平成4339日目

2000/11/24

【保守党・松浪健四郎衆院議員】おわび行脚

衆院本会議での森内閣不信任決議案への反対討論中、野党のやじに怒って演壇からコップの水をまいた保守党の松浪健四郎衆院議員(54)が24日、衆院議員会館内の全事務所を3時間以上かけて回り、今回の不祥事を謝罪した。

松浪氏は「会期末の大事な時期におろかだった。反省の気持ちを全議員に伝えたい」と話しており、この日の“おわび行脚”となったが、自民党橋本派幹部の一人からは「昔と違い、今は国会の不祥事が全世界に流れる。しかも威厳のある本会議場が舞台なだけに、厳しい処分を覚悟しなさい」と厳しい一言。

さらに22歳年下の民主党の水島広子衆院議員(32)からは「大人がキレらたいけません」と、水島氏の著書「親子不全『キレない』子供の育て方」を贈られ、「ぜひ読ませてもらいます」と神妙に頭を下げる場面もあった。松浪氏は綿貫衆院議長にも謝罪文を提出した。懲罰の内容は28日の衆院本会議で正式決定される。《読売新聞》



【森喜朗首相】中韓首脳と会談

森喜朗首相は24日午前、シンガポールのホテルで朱鎔基中国首相、金大中韓国大統領と朝食を挟みながら会談し、昨年初めて実現した3カ国首脳会談は北東アジアや世界の平和と安定に寄与すると意義付けた上で、年一回に定例化することで合意した。《共同通信》

【共産党】志位和夫氏を新委員長に選出

静岡県熱海市で開かれていた第22回共産党大会は24日午後、3年間空白だった議長に不破哲三委員長(70)、新委員長に志位和夫書記局長(46)を選出し閉会した。新書記長には市田忠義選対局長(57)を抜擢した。《共同通信》

この日の民主党

共産党新執行部人事にコメント発表

民主党の菅直人幹事長は24日、日本共産党が党大会で不破哲三議長、志位和夫委員長などの新執行部人事を決めたことについて、「共産党とは臨時国会において、森連立内閣に対抗する野党勢力として、ほぼ全課題において共闘を展開し大きな成果をあげた。新役員体制のもとでも、共通課題についての共闘をすすめていくことを確認したい」とのコメントを発表した。

コメントではまた共産党が規約改正などを行ったことを評価し、「綱領問題をはじめ多くの議論が今後とも行われるであろうことについて、見守っていきたい」としている。

「野中発言は国民を愚弄している」菅幹事長が会見で批判

民主党の菅直人幹事長は24日の定例記者会見で、内閣不信任決議案をめぐり緊迫した1週間を振り返り、「与党からの造反によっては可決の可能性があると見ていたが、できなかったのは極めて残念」と述べ、「野党としては190名の賛同者をきちんとまとめることができた」と野党の結束ぶりを強調した。

また、自民党の野中幹事長が「不信任案を否決したのは、森総理を信任したわけではない」と発言していることについて、「国民を愚弄する極めて許しがたい発言」「与党内で賛成にまわろうとする人たちを、あらゆる手を使って抑えこみ、実際に否決しておきながら、発せられたこの言葉。いったい何を考えているのか」と不快感をあらわにした。

その上で、菅幹事長は「野中氏のこの発言を、次の総理がどうなるかは自分の一言でどうにでもなると誇示しているものと受けとめる」と分析。さらに、「NHKの日曜討論に与野党幹事長が出演する。不信任案の否決はどういう意味をもつか、国民の前で議論したい」と述べ、番組への野中幹事長の出席を求めた。《民主党ニュース》



11月24日のできごと