何の日)