平成4336日目

2000/11/21

【ペルー】フジモリ大統領を罷免

野党勢力主導のペルー国会(定数120)は21日午後10時半すぎ、約12時間にわたる与野党の論戦の後、「道義的に不適格」を理由に野党が提案していたフジモリ大統領罷免決議を賛成62、反対9、棄権9で可決した。与党議院の大部分29人は採決前に抗議のために退席した。

この罷免決議成立で、3期10年4か月にわたったフジモリ政権は、不名誉な形で終止符を打った。後任の大統領選出は22日に持ち越されたが、憲法上、継承順位1、2位の第一、第二副大統領が辞任しているため、継承順位3位のバレンティン・パニアグア国会議員(野党)の就任が確実な情勢。

フジモリ氏は現在、東京に滞在している。《読売新聞》




【中大・阿部慎之助捕手】巨人と仮契約

巨人ドラフト1位の阿部慎之助捕手(21)(中大)が21日、都内のホテルで球団と仮契約を結んだ。巨人のドラフト指名選手では仮契約第1号。阿部は「最高の評価をいただき、それにこたえられるように頑張るだけです」と力強く抱負を語った。

阿部の契約は、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1300万円(推定)と、新人選手としては最高限度額。使い道を聞かれると、「(お金は)すべて両親に任せてあります」と笑顔を見せた。《読売新聞》

【衆院】森内閣不信任決議案を否決

衆院は21日未明、本会議を再開、野党4党提出の森内閣不新任決議案を反対237票、賛成190票で否決した。自民党の加藤紘一元幹事長、山崎拓元政調会長が率いる加藤、山崎両派は計38人が欠席した。

不信任案賛成を明言しながら直前に欠席に転換した加藤、山崎両氏は採決後に敗北を宣言。自民党は同日午前の役員連絡会、総務会で加藤氏らの処分は行わない方針を確認した。《共同通信》

【自民党・加藤紘一元幹事長】会見で陳謝

自民党の加藤紘一・元幹事長は21日未明、「国民の信頼を深く傷つけた」と陳謝した。今後、加藤氏に同調した加藤派議院20人とともに再起を図る構えだ。しかし、加藤氏の今回の一連の言動によって、総理・総裁の芽も事実上摘まれたとの見方が党内でささやかれ、加藤派が今回の混乱で壊滅的打撃を受けるのは避けられない。

21日昼に開かれた加藤派緊急総会には、池田行彦・元外相、古賀誠国会対策委員長、加藤派座長の堀内光雄・元通産相ら池田グループのメンバーの多くが姿を見せなかった。

加藤氏は総会でのあいさつの中で、「派の中で意見の相違があった。互いに元に戻れるようにしたい。ともすれば私が飛び出すことも多かったが、今後は1対1で皆と話し合い、エネルギーを高めていきたい」と述べ、派内融和に努める考えを強調した。《読売新聞》

【森喜朗首相】上機嫌で「おはよう」

国会で不信任決議案の否決を見届けた森首相は21日午前7時半、公邸で起床し、午前9時前に閣議出席のため国会に向かった。出発の際、記者団が「おはようございます」とあいさつすると、普段はむっつりして返事をしないことが多いのに、この日は珍しく「おはよう」と返答するなど上機嫌な様子で、秘書官と話しながら車に乗り込んだ。

国会に到着後、記者から感想を聞かれると、「まだ気が張り詰めている」。閣議前には扇建設相とにこやかな表情で話していた。《読売新聞》

11月21日/のできごと